会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

原発はいる? いらない?

2014-03-13 18:28:55 | 時事
2014年3月13日(木)曇 5.0℃~-0.3℃

 3.11が過ぎると東日本大震災と原発の新聞記事、ラジオ・テレビ等の報道は急に少なくなった。11日のテレビ番組は、特集を組み、被災地などからと局からの報道がなされた。
民間放送局の報道も独自の報道をしていた。国民の関心も高まったように見えるが、距離感や温度差はないだろうか。
NHKだけみても次のよう番組があった。
4:30「おはよう日本」で東日本大震災から3年絆はどこへ?格差拡大「復興」の意味を問う、8:15「あさイチ」、10:15「くらし解説」、11:00「被災地の3年・ひるなび」、14:00「情報まるごと」で被災地の祈りと願い・政府主催追悼式中継、18:00「はまなかあいづ」各地で追悼、19:00「ニュース 東日本大震災から3年△中継・原発避難の街 △止まらない人口流出 △日本はどう変わった △終わらない関連死、 20:00「NHKスペシャル」〝あの日”生まれた命 津波の中の出産ドラマなど 21:00「ニュースウオッチ」地域の未来どう描く震災から3年経って・・・など 22:00~23:20「特集ドラマ 生きたい 助けたい」△東日本大震災の只中助けたいという思いの連鎖が奇跡を生んだ。

 
8日「原発と人間」市民フォーラムの続き
 
 「原発と人間」市民フォーラムでは基調講演の後、パネルディスカッションで二人の講師と地元の医師、住職、農民詩人の方々から有意義な話を聞いた。休憩し1階で第1分科会と2階で第2分科会に分かれ、「どうする!自然・いのち・くらし」「今、わたしたちは何をするべきだろう」という大きな課題を掲げて分科会でワークショップ形式で話し合いをした。
 第2分科会に参加した。約80名(中学生から81歳の高齢者まで男女半々)が1グループ7名~8名に分かれ、「福島の今を生きる」私たちが生の声を出し合い、お互いの意見や行動を通して、これからの自分がどう生きるか、新しい発想の中で人々が出会い、お互い手を携えて明日の風景を創っていくために活発な議論をした。



「当分原発もあっていいのではないか」「自然エネルギーを」「原発の放射能の危険は?」「除染は進んでいるか」「情報が真実を伝えているか」「原発の被災について距離感、温度差がある」「政治家や有識者といわれる人は地方紙を読んでいるのか」・・・・・など。結論は出さないが、この「原発と人間」のフォーラムに参加したことが自分なりの行動である。

 3.11 NHKのインタビューに前アメリカ合衆国原子力規制委員長 グレコリーヤッコ氏が次のように語っていた。
 「・・・原発の事故は完全に防ぐことはできない。再開には世論の支持がなければできない。国民に丁寧な説明が必要である・・・」
 
 電力大消費地の東京都知事選では原発問題が最大の争点にならなかったが世論調査でも原発再開の賛成は少ない。
それなのに安倍首相は「原発がベースロード電源」として原発再開と国会でも答弁している。核燃料などの最終処理も決まっていない。事故が起きたら日本は無くなってしまうほどの危機感が欠乏している。原発再開には反対したい。廃炉、原発に代わるエネルギーへの研究・技術開発などに大幅な予算をつけて政治をしてほしい。