会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

會津乱世日記 その1

2014-03-06 18:41:24 | 地域情報
2014年3月6日(木)雪 1.3℃~-3.4℃

 暦の上では啓蟄。冬ごもりの虫が地中からはい出るころで暖かい春がやって来るはずだが、昨夜から暴風が吹き荒れ気温も下がり雪が降ってきた。
植木の雪囲いを外さなくてよかった。会津の春はもう少し先になりそうだ。


今日、福島県立博物館で「会津史談会公開講座 講演『會津乱世日記について』が開催された。
講師は松崎 建さん(会津若松市出身、さいたま市在住)で、第12回会津史談会賞受賞者。会津高校時代の同級生であり、受賞作品「會津乱世日記」をもらっていたので聴講した。
「會津乱世日記」は松崎さんの祖先で薬種問屋を営んでいた町人松崎平右衛門矩綱による記録文書を元にしている。1868年(慶応4年)8月22日戊辰戦争から明治3年2月までの戦後の状況を記述している。
新政府軍来襲時の混乱、籠城、戦時の城下や近隣の村の様子、略奪の状況、戦後の施策と復興事業、貨幣価値の変動などが庶民の目線でありのまま記録されている。このような古文書はあまり類がなく貴重な史料である。
 松崎 建さんが蔵に眠っていた古文書を現代文に直し、世に出してくれたことで戊辰戦争や戦後のようすを新たな視線でみることができた。
 講演内容は整理しながらアップしたいと思います。