会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

情報化社会と高齢者

2013-12-08 18:03:51 | パソコン
2013年12月8日(日)曇 4.1℃~1.2℃

 昨日会津若松市内でも昼間少しみぞれが降ったが積もることなくほっとした。外気は冷たかったがアスパラガス、茎たち、雪下キャベツなどに追肥をした。春においしい野菜が収穫できるのが楽しみである。
外仕事を終えゆっくりと今日の福島民報を読んだ。『外部のデーターセンターに住民情報を保管、ネットワークを通じて利用する「自治体クラウド」を今年四月時点で導入、または導入予定・検討中の市町村が全国の37.9%に上がることが7日、総務省の調査でわかった。(中略)庁内に大型コンピューターを設置する必要がないため経費が節減でき、災害時のデーター消失を防ぐことが期待できる。・・・』



 この記事の内容は昨日受講した「メディア活用塾」と深い関係があって興味を引いた。総務省はICTリテラシーやメディアリテラシーを推進しいている。例えば、高齢者にタブレットを配り行政の情報を配信する試みをしている市町村もある。多くの高齢者は十分に使いこなすことができていない。私自身もワンセグテレビ、テレビ電話などのついている携帯電話を持っている。また、アンドロイドの大型タブレットも持っている。しかし活用はほとんどしていない。今後、ソーシャルメディアリテラシーが普及して来ると情報発信や情報の取捨選択が難しくなってくる。高齢者の中には情報化社会で取り残されてくる人々が出て来るだろう。行政の対応が大事になる。
 
 


メディア活用塾

2013-12-07 17:16:34 | パソコン
2013年12月7日(土)大雪 曇 4.8℃~1.8℃

12月になって寒さも厳しくなり会津は雪マークがずーと続いいている。今日は暦の上で「大雪」だがまだ降らない。何時降雪してもいいように備えをしているができればもう少し降らないでほしい。午前中は少し残っていた葉大根をおろぬいた。午後は会津若松生涯学習センター主催:平成25年度 會津稽古堂 市民講座 「メディア活用塾」を受講した。

 この塾のねらいは『情報があふれるようなった現代社会において、テレビ・新聞等の今まで存在してきたメディアとインターネット等近年大きくなった特性・違いを理解し、活用することで、自ら求める情報を探し、取捨選択する重要性を知り、一つの事象を多面的に観ることの重要性を学ぶ。
 また、ICTについての理解を深めることでSNSはじめとする情報サービスを正しく、有効に活用できるための知識取得の場を提供する』
講師:会津大学コンピュータ理工学部文化研究センター上級准教授 清野 正哉 氏
内容:ICTリテラシー・メディアリテラシーとは。 日常生活におけるICTリテラシー・メディアリテラシーの活用法。 災害時・緊急時における正しい情報収集 
 これを今回と来週とで学ぶ。受講者は9名。

ICTリテラシーについては下記のように学んだのである程度知っていたが、メディアリテラシーについてはよくわからなかったので今回の講義は有意義であった。ブログにアップしたが言葉が分からない方も多いと思いますので資料から少し引用します。

 リテラシー(Iiteracy)とは:一般的には、読み書き能力というが、これを基本に、前提となる事実等から必要な情報を取り出し、それをもとに活用する能力やその応用力をいう。

 メディアリテラシーとは:放送番組やインターネット等各種メディアを主体的に読み解く能力や、メディアの特性を理解する能力、新たに普及するICT機器にアクセスし活用する能力、メディアを通じコミュニケーションを創造する能力等をいう。
 

 

≪ICTリテラシー ≫
 総務省は24年度末に「ICTスマートコミュニケーション・プロジェクト」~ipadを使ってICTリテラシーを高めようの事業を実施した。諸般の事情から豊齢研ITサロン会津に協力要請があり参加した。この事業は、近年インターネットや携帯電話の利用が急速に拡大し、ICT(情報通信技術)は、あらゆる領域で活用される万能な道具として私たちの暮らしに無くてはならない存在になっています。一方、ICTの特性を知らないまま間違った使い方をすれば、自ら加害者になったり、ネット詐欺やいじめなど、思わぬ被害やトラブルに巻き込まれる場合があります。つまり、ICTという道具の特性をきちんと理解した上で、安全・安心に使うことがないよりも大切で、ICTを使いこなすことによって、私たちの生活は一層豊かになります。“子どもからお年寄りまで、日常生活を営む上での基礎知識・技能として、ICTリテラシーを学ぶことをコンセプトに、実践的な環境下における育成支援活動に取り組みます。有益かつ、安全安心なインタ-ネット利用を促進するため、図書館・公民館・児童館等の公共施設において、子どもや高齢者でも使いやすい情報端末(タブレット)を配置し活用が始まっている。私たち高齢者もタブレットを使いこなして豊かな生活を送りましょう。

足首回し運動

2013-12-06 17:52:12 | 健康
2013年12月6日(金)雨 7.8℃~2.5℃

 最近インターナショナルスイミングの腰痛コースでは水中運動に加えてゴルフボールを使って足の甲と裏をマッサージする行為が加わった。 足は第二の心臓といわれている。マッサージをすると血行がよくなり、腰痛の改善に役立つという。足裏は飛行機などでエコノミック症候群にならないように妻のストッキングにゴルフボールを入れてごろごろとやったことがあるが、足の甲はしたことがなかった。実際やってみると少し痛いが体が温まり血行が良くなったことを実感する。
 
 また、ストレッチの一つとして足首回しも実施している。柔道整復師 岩間良充氏はその著書「足首を回すだけで九割の痛みは治る」で足首は全身を支える重要な部位で、足首がゆがめば膝、骨盤、背骨、頸椎もゆがむと述べている。また同書では、足首を毎日五分間クルクルと回すだけで、ゆがみや痛みが消え、姿勢が正しく保たれるようになると紹介している。全身の骨がしかるべき部位に収まり、痛みが改善されるというわけだ。さらに肩こりが軽くなる、歩くのが楽になる、冷え性やむくみが解消する、X脚やO脚が改善される、内臓の働きが良くなる、免疫力がアップするなどメリットもあるという。

 5分間が長過ぎるという人は、小分けしてもいい。近年の研究では運動は続けて行わなくても、何回かに分ければほぼ同じ効果が得られることがわかってきた。何事もノルマになっては長続きしない。腰痛コースのコーチはテレビでも見ながら、「ついでに」といった気持ちで一日数回足首回しをして欲しいという。足の指の間に手の指を入れて足首回しをするとより効果的である。皆さんも試してみてください。
 




腰痛には負荷をかけた運動

2013-12-04 23:07:06 | 健康
2013年12月4日(水)晴 6.4℃~2.0℃

雪降る前にしなくてはならないことがまだまだある。雪国に生活する人間にとっては当たり前のことであるが、高齢になると若かったころのように体が動かない。できたはずと思うことができない。無理すると足腰が痛み何もできない。イライラがつのる。どうしようもない現実。
  
 腰痛に苦しみ医院に行くと手術しかありませんといわれるが、何度もアップしたように会津若松の大病院で手術した長兄は7回も手術した結果が車イスの生活である。この事実を前にしてどんなに辛くても手術は回避している。

 湿布や注射は一時的には即効性があり痛みを和らげてくれる。しかしまたすぐ痛みが生じる。結局は手術かと思うが自分自身で腹筋や背筋をつけることも大事だと思いスイミングスクールの腰痛コースへ通っている。少し負荷のかっかった運動もあるが効果はある。
高齢になっても体の各部位を動かし筋肉をつけることは腰痛克服と同時に寝たきりにならない一つの方法である。
 





遊字 を 学ぶ

2013-12-03 19:38:08 | Weblog
2013年12月3日(火)曇 9.4℃~2.1℃

雪降る前の忙しさの日々を送っているが、ふと立ち止まってカルチャーの世界に身をおくのもいいですね。

 11月にも親しくしていただいている呉服商としの坊の主人から〝としの坊 歳時記 かわらばん VOL57”が届いた。その中に自由気ままに字を書くことをしてみませんかという誘いがあった。

 今までも着物着付け、吊るし雛つくりなどのカルチャーが開かれてきたが参加しなかった。今回は、まだはっきりした分野は決まっていないのか?書道とか華道・茶道などということはいえない。あえて言えば〝遊字”という分野でしょう。静かなブームが広がっている。
 好奇心旺盛な小生はこの機会を見逃すはずがありません。早速参加申し込みをしました。小筆、墨、下敷き、文鎮などは一切持参せず用意されていた。
 
 講師は郡山市在住の若き書家増井哲平氏。作品を見せてもらったが自由奔放な字に見えた。でもよく作品をみるといい加減に筆を運んでいるわけではないことがわかる。濃淡、かすれ、筆運びなどはイメージによって表現されている。『遊字=絵手紙にも合い、文字だけでも楽しめる「字」を指す造語」というのだろうか。』
 片岡鶴太郎氏の「大人の墨遊び」の世界にも似ている。これは「遊書」といっていいだろうか。
 「遊書」は文字の持っている意味合いを、透明感あふれる墨色、躍動感ある筆運びで、美しくわかりやすく表現する初めての方から楽しめる「新しい考え方の書道」です。書き方は独特!従来の書道とは全く異なる。

 実際に筆2本(濃い墨と薄墨用)で字を書いてみる。全くの初心者なのでどうしてよいか分からない。書道でも絵手紙でも筆の持ち方、運び方などの練習からはじまった。横線・縦線を書くがはね、とめ、はらいなど筆の運びが書道とは全く違っていた。等間隔や真ん中の筆運びはダメ。何度やってもお習字の感覚が残っていて「遊字」のかすれ、ゆがみ、にじみなどできず苦労した。約1時間半の時間はあっとういう間だったがとっても楽しかった。来週はもう少し習字からぬけだして遊字をかいてみたい。


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雪降る(消費税上がる)前に 車庫と水道

2013-12-02 18:21:58 | Weblog
2013年12月2日(月)曇 5.5℃~0.2℃

一日一日と寒さが深まって間もなく雪が降り会津は白銀の世界になるだろう。
雪降る前にしなくてはならないことはたくさんあった。越冬野菜の確保、草花、鉢物 樹木などの雪囲いは妻と共に何日もかけてほぼ終えることができてよかった。
 自分たちではできないことが二つ残っていたので業者に依頼した。

 その一つは車庫の廃棄と新設である。今冬2月の大雪でパイプ車庫が半倒壊した。パイプ車庫は上下の力には強いが、横からの力には弱い。
こまめに車庫の積もった雪は片づけておかなくてはならないのに、明日でもよいだろうと油断した日に事故が起きてしまった。幸い車庫内の車や外の車には被害がなくほっとした。自家用車は十数年乗っているがバブル期の車なので内装など気に入っている。このまま乗りつぶすつもりなので車庫を新設した。屋根のあるところの車は痛みが少ない。




 もう一つは水道である。我が家の飲料水は地下水を利用している。夏は冷たく冬は温かい。特に猛暑の時の地下水は甘露甘露である。今冬2月の渇水期に二週間以上地下水がでなくなった。向かいの息子の家は水道水なのでポリバケツやポリタンクで運び生活した。風呂はあちこちの日帰り温泉を利用した。これは楽し方かった。
 周辺の高架橋・道路・大型店などの融雪で会津若松市の地下水の水位は年々低下しているという。また同じようなことが起きる可能性が高いので市の水道を配管することにした。下水道工事の時水道管を屋敷内に引いておいたので我が家だけの工事で済んだ。
洗濯機と風呂場は取水口より遠いので地面のコンクリートを壊す大工事になるのでとりあえずトイレと台所に配管した。




 我が家では水道水と地下水を両方使うことになり、下水道料金は水道水分と地下水分が徴収される。
 雪降る前に水で苦労しなくて生活できることになったのでほっとしている。(消費税の上がる前・・・・・・)


 
 



『天下無敵の食談義 ~酒に謎あり』

2013-12-01 20:52:59 | 地域情報
2013年12月1日(日)曇・晴 8.0℃~2.0℃

発酵学、食文化第一人者で東京農大名誉教授の小野武夫さん(小野町出身)が塾長を務める連続講演会「移動塾 天下無敵の食談義」が昨年福島市で第一回が開催された。第二回は昨日、会津若松市のルネッサンス中の島で開かれた。定員200名だったが約230人が参加し満席。


「酒に謎あり」と題し、縄文時代から始まったとされる酒造りの歴史と謎について語った。
 縄文時代にはまだコメづくりはありませんので(晩期にはありましたが)、
 このころは果実などを大量に蒸して発酵させてお酒をつくっていました。
有名な三内丸山遺跡ではサルナシ・クワ・キイチゴなどを発酵させた果実酒が作られていたようです。

コメに唾液をくわえる「口がみ」の方式がとられるようになったのは弥生時代からです。
加熱した穀物を口でよく噛み、唾液の酵素(ジアスターゼ)で糖化、野生酵母によって発酵させる「口噛み」という、
最も原始的な方法を用いていました。酒を造ることを「醸す」といいますが、この語源は「噛む」によるといわれています。
この「口噛み」の酒は『大隅国風土記』等に明記されています。
「口噛み」の作業を行うのは巫女に限られており、酒造りの仕事の原点は女性からであるということが伺えます。
 昭和30年代まで沖縄県石垣島で伝えれていた、唾液中のでんぷん分解酵素を利用して醸造する「口噛み酒」の話では、ユーモアな解説を交え、会場の笑いを誘った。

 平安時代に造られていた十三種類の酒の中に、麦芽を使った技術が取りいれられていたことを紹介。西洋の醸造法と似ており、今でも解明されていない酒造りの「謎」とした。
また、夏場にも酒を造っていた。」これは甘酒で京都大原の氷室から氷を取り寄せオンザロックで飲んだなどの話もおもしろかった。

 江戸時代になると灘(現西宮周辺)で水車を使って精米する技術が発達し、大量の酒が醸造され江戸の運ばれた。当時の江戸庶民は約123万人なのに酒は約150万樽だったという。(少しあやふやです)江戸の人々は大酒のみだったのか?酒が割水されて度数が低かったのか?これも酒の「謎」

 この他 江戸時代に4種類の醤油があった。(原料が穀物、魚、鴨肉、野菜を発酵)
 また、井原西鶴「好色一代男」の主人公与之助が花魁を身請けし女房とするが早死にした。悲しんだ与之助は火葬にしてその灰を酒に入れて毎晩飲んだということなど面白おかしく話され会場の笑いを誘った。さすがに話がうまい。

 この移動塾は、多様な食文化を紹介し、東日本大震災と東京電力福島原発事故からの復興に向かう県民に元気を与えたいーと小泉さんが発案した。第三回は、来年2月8日にいわき市の東日本国際大で開催する。