会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

暖冬は本当?

2015-12-20 17:15:25 | 料理と酒
2015年12月20日(日)晴 8.1℃~2.2℃
「エルニーニョ現象の影響」

 昨年は12月17日の夜から雪が降り出し、18日には大雪となり毎日雪片付けだった。
気象庁の発表では、今年の冬は暖冬傾向だという。エルニーニョ現象が起きた時の冬の気候は、東日本や西日本で日照時間が少なくなり、降水量が多めになる傾向があるという。
 降水量には雨だけでなく雪も含まれる。例えば、昨年二月、東北、関東地方を襲った豪雪は、冬型の気圧配置が緩んだ時に現れやすい南岸低気圧の影響を受けた。
 あの時の豪雪で、雪に慣れていない地域はパニックになった。交通障害、電線への着雪による停電、ビニールハウスや車庫の倒壊、雪かきでのけがなど、さまざまな被害が報告された。



 今年は豪雪かと予想して例年より早く樹木の雪囲い、鉢物を小屋へ、白菜、大根、ネギなど冬野菜の確保等をした。今までは予想がはずれて降雪がなく凌ぎやすい。それでも、暖冬になると南岸低気圧の発生が指摘されているので安心はできない。
 
 小屋の中に取り込んだ植物は、まだまだ休眠状態にならず花を咲かせている。正月に飾る盆栽の梅の蕾が赤く膨らんできた。ヒーターの温度を低めにして開花時期を調整し、元旦に開花させたい。




健康管理

2015-12-19 18:22:55 | 健康
2015年12月19日(土)曇 6.3℃~0.5℃
「老後・心身の冬支度」

 12月も10日余りとなり、いろいろなまとめの時期である。今年もいくつかの講座に参加し楽しく学んできた。
 先日大戸公民館主催の「生きがい講座」の閉講式があった。今年最後の講座。

 5月13日 第1回 開校式・講演「カナダと会津を結ぶ~国際理解について学ぶ」
 6月11日 第2回 「物づくり体験講座」◇カリントウ饅頭つくり
 7月16日 第3回 「移動学習」◇大人の社会見学 鶴ヶ城・茶室麟閣 県立博物館 道の駅あいづ湯川・坂下
 8月19日 第4回 「健康講座」◇ピアノのリズムでヨーガと唱歌の生き生き講座
 9月10日 第5回 「物づくり体験講座」◇ハーブ苔玉づくり
10月 8日 第6回 「歴史講座」◇白虎隊士「山川健次郎」と妹「山川捨松」の生涯
11月12日 第7回 「生き生き映画」◇昔なつかしい映画をみんなで「おしん」
12月10日 第8回 「閉校式」◇心身の冬支度

 受講生34名が毎回真面目に参加していたが小生は不真面目で半分の参加。おおいに反省している。



 閉校式は第3地域包括支援センター職員の講話と実技。

 講義の主な内容は
 ≪老後とは:心のなかに楽しさを満たして生きる時期≫
 老後を楽しむために「のんびりしたい」に潜む危険なワナにはまらない。
 1.当たり前のことを「面白がる」クセをつける。ー加齢とともに心の柔軟性がなくなる。
 2.「ささやかな喜び」を大切にする。
 3.とことん自分を好きになる。-自分をほめましょう。
 4.1日1発見の訓練をしておく。
 5.生きているだけで丸もうけの精神で暮らす。
   ○人と会って  ○人と遊んで  ○人と楽しむ  ○人と笑う。

 講師の軽快なトークで大笑いしながら講話を聴いた。笑うことは健康に一番いいといいう。
 講話の後 若い職員の指導で健康ストレッチをした。
 最後に、会食して解散した。
 



会津若松へ

2015-12-18 17:56:28 | 旅行
2015年12月18日(金)晴 5.2℃~1.3℃
「2泊3日の旅行を終えて」

 旅行3日目(11月21日 土)香嵐渓⇒福島県郡山市⇒会津若松市へ
 予定より遅れて午後12時45分 香嵐渓の駐車場を出る。お茶と弁当をもらい遅い昼食を車内でとった。
 東名高速道から中央高速道へ。晴れていた天気も曇って外の景色もあまり見えなくなってきた。ガイドさんも説明することもないのでだんまり。
車内は静かに昼寝ムード。



 しばらく過ぎて駒ヶ岳SAでトイレ休憩。まだまだお土産を買っている人もいた。 その後はまた車内は静かになっていつの間にか東北自動車道を走っていた。(眠ったのだろう首都高速は通らず圏央道を通ったのかどうか覚えていない)
福島県郡山駅に午後8時40分着。バス走行距離:約640km。 バスを降りて磐越西線で会津若松駅へ。予定では午後8時30分に到着するので午後8時48分発に乗車しているはずだった。駅前広場のイルミネーションを眺め、構内に入りレストランで夕食。



午後9時55分発喜多方駅行きに乗車。郡山駅と喜久田駅の踏切故障で10分遅れで発車。午後11時15分着。タクシーで家に着いたのは午後11時30分。万歩計:10,144歩。 長い旅行のブログを読んでくださったみなさんありがとうございました。

旅は自分だけしているわけはありません。今まで国外・海外旅行を夫婦で少ししました。高齢になるとトランクに荷物を入れ、パスポートを無くさないようになど気苦労と体力的な衰えで今年持ち合わせのドルを円に換えました。海外旅行はやめたということです。
その代わり最低年に1回は夫婦で国内旅行しています。

 欲張りですが、一人旅はまだまだ続けたいと思っています。当然 妻の了解は得ていますよ。

「<旅は私にとって精神の若返りの泉である>。アンデルセンは言い残した。旅は心に若さを取り戻す最短ルートかもしれない。”あぶくま抄”より」




香嵐渓

2015-12-18 17:54:01 | 旅行
2015年12月17日(木)曇 5.5℃~2.8℃
「東海道随一の紅葉の名所」

 旅行3日目(11月21日 土)名古屋城⇒愛知県豊田市足助町香嵐渓へ午前11時

 あわただしく短時間の名古屋城見学を終え、東海道随一といわれる紅葉の名所香嵐渓へ移動。土曜日だったので駐車場へ入るまで渋滞。ようやく駐車場に入りガイドから香嵐渓マップをもらう。バスは一旦この駐車場から離れた場所に移動し、改めてこの駐車場に迎に来る。そのため、香嵐渓の紅葉見学は70分。マップを片手に巴川にかかる待月橋まで歩く。

 その橋まで進むのに直線で約100m、右折して約200m。道幅5~6mの左右に土産店、飲食店が並び、そこを紅葉を見に行く人、帰る人が行き交う。ゆっくりと恋人同士や高齢者・子供ずれが歩く、追い抜いていく若者。ものすごい混雑だった。
なんとか待月橋(撮影スポット)を渡る。左折するともみじのトンネル、右折すると香嵐渓広場、香嵐橋(つり橋)、香積寺などがあるのでこの道を歩いた。しばらく歩くと香嵐渓広場に出た。もみじまつりの期間中でものすごい盛り上がり。





 人混みをかきわけ巴川の堰堤を歩き香嵐橋(つり橋)まで行ってみた。紅葉はどれ?????。





 帰りは右手の香積寺への坂道を上った。拝観を終え背の高いももみじやかえで、杉などの参道を下り待月橋へ。ここから駐車場への道は来る人、帰る人で大混雑。午後12時20分まで戻らなくてならないので人混みをかき分け、かき分け汗びっしょりだった。

定刻まで戻ったがバスが来ない。遠くに待機していたバスが駐車場へ入れない。20分くらい待ってやっと乗車できた。
香嵐渓は東海道随一の紅葉の名所は見ごろが11月中旬・下旬なのに10月下旬に訪れたのでやや期待外れだった。しかたがない。




名古屋城

2015-12-16 18:47:37 | 旅行
2015年12月16日(水)雨 10.2℃~7.5℃
「名古屋城 見学コース 正門スタート 」

 旅行3日目(11月21日 土)愛知県名古屋市内⇒名古屋城へ
 
 昨日はハードスケジュールで参加者も疲れていたので、出発は少しゆっくりとなった。ホテル午前8時40分発。
 あまり時間もかからず名古屋城へ到着。



「尾張名古屋は城で持つ」といわれる有名なお城。
 徳川家康が江戸幕府の安泰のために、東海道の要所として、また大坂方への備えとして築城。その後、明治維新までの約250年間、天守閣の屋根を飾る金のシャチホコとともに、徳川御三家の筆頭である尾張徳川家の居城として栄えた。天守閣、本丸御殿ともに戦災で焼失したが、昭和34年に天守閣が再建されたほか、現在、本丸御殿の復元工事が進んでおり、2013年5月から「玄関・表書院」の公開が始まった。2018年にはすべて完成予定。








名古屋城見学コースは、正門スタートで 60分コース、90分コース、120分コース、150分コースとある。このツアーの見学時間は50分。
どのコースもダメ。駐車場から表二之門をくぐり、菊花展を横目にみながら本丸御殿の前を通って天守閣を目指した。歩いて天守閣に登らなくても外から天守閣へのエレベーターがあったのでそれを利用した。天守閣1階で降り、次は内部にあるエレベーターで5階まで登った。名古屋城下を一望する。
展示コーナーを見ながら階段を下る。帰りに復元なった本丸御殿に入り造作くや展示物などを見た。
 金の鯱はレプリカだが、大きくてすばらしい。

 会津若松市の鶴ヶ城にも鯱がある。この鯱は、鶴ヶ城復元工事を担当したハザマの当時の会長より寄贈されたもので、全身の鱗は銀箔、牙は金製、瞳の中心に2カラットのダイヤモンドが埋め込まれている。同社は名古屋城天守の復元工事も受け持っており、名古屋城の金鯱と対になるように、銀鯱とした。金閣寺、銀閣寺に倣ったものである。

 広い名古屋城、復元中の名古屋城、すべてを見てあるく時間的な余裕は無かった。復元工事が一部完了した本丸御殿を見るだけで終わり。













名古屋

2015-12-15 18:18:35 | 旅行
2015年12月15日(水)晴 14.0℃~1.7℃
「アパホテルでほっとした」

 旅行2日目(11月20日 金) 三重県桑名市なばなの里⇒名古屋市内へ


 約2時間20分の見学を終え駐車場へ集まる。
 三重県桑名市は町村合併で約14万3千の中都市。なばなの里は長島町駒江にある。人口約240人。
 多くの地方都市は土地開発をして工場誘致を図っているが、このに多大の投資をし全国から観光客を集める施設を作った長島観光開発会社はすごい。
地方創生のモデルになる。
 みんな疲れているが、イルミネーションの演出に驚き、ベコニアガーデンの花の美しさに感動して大満足。車中はもりあがった。
 そうしているうちに、愛知県名古屋市のアパホテルに着いた。午後8時50分。バス走行距離:約230km。万歩計をみると、約27,605歩。

 夕食はそれぞれ自由にということだった。2年前宿泊した時は名古屋名物手羽先を食べに有名な「山ちゃん」へ出かけたのだが、今回はなばなの郷の日本料理店 翡翠(かわせみ)で済ませたのでコンビニで飲み物とつまみを買った。
 非常に疲れた日だったが、入浴し、入念にマッサージをして晩酌し就寝。
 
 
 
 

ベコニアガーデン

2015-12-14 18:36:43 | 旅行
2015年12月14日(月)曇 9.0℃~3.2℃
「大温室 アンデスの花壇 ベコニア」

 旅行2日目(11月20日 金) 西明寺16:50発⇒三重県桑名市なばなの里へ



暗闇の中イルミネーションを観て回っていたら、明かりに照らされた大きな建物があった。疲れていたので一休みのつもりでドアを開けた。何もないホールに受付がある。受付で1000円支払ってもう一つのドアを開けた。目の前に花、花、花、・・・・何種類ものベコニア。
 咲き誇る花々をバックにした記念撮影スペースがあり、素敵な思い出を持ち帰りませんかと写真屋さんに声かけられた。カメラを渡してシャッターを押してもらった。写真屋さんのカメラでもぱちり。その場で出来上がった写真を見せられて結局買う羽目になってしまった。
 このベゴニアガーデンは、日本最大級の温室。4棟の温室にはアンデスをモチーフにしたつくり。世界中のベゴニアが咲き、温室内は常に28度を維持している。大輪の花ベゴニアをはじめ、世界各国から集めた数百種・1万2千株の絢爛たる花々が4棟から成る大温室で常時栽培・展示している。まるで絵画の中に足を踏み入れたかのようなベゴニアの花の美しさは、見る人を虜にすること間違いなしでした。







南米アンデスの高地原産の球根性ベゴニアを夏涼しいヨーロッパの地で改良した球根性ベゴニアは、高温多湿をもっとも嫌い、日本では梅雨のない北海道と本州の一部の高冷地のみで栽培が可能であると長い間いわれてきました。なばなの里では理想の環境を追求し、完璧な空調システムと合理化された灌水システムにより、9,000㎡の大温室に約5,000鉢の球根ベゴニアが四季折々に咲き乱れます。



ベゴニアとは?
現在ベゴニアというとセンパフローレンスやリーガルベゴニアが一般的によく知られていますが、実は非常に多くの温度差があるところで比較的温暖な気候条件下で生育しています。現在交配種を含めると数千種類にもなるべゴニアは、茎や葉、花の特徴により①木立性ベゴニア、②根茎性ベゴニア、③レックスべゴニア、④球根性ベゴニア、⑥センパフローレンス、⑦冬咲きべゴニア、⑧エラチオールベゴニアの8グループに分類されます。今でも世界中で数多くの交配種が作り出されていますが、その中でもこのベゴニアガーデンの中心となる球根ベゴニアは、花が大きく色鮮やかで観賞価値が高いのですが、性質が弱く栽培が困難です。


球根ベゴニアとは?
球根ベゴニアはボリビエンシス、キンナバリーナ、ベイチイ、ピアルケイ、デービーシー、クラーケイ等、南米アンデスの高山性の原種を元に作り出されました。八重咲きの花は1873年にイギリス、フランス、ドイツでほぼ同時に作り出され、1874年には、はじめて純白の花が作られました。そのあと多くの育種家によって、より整った形の、より美しい色の、より大きな花の咲くことを追及して育種が行われ、巨大輪やハンギングの基本形がアメリカのライネネルトによって発表されました。現在でも欧米では「花の女王」「地上でもっとも美しい花」と呼ばれて盛んに栽培されています。ここでは世界の代表的な品種を育成、常時約600種、12,000株を展示しています。上からはハンギングタイプ、横には巨大な花々のスタンドタイプの球根ベゴニアがいっぱいです。

なばなの里

2015-12-13 19:07:44 | 旅行
2015年12月13日(日)曇 6.3℃~-0.4℃
「なばなの里 イルミネーション」

 旅行2日目(11月20日 金) 西明寺16:50発⇒三重県桑名市なばなの里へ


 湖東三山方面は京都ほど観光客も訪れないので、百済寺、金剛輪寺、西明寺の本堂や塔や紅葉を人混みをきにせず鑑賞することができた。
 この日のスケジュールはものすごいハード。バスガイドさんは見学時間と集合時刻をいつも気にしていた。我々乗客も協力するようになり移動がうまくいくようになった。
 松茸が露天で売っていた。会津ではほとんど店頭にない。この時期に日本産、地元?と聞いてみた。初めは明快な答えも出さない。北朝鮮産?中国産?と重ねて聞くとトルコ産だという。信じてよいかどうかわからないがすこしばかりお土産に買い求めた。冷凍しておけば正月に子どもや孫達が集まった時、土瓶蒸しや松茸ご飯を食べたいと思った。

 

 少し早く駐車場に着いたのでバスガイドさんと記念撮影。ちょっと気取って・・・。
 湖東三山の観光を終えバスで桑名市なばなの里へ。秋の日没は早い。あたりは暮色となりライトを付けての走行となった。
 
 なばなの里は、三重県桑名市長島町駒江にある植物園である。長島観光開発株式会社の運営するナガシマリゾートの一施設である。
 国内最大級の光の芸術。夜景鑑賞士4,500名が選んだ全国イルミネーションランキング3年連続第1位。

 午後6時頃会場に着いた。広い園内。何を見てどう歩いたら良いかとまどう。とりあえずハイジの世界を見る。順路に従ってイルミネーションの美しさを求めて歩いた。



 

ハイジの世界がイルミネーションに
イルミネーションとアニメ「アルプスの少女ハイジ」とのコラボレーションが実現。新テーマエリアには、「アルプスの少女ハイジ」の世界観をモチーフに、雄大なアルプス山脈や名峰マッターホルン、アルムの麓の絶景を表現した、なばなの里史上最大の高さ約35m、横幅約120mの超巨大のイルミネーションが登場する。





 さらに、全長約200mの光のトンネルに加え、3色のLEDが幻想的に色を変える約100mの光のトンネル「青の世界」も新登場。他にも、光のアーチ&光の雲海、チャペル前のツインツリー、木曽三川の流れを表現した水上イルミネーションなど見どころ盛りだくさんだ

 園内の中央に位置する池に、中部地区を代表する木曽川、長良川、揖斐川の川の流れを表現した幅約5m、長さ約120mの光の大河が出現。チャペル前にはクリスタルホワイトを基調とした高さ約18mの大クリスマスツリー2本(ツインツリー)、長島ビール園前の花壇には、高さ約2m40cmの光のアーチとブルーのLEDで創られた「光の雲海」が広がるなど、里内全体が華やかに彩られる。毎年変わるテーマエリアにも注目。



 光のトンネル、光の雲海、ツインツリーなどを大急ぎで見て回り、アイランド富士の入り口に並ぶ。大型クレーンのようなもので45メートルまであがる展望台へ。一度に50人くらい乗せる。ゆっくり2回転して下界を眺めて下りてくる。写真を撮ったが、なばなの里の全景は収められない。美しさを皆さんに伝えられないのが残念です。






湖東三山 西明寺

2015-12-12 17:38:35 | 旅行
2015年12月12日(土)晴 12.5℃~6.2℃
「 西明寺 鎌倉期建造の優美な三重の塔」

 旅行2日目(11月20日 金)【国宝】金剛輪寺⇒ 西明寺 16:10着

 大急ぎでバスに乗り約10分で西明寺へ着いた。ガイドが心配した時刻までに寺に入ることができてほっとした。
高齢者でもゆっくり上れるように登り専用(一方通行)と下り専用(おみ足にやさしい坂)が用意されていたが、惣門より中門の石段をまっすぐ上って本堂へ。(ちょっと無理したかな?)





 境内に天然記念物に指定される不断桜(長壽桜)があり、紅葉と桜を同時に楽しむことができる西明寺。湖東三山の1つで、国宝や重要文化財が数多くある境内では、例年、11月上旬から12月上旬にかけてカエデやモミジが色付く。特に、1000本近く植えられたカエデの紅葉は圧倒的。秋の紅葉の名所。
桜と紅葉が有名だが苔も素敵ですよとガイドさん。写真を1枚撮った。

 西明寺は平安時代の初期(承和3年(834)、三修上人がこの地で一筋の光明を放つ池を見つけ、池に向かって一心に祈念すると薬師如来が現れたという。三修上人に帰依していた仁明天皇の勅願により作られたこの寺院は、池の光明が西方に位置する京都の宮中に向かって放たれたことから西明寺と名付けられる。

 織田信長の比叡山焼き討ちの際に当寺も多大な損害を受けるが幸い本堂/三重塔は被害を免れ現在にいたる。
本堂/瑠璃殿と三重塔は鎌倉期の建造で共に国宝、三重塔は檜皮葺きで優美である。










 

湖東三山

2015-12-11 16:42:37 | 旅行
2015年12月11日(金)雨 14.3℃~4.0℃
「湖東三山まん中のお寺」

 旅行2日目(11月20日 金)滋賀県百済寺⇒【国宝】金剛輪寺15:20

 

 このお寺についてガイドが日程を説明した時、坂道が大変だといっていた。坂道は歩いて上らず三重の塔近くまでバスで上った。
 
 その塔周辺に植えられているもみじは、晩秋の深紅に染まる色鮮やかな紅葉になり、血染めの紅葉として有名である。
期待してカメラを片手に上を見たり、横を見たりしながら歩いた。血染めというほど強烈な紅葉ではないが本堂や三重の塔とのコラボで見ごたえがあった。しかし、日暮れの早い時期なので、日が陰り被写体としては??????











 鎌倉期に元寇の役の戦勝記念として建立された雄大な本堂は国宝に、左上段に建つ三重塔、本堂前の二天門は重要文化財に指定されている。
本堂内の不動明王立像他十躰はいずれも鎌倉初期で重要文化財、間近に拝むことができて見事なものだった。

 帰りは二天門をくぐり、左右に置かれた数多くの水子地蔵を拝み奉納した方々の思いを察しながら長い長い石段を下った。
急な坂道ではないが、黒門から出て駐車場まで歩くとさすがに疲れた。