コトの起こりは、図書館からの督促メールだった。
こじろうはメアドを持っていないため、図書館からのメールは母宛に来る。それによれば、期限切れの本が三冊。そのうち二冊はほどなく見つかったが、残る一冊が見つからない。「どこにもな~い」とこじろうがうろうろしているが、とにかく返さなきゃいけないから、母がこじろうとまたろうの部屋に分け入ってみると…
足の踏み場もない(-_-#
またろうの机周りは、机の上といわず床といわず、ラノベと漫画で溢れている。ベッドの中にもぎっしり。こじろうの机の上は、紙類と漫画、文具などで山が築かれており、しまう場所のない教科書類が床に積んである。床にはそのほか、合宿から帰ったままのリュック、意味のわからない(洗うものだか洗われたものだか)衣類、タオルなど。
私は、新学期が始まるに当たって、「新しい教科書が入るようにちゃんといらないものを捨てて場所を空けなさい」といったのだが、こじろうの言う「片付けた」というのは、机の上1/10くらいの隙間が空いたことを指すらしい。
(注: こじろうがいうには5/10くらい空いていたとのことである)
「これじゃ、どこに何が隠れていたってわかるわけないでしょー!!」切れた。切れましたよ。母は。
まず、収納場所の確保のために、こじろうデスクの上段の半分近くを占めていた絵本類をすべて撤去。そこに教科書類をすべて収めると、まずは床が「少し」空いた。その勢いで、机の上の山を崩しにかかる。
燃えるゴミ・燃えないゴミの大袋を二つ用意し、小学校低学年のときの「コラショ」グッズなどを容赦なく捨てていくと、その他のものが見えてきた。まず、ラノベと漫画類、これは借りたものが含まれていないことを確認しつつ、空いた棚にしまうよう指示。
それから大量に出てきた文具類。こじろうはしょっちゅう、鉛筆・消しゴム・コンパス・三角定規などがないといっては新品を持っていくが、なんでそんなに蒸発するのか不思議だった。その全部ではないにしてもかなりの部分がこの山から発掘され、筆箱・予備の筆箱に十分な物品を収めてもなお:
コンパス4、三角定規4組、定規2本、消しゴム10個くらい、両面テープ、脱いだ靴下などなど
の収穫があった。小学校に入ってすぐ買った水彩絵の具の、バラバラになったものは、賞味期限切れと判断して、捨てる。
意味不明の紙類は独立して一山作って、こじろう自身に要不要を分類させる。ようやく姿を現した、「机」というものを私が拭いていると、後ろからまたろうが「お母さんすごいね。よくそこまでできたね」と、皮肉でなく(-_-;; 心底感心した様子。またろうには、自分の机周りの、本とラノベを片付けてもらう。
不要になった紙類、公文プリント、縛りに縛って廊下に列をなす。いちばん使いやすい位置にあったプラ引き出しは、ずっと使ったことがないおもちゃがぎっしりだったが、別のツールボックスに厳選して入れさせ、残りは捨てた。そこへ、部活用のウェア類(今まで床置きの紙袋に入れてあった)を収納。いまや我が家に該当年齢層の子どもがいなくなった絵本のたぐいはものすごい量あったが、一部はるんちゃんに選んでもらい(弟がまだ二人いるから)、残りは宅本便を申し込んだ。
これで、机の上は「常識的な量の」文具と、現在「イキ」の教科書ノート類などだけになり、なんと、勉強もできる(はずの)スペースが生まれた(^-^)
収穫は、もちろんそれだけではない。
・修正していない小テスト類→単語を書き、証明を直していただきました
・歯医者に行ってこいという検診結果→歯医者に予約を入れました
・新しい時間割表→母がいったん借りてコピーをとって返しました
・家庭科の作品に評価Dがついていることを発見→単に下手なだけではふつうDはつかないので、何があったのか聞くと、本人曰く忘れ物が多すぎた(そのため通常の進行ができなかった)とのこと
・学校連絡用のメーリングリストを、こじろうが一年間設定せずにばっくれていたことが発覚→即刻先生に聞いて設定するように言いました
・図書館の本。これは、またろうが発掘しました!! (←とり急ぎ追記。心配してコメントくださった方すみません)
などなど、あまりにも実り多き日曜日の午後がまったりと過ぎていったのでありました。
ゴミを持って廊下を足しげく往復する私の足音が、異常に疲労困憊を示してきたというのでよしぞうストップがかかり、いったん中断して花見に行ったりしたが、話はそれで終わりではない。
花見のあと、ついにふさがっている床が残り少なくなってきて、中身が空でないままほっておかれているリュック・バッグ類をクリアしにかかったとき、ひとつのリュックからぱさりと。。これは!!
新中学問題集(英語)の解答編!!(o_o)
このリュックは地層のかなり新しいところ、ほぼ学年末近くなって持ち帰ったもののはず。つまり、以前大捜索したときは学校のロッカーあたりに眠っており、それを空にしなければならないあたりで持ち帰られたと見るのが妥当か。
しかし、持って帰るにあたって、「やや、これがあの問題の!!」と思って一刻も早く母に知らせようとか思わないのだろうか。
もはや言葉にならない怒りを、手に持っていた紙束にこめて、こじろうを「ばし!! ばしっ!!」と殴り続ける母に、「ぼっ、ぼくぜんぜん気がついてなかったんだよ、そんなの入ってたなんて」といいながら、「ごめんなさい、ごめんなさい」と、為すすべもなく無抵抗だったこじろうでした。
今日の弁当
肉団子、プチトマト、こんにゃくきんぴら、青梗菜じゃこの塩炒め、こぶ豆
はなひめ昨日の勉強
計算と一行題
都道府県名書き取りの復習、日本の北半分。書けなかったのは新潟と栃木
こじろうはメアドを持っていないため、図書館からのメールは母宛に来る。それによれば、期限切れの本が三冊。そのうち二冊はほどなく見つかったが、残る一冊が見つからない。「どこにもな~い」とこじろうがうろうろしているが、とにかく返さなきゃいけないから、母がこじろうとまたろうの部屋に分け入ってみると…
足の踏み場もない(-_-#
またろうの机周りは、机の上といわず床といわず、ラノベと漫画で溢れている。ベッドの中にもぎっしり。こじろうの机の上は、紙類と漫画、文具などで山が築かれており、しまう場所のない教科書類が床に積んである。床にはそのほか、合宿から帰ったままのリュック、意味のわからない(洗うものだか洗われたものだか)衣類、タオルなど。
私は、新学期が始まるに当たって、「新しい教科書が入るようにちゃんといらないものを捨てて場所を空けなさい」といったのだが、こじろうの言う「片付けた」というのは、机の上1/10くらいの隙間が空いたことを指すらしい。
(注: こじろうがいうには5/10くらい空いていたとのことである)
「これじゃ、どこに何が隠れていたってわかるわけないでしょー!!」切れた。切れましたよ。母は。
まず、収納場所の確保のために、こじろうデスクの上段の半分近くを占めていた絵本類をすべて撤去。そこに教科書類をすべて収めると、まずは床が「少し」空いた。その勢いで、机の上の山を崩しにかかる。
燃えるゴミ・燃えないゴミの大袋を二つ用意し、小学校低学年のときの「コラショ」グッズなどを容赦なく捨てていくと、その他のものが見えてきた。まず、ラノベと漫画類、これは借りたものが含まれていないことを確認しつつ、空いた棚にしまうよう指示。
それから大量に出てきた文具類。こじろうはしょっちゅう、鉛筆・消しゴム・コンパス・三角定規などがないといっては新品を持っていくが、なんでそんなに蒸発するのか不思議だった。その全部ではないにしてもかなりの部分がこの山から発掘され、筆箱・予備の筆箱に十分な物品を収めてもなお:
コンパス4、三角定規4組、定規2本、消しゴム10個くらい、両面テープ、脱いだ靴下などなど
の収穫があった。小学校に入ってすぐ買った水彩絵の具の、バラバラになったものは、賞味期限切れと判断して、捨てる。
意味不明の紙類は独立して一山作って、こじろう自身に要不要を分類させる。ようやく姿を現した、「机」というものを私が拭いていると、後ろからまたろうが「お母さんすごいね。よくそこまでできたね」と、皮肉でなく(-_-;; 心底感心した様子。またろうには、自分の机周りの、本とラノベを片付けてもらう。
不要になった紙類、公文プリント、縛りに縛って廊下に列をなす。いちばん使いやすい位置にあったプラ引き出しは、ずっと使ったことがないおもちゃがぎっしりだったが、別のツールボックスに厳選して入れさせ、残りは捨てた。そこへ、部活用のウェア類(今まで床置きの紙袋に入れてあった)を収納。いまや我が家に該当年齢層の子どもがいなくなった絵本のたぐいはものすごい量あったが、一部はるんちゃんに選んでもらい(弟がまだ二人いるから)、残りは宅本便を申し込んだ。
これで、机の上は「常識的な量の」文具と、現在「イキ」の教科書ノート類などだけになり、なんと、勉強もできる(はずの)スペースが生まれた(^-^)
収穫は、もちろんそれだけではない。
・修正していない小テスト類→単語を書き、証明を直していただきました
・歯医者に行ってこいという検診結果→歯医者に予約を入れました
・新しい時間割表→母がいったん借りてコピーをとって返しました
・家庭科の作品に評価Dがついていることを発見→単に下手なだけではふつうDはつかないので、何があったのか聞くと、本人曰く忘れ物が多すぎた(そのため通常の進行ができなかった)とのこと
・学校連絡用のメーリングリストを、こじろうが一年間設定せずにばっくれていたことが発覚→即刻先生に聞いて設定するように言いました
・図書館の本。これは、またろうが発掘しました!! (←とり急ぎ追記。心配してコメントくださった方すみません)
などなど、あまりにも実り多き日曜日の午後がまったりと過ぎていったのでありました。
ゴミを持って廊下を足しげく往復する私の足音が、異常に疲労困憊を示してきたというのでよしぞうストップがかかり、いったん中断して花見に行ったりしたが、話はそれで終わりではない。
花見のあと、ついにふさがっている床が残り少なくなってきて、中身が空でないままほっておかれているリュック・バッグ類をクリアしにかかったとき、ひとつのリュックからぱさりと。。これは!!
新中学問題集(英語)の解答編!!(o_o)
このリュックは地層のかなり新しいところ、ほぼ学年末近くなって持ち帰ったもののはず。つまり、以前大捜索したときは学校のロッカーあたりに眠っており、それを空にしなければならないあたりで持ち帰られたと見るのが妥当か。
しかし、持って帰るにあたって、「やや、これがあの問題の!!」と思って一刻も早く母に知らせようとか思わないのだろうか。
もはや言葉にならない怒りを、手に持っていた紙束にこめて、こじろうを「ばし!! ばしっ!!」と殴り続ける母に、「ぼっ、ぼくぜんぜん気がついてなかったんだよ、そんなの入ってたなんて」といいながら、「ごめんなさい、ごめんなさい」と、為すすべもなく無抵抗だったこじろうでした。
今日の弁当
肉団子、プチトマト、こんにゃくきんぴら、青梗菜じゃこの塩炒め、こぶ豆
はなひめ昨日の勉強
計算と一行題
都道府県名書き取りの復習、日本の北半分。書けなかったのは新潟と栃木