昨夜遅く、外務省は在リビア日本大使館を一時閉鎖し、西ヶ広渉大使ら日本人職員3人を隣国チュニジアに退避させる、と発表した。16人の在留邦人のうち9人は現地人と結婚したりして出国の意思が無く、他の7人は首都トリポリ以外に住んでいるとのこと。一昨日の前原外相の国会での答弁では、在留邦人は52名、外務省のHPは120名。無事で何事もなければよいが、在外公館の危機管理は本当に大丈夫なのだろうか。ニュージーランド・クライストチャーチの地震発生後の対応も、一生懸命やっているのだろうが不安である。
昨日、東京は”春一番”が吹いて午後には寒暖計はさらに上がって20・8℃を記録した。これは桜の花も散つた大型連休の頃の陽気だそうだ。僕も”赤い鼻緒のじょじょ”ならぬ白いスニーカーをはき、買物をかねて散歩に出かけた。
昔、2月といえば野菜や果物は”端境期で八百屋や果物屋の店頭は品不足だったが、今は豊富だ。戦前は露地ものが主流だったが、現在はほとんどがビニール栽培によるものだろう。かっては夏の季節しかなかったキュウリやトマト、イチゴそれに輸入物なのだろうか熱帯果物まである。消費者にとって、こんあに嬉しいことはない。しかし、一方では季節感が失われてきた。
こんな中で僅かに季節感を売物にしているのは和菓子だ。最近はわが家の周囲には昔ながらの和菓子専門店が減ってきたが、隣りの商店街には一軒残っている。老夫婦の小さな店だが、老妻に言わせると昔の味であり、何より大きくて安いのがよいという。早速、、僕は季節の桜餅、道成寺、梅餅、草餅、鴬餅を一個ずつ買った(写真)鴬餅が175円、残りは1個135円。
桜餅のことを東京では「長命寺」と昔は呼んだ。深川の長命寺というお寺のお坊さんが江戸時代、墨堤の桜の葉をワッフル風にして売り出したものだという。同じ桜の葉を使った関西の道成寺とは違うが、やはり季節の和菓子だ。
洋菓子時代だが、最近、カロリー面から若い人から和菓子が見直されてきたという。左党の僕にはスイーツを語る資格はないが、やはり洋菓子よりは和菓子のほうがよい。
昔、2月といえば野菜や果物は”端境期で八百屋や果物屋の店頭は品不足だったが、今は豊富だ。戦前は露地ものが主流だったが、現在はほとんどがビニール栽培によるものだろう。かっては夏の季節しかなかったキュウリやトマト、イチゴそれに輸入物なのだろうか熱帯果物まである。消費者にとって、こんあに嬉しいことはない。しかし、一方では季節感が失われてきた。
こんな中で僅かに季節感を売物にしているのは和菓子だ。最近はわが家の周囲には昔ながらの和菓子専門店が減ってきたが、隣りの商店街には一軒残っている。老夫婦の小さな店だが、老妻に言わせると昔の味であり、何より大きくて安いのがよいという。早速、、僕は季節の桜餅、道成寺、梅餅、草餅、鴬餅を一個ずつ買った(写真)鴬餅が175円、残りは1個135円。
桜餅のことを東京では「長命寺」と昔は呼んだ。深川の長命寺というお寺のお坊さんが江戸時代、墨堤の桜の葉をワッフル風にして売り出したものだという。同じ桜の葉を使った関西の道成寺とは違うが、やはり季節の和菓子だ。
洋菓子時代だが、最近、カロリー面から若い人から和菓子が見直されてきたという。左党の僕にはスイーツを語る資格はないが、やはり洋菓子よりは和菓子のほうがよい。