「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

対岸の火災視するなタイの爆発事件

2015-08-19 04:51:42 | 2012・1・1
タイの首都バンコクの繁華街d起きた爆発事件はショックだ、爆発現場のエラワン廟は、かって僕も 観光旅行で行ったことがある。ヒンズー教の梵天(プラ―マ)を祀っており、善男善女の焚くお線香の煙が四六時中あとを絶えない。東京で言えば、浅草の観音様みたいなパワースポットである。

タイでは数年来のタクシン(元首相)支持派と反対派の対立騒ぎが、やっと軍の介入で鎮静し始めたばかりなのに、またこの騒ぎである。爆発事件は遠隔装置によるもので、昨日も近くの川のタクシン橋のたもとでで同じような事件があった。爆発事件がタクシンをめぐる政治対立の余波なのかどうかー。今のところ、誰が何の目的でしかけたのかはっきりしない。

日本の外務省は海外安全HPでタイへの渡航者への注意を呼び掛けているが、今朝早く孫の一人の男の大学生が友人とタイ経由、カンボディアへ観光旅行に旅立って行った。タイ政府は今度の事件をうけて「War Room」(緊急対策室)を設け、観光客の安全に努めており、大丈夫だとは思うが心配だ。

ひるがえって今、日本は海外からの観光客ブームでわいている、老妻が先日浅草の菩提寺へお墓参りへ行った後、足を延ばして観音様を詣でたところ、境内は日本人より、外国人の方が多かったという。世界一、安全を観光のの目玉にしており事実そうなのだが、やはり何が起きるかわからない、海外の事件だと対岸の火災視してはならない。油断大敵という言葉もある。