「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

「安保関連法案」審議、質疑と答弁どちらが解かりにくいか

2015-08-25 05:17:49 | 2012・1・1
昨日参院予算委の模様をテレビ中継で見ていたら、民主党の那谷屋正義議員が安倍総理への質疑の冒頭、事前通知はしなかったが、総理は最近子供たちの間で人気のあるテレビ番組をご存知かと尋ねた。総理が一瞬、困ったような顏をみせたら、この国会テレビ中継だという。誰が見ても、そんなことはありえないと思うのだが、日教組出身の那谷屋議員の知り合いの子供はそうらしく、安保関連審議の中継だそうだが、政府側の答弁が難しいと、那谷屋議員に言ってきたそうだ。日教組が教える子供たちには随分オマセな子供たちがいるものだ、

時間を持て余す僕ら老人にとっては、国会中継は確かに視聴率は高いかもしれないが、そんなに面白いとは思えない。面白くない理由の一つは、確かに政府側答弁にもあるが、僕からみれば、野党第一党である民主党議員の質問だ。昨日も那谷屋議員に先立ち、小川敏夫議員(元法相)が”存在危機事態”の中での”個別的自衛権”と”集団権自衛権”について質問していたが、僕にはさっぱりわからない。言葉は悪いが悪弁護士の三百代言、あること、ないこと並びたてて、煙にまくような質問だ。

先週の日曜日、民主党の岡田克也代表が安保関連法案反対の国会前集会で挨拶し”国会の外での多くの皆さんの声が法案阻止に必要だ”と大声を上げたというが、ちょっとおかしいのではないか。議会民主主義の下では、まずは国会審議である。小川、那谷屋議員の昨日の三百代言的質疑を聞く限り、いくら国会質疑に時間をかけても足りない。もっと建設的な質疑は出来ないのだろうか。日教組に教わる子供たちは解かるのかもしれないが。