厚労省から平成27年度の都道府県別の平均寿命が発表となった。加齢とともに”寿命”が色々と気になるものだが、僕が今住む生まれ故郷の東京は81.07歳(男性)で、ランキング11位”まあまあ”でほっとした。もっとも僕はすでに87歳に近く、平均はとっくにクリアしているのだが。
新聞の平均寿命番付を見て気がついた一つは、男性の最低46位から45位、44位ワースト3が青森、秋田、岩手の東北3県だったことだ。どこかで同じような番付を見たことがあると思い、調べてみたら、同じ厚労省の2040年時の都道府県別人口減少率がやはり最下位秋田、次いで青森、一つとんで43位が岩手県であった。
同じ東北でも宮城県は平均寿命は上位11位にランクされているが、人口減少率は高く2060年には34%減少するという推測もある。それを予測するかのように新聞に宮城県七ケ宿町稲子がついに一世帯一人になってしまった。1960年位には127人の人口があった集落である。
人口減少問題を検討している日本創生会議の予測によると、30年先には国内の896自治体が人口減少で消滅の可能性があるという。何とか食い止めないと、国全体の存続にも関係してくる。昔、僕が現役であった頃、東京から厳寒地に転勤する場合には暖房代として「石炭手当」が支給された。地方の人口減対策には、こういった手当の支給があってもよいのではないか。平均寿命率をあげるのにも効果があるのではないだろうか。
新聞の平均寿命番付を見て気がついた一つは、男性の最低46位から45位、44位ワースト3が青森、秋田、岩手の東北3県だったことだ。どこかで同じような番付を見たことがあると思い、調べてみたら、同じ厚労省の2040年時の都道府県別人口減少率がやはり最下位秋田、次いで青森、一つとんで43位が岩手県であった。
同じ東北でも宮城県は平均寿命は上位11位にランクされているが、人口減少率は高く2060年には34%減少するという推測もある。それを予測するかのように新聞に宮城県七ケ宿町稲子がついに一世帯一人になってしまった。1960年位には127人の人口があった集落である。
人口減少問題を検討している日本創生会議の予測によると、30年先には国内の896自治体が人口減少で消滅の可能性があるという。何とか食い止めないと、国全体の存続にも関係してくる。昔、僕が現役であった頃、東京から厳寒地に転勤する場合には暖房代として「石炭手当」が支給された。地方の人口減対策には、こういった手当の支給があってもよいのではないか。平均寿命率をあげるのにも効果があるのではないだろうか。