ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

Mario del Monaco "Siegmund heiss ich"

2011年10月15日 | オペラ
Mario del Monaco "Siegmund heiss ich" Die Walk醇вe


マリオ・デル・モナコが歌ったワーグナー「ワルキューレ」からジ―クムントです。ドイツのファンもSiegmund heiss ich und Mario bin ich!なんて。これは皮肉かな?って思うのですが。
ドイツ語で「ジ―クムントとよぶのは私、そしてマリオは私」だなんて・・・ちょっとショックかな・・・。
他は誉めているのですが。
声はどんなヘルデンテノールも打ち負かすドラマティコで、輝きがあります。

  
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10月13日 やっと本題「氏名」→「名前」問題にて関係部署を訪問?

2011年10月15日 | 事件
10月13日 やっと本題「氏名」→「名前」問題にて関係部署を訪問?


これについて、私から説明を加えたいと思います。
在特会が神戸市役所に行って、ひとりの公務員を詰問しているのですが、北山市議と話はできないのでしょうか。
「そうです」と言えれば、この神戸市職員もどれほど気が楽でしょうか。
ここまで追及されながら黙っていることには、何かがあると気づいていらっしゃる読者のかたもおありでしょう。
非常に難しいものを感じます。

神戸は今までこうした歴史があり、カイドウや在日など、糾弾、さらにそういった思想をもつ教職員らによって、企業や病院、学校など大変な恐怖を味わったところもあるのです。
そういった思想を持った旧社会党やトロツキストらは校長や教育委員会にも入り込んでいたことはいわれていました。
内部崩壊が進んでいたのです。
もちろん郵便局や公務員の中にも。(今の日本と同じです)

ハッキリさせなければいけなかったのですが、それを言って戦ったのは共産党だけでした。
カイドウなどの横暴を話すのはタブーでしたが、当時の共産党はそれでも戦いました。(八鹿高校事件は神戸におこっても不思議ではなかったのです。しかし神戸はくいとめたのです。)
大阪では日本の悪口を言う生徒(大人の識字学級だったから生徒はおとなでしたが)に「では国に帰ったら?」と言っただけでテレビニュースになり、その先生は研修所で「学習」を命じられ、テレビでも声だけで謝罪させられていたことを覚えています。

しかし、梯子をはずされることを思うと、個人として怖いだけでなく、組織にさらなる混乱を与えると思ってノイローゼになる職員も多かったとききます。さわらぬ神にたたりなし、という風潮が蔓延したのでしょう。
こうして神戸が「血祭り」にあうのは仕方がないこともあるのですが、横暴な権力をはねつけることのできない兵庫県や当時の神戸市、そして警察・・・多くの正論を吐く人たちを潰していったのです。

でも、神戸市、がんばれ、と言って頂けないでしょうか。励ましていただくことはできないのでしょうか。
民団新聞に抗議をしたことは大きな進歩です。ただ謝罪文を「許してくれ」と言われたから「次からは駄目ですよ」と紳士的に話をしてしまったことは大きな間違いです。
北山市議はそれを神戸市教委に言っています。


私が耐えられないのは、多くの事情を知らず、どこが悪いのかを追及することなく、一斉に神戸市を責め立てることです。
氏名を「名前」に、というのは、もっと前に文科省や法務局らがすでにそうしていたのは、このブログ以外誰も書いていないと思うのです。私はそれを伝え、拡散もしたのです。
どうしてそれをハッキリさせないのでしょうか。

在特会とも話をしないといけないけれど、面白半分のブロガーらが鬼の首をとったように「神戸市民は阿呆」「神戸市民は役所に書類を届けるときに名前だけで届けたらどうか」「ひとりも何も言えないのか」ということで、自分は絶対的な高みから見物し、何の手も差し出さずに、しかも大もとの政府のしていることを明らかに「拡散」することもなく、ただ「神戸市叩き」をしていることなんです。

私もかつてはひとりの市民として、一歩も引かず戦った。しかし、あの狂ったような人たちにものを言うことは命がけだったのです。
もうそれは語りたくない。

神戸市は大阪や他の地方のように「外国人を正式な教諭」にはしていません。
そこで踏みとどまっているのです。これは市民の良識でした。
それは・・・誰が踏みとどまるようにしてきたか、そして誰がその勇気を認めることでしょうか。

在特会がこうしてハッキリとさせていくことは大切ですが、同時に政府のありかたをただしていかねばなりません。
おかしいところはおかしいと、今、大ナタを奮う必要があるでしょう。
そしてそれは「文科省」「法務省法務局」らがもともと「氏名から名前へ」という音頭をとり、文科省や法務局が出す全国の学校へ届けられ、当然のごとく活用されている『心のノート』や「小学校の英語ノート』などを確認頂けないでしょうか。
そこには「なまえ」と記されています。
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Martha Modl - Brunnhilde's Immolation (RAI, Furtwangler)

2011年10月15日 | オペラ
Martha Modl - Brunnhilde's Immolation (RAI, Furtwangler)


フルトヴェングラー指揮によるワーグナー「神々のたそがれ」からブリュンヒルデの自己犠牲、フルトヴェングラーが強く希望した名歌手、マルタ・メードルの熱唱である。
戦後の新しい時代をフルトヴェングラーはテノールのズートハウスやソプラノのマルタ・メードルによって、フラグスタートやローレンツ、ライダーらの全盛からより一層情熱的な演奏を繰り広げ、イタリアをも魅了してしまった。
オーケストラはイタリアのRAI、ヴェルディを演奏してきた名門オーケストラの情熱的なことこの上もない。(ドイツのオーケストラとは異質だが)

イタリアの聴衆を完全に魅了、もちろん、あのマリオ・デル・モナコをも・・・。
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Ludwig Suthaus "Ein Schwert verhiess mir der Vater"

2011年10月15日 | オペラ
Ludwig Suthaus "Ein Schwert verhiess mir der Vater" Die Walk醇вe


フルトヴェングラーが「最高のヘルデンテノール」として自分が指揮するワーグナーのオペラに彼を強く希望したことは有名である。
ローレンツでもメルヒオールでもなく、ズートハウス・・・その歌唱はいつも瑞々しい。デル・モナコはこのズートハウスのワーグナー歌唱をいつも聴いていた。
いつも気品に満ちている、そして歌詞はいつも聴きとり易く、言葉と音楽の一致は完璧だったように思う。

曲はワーグナー「ワルキューレ」より≪父が私に与えたひと振りの剣≫
指揮はフルトヴェングラー。
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マリオ・デル・モナコ、フルトヴェングラーの「ワルキューレ」に心酔

2011年10月15日 | オペラ
Mario del Monaco - The Great Wagnerian・・・・・クリックして下さい。

終戦後まもなくフルトヴェングラーがローマのRAIでワーグナー「ワルキューレ」をマルタ・メードルなど最高のワーグナー歌手を引き連れて録音、そしてフラグスタートやローレンツというナチス時代の名歌手(アメリカでは歌えなくなった)との「トリスタンとイゾルデ」で、歴史的名演を繰り広げたことを、イタリアの至宝、マリオ・デル・モナコは大きな感銘を受けたと言っている。
そしてマリオ・デル・モナコの書斎にあったワーグナーのレコードはフルトヴェングラーの指揮によるものがほとんどだった。
テノールのズートハウスを最高のヘルデンテノールとしたフルトヴェングラーの「ワルキューレ」の録音で、デル・モナコはすべてのドイツ語歌詞を暗記し、尊敬をこめて語り、歌っているのがこの動画。

これを見つけた時から、私はワーグナーの名演をコマ切れの動画ながら聴き入った。
政治の乱れ、これは乱世。
今、ワーグナーがあふれている。

しかし、カップッチッリが言ったことを思い出す。
「私はワーグナーを全編歌えるのは『さまよえるオランダ人』です。でも、ワーグナーはヴェルディほど救国の英雄としてバリトンを愛さなかった。
私はロドリーゴやシモン、ナブッコを歌う時、敬虔な気持ちとヴェルディへの感謝で感動します。」

ワーグナーとヴェルディ、同い年のふたりの作曲家を思う。
デル・モナコはパリで最後のコンサートの中に「オテッロ」の他に、この「ワルキューレ」からジ―クムントを歌っている。
しかし、音色が違う・・・イタリアオペラでの英雄はワーグナーの歌では明るすぎるのだった。
  
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