北朝鮮ミサイル発射 藤村長官、閣僚らによる警戒態勢の解除...(12/12/12)
北朝鮮ミサイル発射 韓国国防相、11日の解体報道を否定(12/12/12)
下記の記事はhttp://blogs.yahoo.co.jp/yoshimizushrine/62325808.html#62325992から転載させていただきました。
北朝鮮の[長距離弾道ミサイル]の発射は国民にとって「寝耳に水」との感が強い
水面下では日本政府は「発射近し」との情報を得ていたと嘯く
一方で、「ミサイルを発射台から一時撤去」とみていた韓国政府には、米政府が不信感から
詳細な衛星情報を提供していなかったという
この報道が事実なら、
日本のマスコミは韓国政府の「ガセネタ」に踊らされて、
誤報により日本国民を危険に晒したことになります。
北朝鮮ミサイル発射で米国政府が不信感から「韓国政府に情報遮断、」
自民・安倍総裁「さらに厳しい制裁を」
日本政府は国連信仰を捨て米国政府に北朝鮮を「テロ支援国家」に再指定させ
日本独自で「対北朝鮮制裁」を行うべきだ
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不確定情報に振り回された日本政府
日本政府に発射の一報がもたらされたのは発射から2分後の9時51分。
アメリカ軍の早期警戒衛星の情報が防衛省に伝えられました。
「沖縄地方上空を通過したと判断されますが、現時点では我が国領域およびその近傍への落下物等は確認されておりません」(藤村修官房長官)
その1分後には総理官邸の危機管理センターに連絡。
9時54分には自衛隊のレーダーも探知し、情報は全国の自治体などに今回は瞬時に伝えられました。
午前10時前、沖縄県内では警報システム(Jアラート)の画面に一報が伝えられました。
突然のミサイルが上空を通過したという情報に沖縄県内は騒然となり、住民たちが避難する様子も見られました。
一方、沖縄や首都圏に配備されたPAC3(地対空ミサイル)などは迎撃態勢をとっていましたが、破壊措置をとる事態には至りませんでした。
「4月の教訓を経ておおむね順調に対応できたという現時点での認識」(藤村修官房長官)
前回、情報の発信が遅れた反省から、今回は万全の対応がとれたと胸を張る藤村官房長官。
しかし、今回も日本政府は不確定な情報に振り回されていました。午前8時、総理官邸に続々と入る関係閣僚ら。
11日夜の総理の指示で開催が決まったという関係閣僚会合。
「ミサイルの解体作業が始まり、今週中の発射は困難」という韓国政府関係者の見方を疑問視する新たな情報が共有されたということです。
「その後、発射台にいろいろな状況変化が起きて、本日の段階では発射できる状態にあった」(森本敏防衛大臣)
「実はさまざまな情報を総合し分析したところ、北朝鮮は近日中のミサイル発射可能な態勢という認識を共有した」(藤村修官房長官
“近日中の発射”の可能性を共有していたと強調する藤村長官。しかし・・・
「きょうの発射はないな」(閣僚会合のメンバー)
「不意をつかれたが、対応はうまくいった」(日本政府関係者)
朝の会合の後も12日の発射はないという見方が大勢だったといいます。
意表をつかれた形での発射。複数の政府関係者は「技術的トラブルと言われていた1段目が修理されたのか、予備のミサイルを発射したのかわからない」「ばっちりという情報があるわけではなかったから、警戒態勢を維持するしかなかった」と指摘しています。
「撤去」何だったのか? 米、韓国に不信感 情報を遮断
発射前日の「撤去」情報は何だったのか-。北朝鮮の「人工衛星」と称する長距離弾道ミサイルの発射は国民にとって「寝耳に水」との感が強いが、水面下では日本政府は「発射近し」との情報を得ていた。一方、「ミサイルを発射台から一時撤去」とみていた韓国政府には、米政府が不信感から詳細な衛星情報を提供していなかったという。
「近日中(の発射)はなさそうだとの報道が流れていた。警戒レベルを下げなかったのはさまざまなインテリジェンス(機密情報)によるものだ」
玄葉光一郎外相は12日の記者会見で、情報を遮断された韓国とは異なり、日本政府には米側から時々刻々と発射施設の動きが伝わっていたことを示唆した。
ミサイルの探知・迎撃にあたる自衛隊幹部も「12日の発射はあり得ると身構えていた」と振り返る。
森本敏防衛相は同日の記者会見で「据え置かれていたもの(ミサイル)が取り外されたことは確認している」と説明。
日本政府は、北朝鮮が不具合の見つかったミサイルを発射台から撤去し、間を置かず予備のミサイルと入れ替えた可能性が高いとみている。
こうした準備状況を把握するには米国の衛星情報が不可欠。
だが、複数の政府高官によると、米政府はいったん撤去して以降の新たな情報は日本側に伝えるだけで韓国ルートは遮断したとされる。ある高官は「分別なく韓国から情報が漏れることに業を煮やし制裁を科した」と指摘する。
発射が近いとの情報を踏まえ、野田佳彦首相は発射予告期間に入ってから3日目のこの日も午前7時前に官邸入り。8時から関係閣僚会議を開き、首相は「最高度の緊張感を持って現態勢を維持する」と警戒を継続するよう指示した。
その場で「近日中の発射の可能性」に関する情報を共有し、午前11時の藤村修官房長官の定例記者会見で国民に注意を国民に促すとの対処方針を立てていたが、北朝鮮がミサイルを発射したのは、この1時間余り後の9時49分。
政府高官の一人は「発射に向けた態勢の立て直しは予想を上回るスピードだった」と漏らす。結果的に、国民への情報発信という点で課題を残したことは間違いない。
☆ これもどうぞお聴き下さい。
1-長谷川幸洋 ザ・ボイス そこまで言うか! 2012年12月12日