ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

RICHTER - LISZT concert etude no.3 "UN SOSPIRO"

2012年12月01日 | 器楽曲
RICHTER - LISZT concert etude no.3 "UN SOSPIRO"


なつかしい天才ピアニスト、スヴャトスラフ・リヒテルの遺した名演、
リスト作曲「ためいき」。
『鉄のカーテン』の向こうにはものすごい大物のピアニストがいる、という噂が世界をかけぬけた。
その名はスヴャトスラフ・リヒテル、ドイツ系であり、父親はスターリンに粛清された。そしてリヒテルは途方もないほどの天才でありながら、毎日恐怖に怯え、自宅の戸を叩く音もKGBではないか、と・・・それはチェリストのロストロポーヴィッチや、ヴァイオリニストのオイストラッフもそうだった。

しかし、その音楽は雄大で素晴らしかった。
無限に美しいリストの「ためいき」も1分30秒あたりから、大変ドラマティックで衝撃的な打鍵になる。  

リヒテルのピアノは、2度実演を聴いたが、単なるピアノの演奏というよりも、オーケストラを思わせるようなスケールだった。
夫人は偉大なソプラノ歌手のニーナ・ドルリアクだが、夫のリヒテルのために付き添っていた。

ある批評家はリヒテルの演奏を聴いて「松明を掲げて走る古代ギリシャの勇士のごとき演奏」と評した。

この「ためいき」はいろいろな名ピアニストの演奏があるが、リヒテルの演奏はただ美しいというものを超えた壮絶な魅力があった。



ベッラ・カンタービレ過労・・・今日のエントリーはこれで・・・。


コメント (2)
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石原氏、30日の日本記者クラブの討論会で首相候補として「平沼赳夫氏」を推す。

2012年12月01日 | 政治

石原氏「橋下君が首相にふさわしいが平沼君を」
よみうりしんぶん

2012年11月30日(金)19時29分配信 読売新聞


 日本維新の会の石原代表は30日の日本記者クラブの討論会で、同党の首相候補として、平沼赳夫国会議員団代表を推す考えを明らかにした。

 石原氏は「橋下君(代表代行)が一番ふさわしいと思うが、当分、首長(大阪市長)の席を離れるわけにいかない。平沼君を推挽すいばんしたい」と述べた。橋下氏は石原氏との合流以前、平沼氏が代表を務めていた旧たちあがれ日本の所属議員との連携に否定的な考え方を示し、石原氏が首相にふさわしいとの考えを示してきた経緯がある。石原氏は高齢を理由に、首相候補になることを否定している。

 一方、石原氏は、自民党の安倍総裁と9月の同党総裁選前に会食し、沖縄・尖閣諸島に灯台と船だまりをつくるよう要請したことも明らかにした。安倍氏は「我々は船だまりを含め、(尖閣諸島への)公務員の常駐を検討することを政権公約で述べている」と語り、維新の会との「近さ」をにじませた。


☆ 今日の「アンカー」も森田実氏が語った。

 「来年の通常国会には安倍・石原が憲法改正を出してくる。
  3分の2の国会議員の賛成が必要、それではじめて国民投票になるが、2分の1取れなくても、憲法改正の話ができるようになる。
  石原さんは選挙後の枠組みで、自民党に公明党がついているのを牽制しているが、これは選挙後の政権主導のことを考えている。」
  安倍さんと「たち日」の話が水面下で進んでいることをほのめかした。



維新との連携「選択肢の一つ」…自民・安倍総裁

よみうりしんぶん

2012年11月30日(金)19時24分配信 読売新聞

 自民党の安倍総裁は30日、読売新聞などのインタビューで、衆院選後の政権の枠組みについて、「民主党との連立は考えていない。日本維新の会との連携は選択肢の一つだ」と語った。

 安倍氏は「税と社会保障(の一体改革)に関する(民自公の)3党合意については進めていく」とする一方、「民主党は自治労、日教組、官公労に支えられている。基本路線が違う」と述べた。維新の会と協力しても、参院の「ねじれ」が解消できないことに関しては、「衆院選の結果、民主党の衆参の議席がアンバランスになった時、変化が起きるかもしれない」と述べるにとどめた。

 一方、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉については、「国民皆保険は守る。主権の問題だ」とし、医療保険制度は交渉対象に含むべきではないとの考えを示した

100 Greatest Singers: RENATA TEBALDI

20世紀最高のソプラノ、レナータ・テバルディが歌うヴェルディ「運命の力」より
『神よ平和を与えたまえ』
・・・ヴェルディのオペラの中で最もドラマティックなアリアです。(私はこの曲をよく演奏会で歌いました。思い出の曲)
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