ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

舛添都知事、ブルーのバッジよりも黄色いバッジをご愛用、月刊誌【WILL】の取材も断ったって? (21)

2014年08月10日 | 政治

★ こんなツイートを2つ発見!!

舛添、日本の知事なのに一回も
ブルーのバッチをつけた事が無い!
韓国では、ずっと黄色のバッチを
つけてたよね‼
ソウルの市長は創価だし、、、
日本に必要無し‼ pic.twitter.com/vXotAsCk3e


舛添都知事とは拉致被害者を救う会の
ブルーリボンバッジは付けたことが無いクセに
セウォル号沈没事故による
行方不明者の無事帰還を願う
黄色いバッジは付ける人



★ ブルーバッジは「拉致被害者救出」の願いをこめたものですが、6月の産経にこんな記事がありました。(再掲)

舛添知事、拉致担当を“格下げ” 筆頭局から総務局移管へ 優先順位後退も
2014.6.3 11:17 [北朝鮮拉致事件]

 東京都の舛添要一知事(65)が進める都庁組織改編で、北朝鮮による日本人拉致問題の担当部署が、国の内閣官房に当たる都筆頭局の知事本局から総務局に完全に移管される見通しであることが2日、都への取材で分かった。
北朝鮮が拉致問題の再調査に応じた中、都議からは「優先順位が下がるのでは」と懸念の声も上がっている。

 都によると、都内に住んでいたり都内で姿を消したりした拉致被害者は4人、拉致の可能性を排除できない特定失踪者は45人。

 元知事の石原慎太郎氏(81)は拉致被害者の支援組織「救う会」などが始めた救出を求める署名の1番目に名を連ねるなどし、「できることは何でもやる」と語ってきた。

 都庁内では拉致問題に関する通常の啓発活動は総務局が担当してきたが、知事直轄の政策を担う知事本局は、石原氏の指示により、
年2回の国民大集会などの業務を担ってきた。

★ 月刊誌【WILL】の取材も即、断ったって?


舛添知事、ヘイトスピーチよりヘイトアクションを。
花田紀凱 | 『WiLL』編集長、元『週刊文春』編集長
2014年8月10日 12時1分


それにしても25日、ソウルの大統領府で朴槿恵大統領に媚びを売るようなつくり笑いで、ぺこぺこ頭を下げていた舛添要一東京都知事、
みっともないったらありゃしない。

韓国メディアは得たりとぺこぺこシーンを繰り返し報道していたという。
要は最近、話題になることの少なかった舛添都知事のスタンドプレーだ。

しかも「週刊文春」によると今度の訪韓、朴元淳ソウル市長の招待に応じたものだった。
この朴市長元弁護士で、日本でも騒動になった女性国際戦犯法廷(2000年)に検事役として参加、昭和天皇に有罪判決を下した張本人で、ゴリゴリの反日政治家だという。

朴大統領との会談で、舛添知事、ヘイトスピーチに言及「ヘイトスピーチがなく成らなければ、東京オリンピックを返上する」とまで言ったという。
それをいうなら、韓国のヘイトアクション、安倍総理の写真にバッテンを書いたり、日の丸を燃やしたりする、あのへイトアクションもやめさせろというべきだろう。

この舛添訪韓、 早速、読売、毎日が社説で取り上げたが、これが全く対称的。「両国の声なき声を聞け」というのが毎日(26日)。

(関係改善を求める声が強い)〈双方の国民が穏当な交流や冷静な競争を継続できる関係を維持すべきだという認識こそ、現時点での両国世論の確かな底流と見るべきだろう〉

これにはむろん異論はない。いけないのはその後。

日韓関係摩擦の材料には事欠かないとして、習近平主席訪韓時の中・韓共闘発言や自衛隊創設記念行事がロッテホテルから断られた件、旭日旗が出てくるからと「ONE PIECE」特別展が中止されそうになった件などを挙げる。

つまり摩擦の材料はもっぱら韓国側が作っていると書いているのだが、毎日はそこを批判せずにこう言うのだ。

〈韓国から日本に伝わってくる批判はしばしば一方的すぎるが、常にそうだというわけではなく、穏当な見解の持ち主も決して少なくない〉

常にそうだというわけではないというなら、そういう穏当な見解の実例を挙げればいいではないか。

次がひどい。

〈日本国内には日韓関係の前途を過剰に悲観する見解や反韓感情をあおる書籍などが増えてしまったが、そうした現象は事態を悪化させることはあっても改善させることはない〉

いわゆる「嫌韓」論や「悪韓」論を批判しているわけだが、なぜ、そうなるかと言えば、毎日自身が前段で書いているとおり、「韓国側がしばしば一方的日本批判」を繰り広げるからではないか。慰安婦問題しかり、竹島問題しかり、朴槿恵大統領の告げ口外交しかり。

で、毎日の結論が

〈日本政府も一般国民も、韓国の過激な側面より穏当な側面に注目しつつ、日韓関係を見つめるべきだろう〉

そんなことは韓国政府、韓国民にこそ言えと言いたい。

ついでに韓国の「穏当な側面」というのがどんなものかぜひ教えていただきたい。


この毎日の社説に較べると読売の社説(26日)「国民の心を遠ざけたのは誰か」は至極、真っ当だ。

日韓関係の改善、発展には「正しい歴史認識の共有が必要」と言いながら、首脳会談を拒否している朴槿恵大統領を厳しく批判。

〈朴氏が(舛添都知事との)会談で、「政治的に困難な状況になり、(日韓の)国民の心まで遠くなっていくようで残念に思う」と人ごとのように語ったことには違和感を覚える。他国要人の前で日本を批判する朴氏の「告げ口外交」は、日本で強い反発を招いている。自らの責任をどう考えているのか〉

舛添知事、「都知事という自由な立場を使い、日韓関係の改善につなげたい」そうだが、都知事が取り組むべきは、まず都政だろう。

問題山積ですぞ。

その後、『WiLL』で舛添知事にインタヴューを申し込んだが、にべもなく断られた。(以上)


★ もう、ためいきがでるほど「売国奴」!!


★ こんな記事を読むと、怒りがこみ上げますが、「本当に東京の知事?」
  ところで今日のtokyo自民党BBS掲示板は?

  ・・・あら、まだ今日もメンテナンス中? いったいどうしたのでしょうね~。

コメント (8)
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クライン孝子氏からメルマガが届きました。 ぜひご覧ください。

2014年08月10日 | 政治

★ クライン孝子氏からメルマガが届きましたので、ご紹介します。 ぜひご覧ください。

上島嘉朗氏の中川八洋氏への反論を断固支持します。
編集
◆【遠くの声を探して】沈黙は金ならず、中川八洋氏への反論

https://www.youtube.com/watch?v=HykDByVmlC0&list=UU_39VhpzPZyOVrXUeWv04Zg

◆上島嘉朗氏の中川八洋氏への反論を断固支持します。

 それにしても中川氏の掲示板ではこんなことも

1、家族解体(フェミニズム)と日本共産社会化に爆走する安倍晋三 ──
2、特に忘れてはならないのは、女性の脳重は男性の脳より100g軽いこと
3、女性の大学教師が日本では一人残らず劣悪極めるのは、厳然たる事実。
4文科系からすべての女性大学教師を解雇し追放する必要がある。


◆舛添都知事もかつてこんな発言をして女性政治家を侮辱

1僕は本質的に女性は政治に向かないと思う。
2女は生理のときはノーマルじゃない。異常です。
3ひとりが1000人分のメールを書いているって、どこかと共通の意識。(20)


◆それはさておき、櫻井よしこ氏の=目配り欠く女性政策=表現は「ソフト」でいかにも女性の味方であるといわんばかり
◆知人のOHさんもそのようメールを

◆◆◆新著ご紹介  日本はなぜ成熟できないのか  増刷決定とのことです。
http://www.kairyusha.co.jp/ISBN/ISBN978-4-7593-1386-4.html
◆◆◆西部ゼミ「クライン孝子」の過去全出演記録(ビデオ)もお手すきの折
クリックしてご覧下さると嬉しいです。
http://s.mxtv.jp/nishibe/archive.php?keyword=%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E5%AD%9D%E5%AD%90

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◆【遠くの声を探して】沈黙は金ならず、中川八洋氏への反論
https://www.youtube.com/watch?v=HykDByVmlC0&list=UU_39VhpzPZyOVrXUeWv04Zg (・・・上の段の動画です。)

◆上島嘉朗氏の中川八洋氏への反論を断固支持します。
http://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/a406331d95a0699254e77f64493ee0db
ワタシもベッラさんに続き、この反論、全面的に同意いたします。

◆それにしても中川氏の掲示板ではこんなことも書かれていて
ビックリしました。

家族解体(フェミニズム)と日本共産社会化に爆走する安倍晋三 ──半コミュニスト安倍を支配する“凶悪コミュニスト"菅義偉
http://nakagawayatsuhiro.hatenablog.com/entry/2014/07/16/225803
<<女性に適した職場があることは事実だし、現実に幾多もある。だが、どんな職場でも女性が男性と同等な力を発揮できるとするのは、
現実無視はなはだしい虚妄な虚説で、カルト宗教的な迷信の極み。

・特に忘れてはならないのは、女性の脳重は男性の脳より
100g軽いこと(注1)。
また、さまざまな大学入試の模擬テストでわかるように、
女性の方が男性より頭が格段に悪いのは、歴然としている。
つまり、医学的にも、統計学的にも、平均して女性は男性に
社会的能力において大きく劣る。>>

・<<文科系の大学を事例として考えてみよう。
歴史学であれ、政治学であれ、法律学であれ、
女性の大学教師が日本では一人残らず劣悪極めるのは、厳然たる事実。
脳の構造が学問に対して劣性だけでなく、体力や根気において、
大量の書籍を読破できないし、暗記力が際だって低いため、
思考力が水準にいかないのは明白。

・ 日本は、大学教育の質を向上させる必要に駆られている。
このためにはまず率先して、文学など一部のジャンルを除き、
文科系からすべての女性大学教師を解雇し追放する必要がある。
劣悪を極める文科系女性大学教師が、大学生をスポイルし、
大学の質的劣化の元凶の一つなのは現実。
ならば、この元凶を切開手術で切除するのを躊躇ってはいけない。>>

◆舛添都知事もかつてこんな発言をして女性政治家を侮辱し
ておられましたね。

<<1、僕は本質的に女性は政治に向かないと思う。
たとえば、指揮者、作曲家には女はほとんどいない。
女が作曲した曲に大したものがない。

なぜか、と考えてみると、
実は指揮者は政治家に似ていることに気づいたわけ。
オーケストラを統率する能力は、女性は男性より欠けているわけです。
作曲家が少ないのも、論理構成をして様々なパーツを上手にワンパッケージにまとめる能力がないから。
これはシングル・イシュー・ポリティックス(単一争点政治)とも関係してくる。」
「それから、体力の差ということでいえば、政治家は24時間、いつ重要な決断を下さなければいけないかわからない。
そのとき、月1回とはいえ、たまたま生理じゃ困るわけです」

2、「女は生理のときはノーマルじゃない。異常です。
そんなときに国政の重要な決定、戦争をやるかどうかなんてことを判断されてはたまらない。
(出典:。BIGMAN1989年10月号「増殖マドンナ議員は日本をダメにするか!?)と・・・・)

ところでその舛添知事ですが、こんなでまかせの科白をはかれるから、都民は余計、カリカリ、頭に来るのだと思います

舛添知事、御冗談を~ 
◆ひとりが1000人分のメールを書いているって、どこかと共通の意識。(20)
http://blog.goo.ne.jp/bellavoce3594/e/be7b7b5039729571bc2ea7c8a790a661

◆それはさておき、櫻井よしこ氏の
=目配り欠く女性政策=
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140804/plc14080403060002-n1.htmですが、残念ながら、この論文においても、現在の国際社会の流れを正確に
把握していないという点で、とても落胆いたしました。
確かに表現は上記の男性諸君とは異なり、「ソフト」でいかにも女性の味方であるといわんばかりの文章ですが、その実、
真意を忖度すると、妙に彼ら男性と連動しているのが随所で見られるからです。
そこでふとこの論文って、、オトコの方がお書きになったのではないかと勘ぐってしまいました。 

◆知人のOHさんもそのようメールを
私宛送ってこられました。この推測、間違っているいるようでしたら、
お詫びいたします。
<<確かな戦略を感じさせる外交・安全保障政策に比べ、
現在の安倍晋三政権の女性政策は目配りが欠けていないか。

 人間の生き方や価値観は極めて多様であるために、
全ての女性が満足する政策を打ち出すのは難しい。
とはいえ、男女共同参画路線をひたすら突っ走るような
現在の政策は将来に禍根を残しかねない。なによりも、
首相の掲げる美しい日本を取り戻すという大きな理念と、
現在の女性政策は必ずしも一致しない。以下略>>

◆◆◆新著ご紹介  日本はなぜ成熟できないのか  
http://www.kairyusha.co.jp/ISBN/ISBN978-4-7593-1386-4.html
◆◆◆西部ゼミ「クライン孝子」の過去全出演記録(ビデオ)もお手すきの折
クリックしてご覧下さると嬉しいです。
http://s.mxtv.jp/nishibe/archive.php?keyword=%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E5%AD%9D%E5%AD%90


★ クライン孝子先生がお書きになったように、中川八洋氏はもちろん、舛添都知事もなにか異常ですね。
  あまりにもひどいと思いました。

  ここで音楽家の私は、「なぜ女性に指揮者や作曲家が少ないのか」ということに関して、大学の名誉教授なる中川氏がいかに
  歴史を知らないのか、唖然としました。

  子守唄やクラシックの旋律でもよく取り入れられている「民謡」など、女性が口ずさんで伝えてきたと思わないのか、ということです。
  母から子へと歌は伝えられてきているのです。
  でも母親は家事に子育て、とても長時間作品完成に費やす時間はなかったのです。
  多くの作曲家は、母親の歌う旋律や女性たちの歌などから多くの刺激や感銘を受けてきています。
  あまりにも中川氏のいうことは人をバカにし、自分がとんでもないバカであることを「発表」しているようなものですね。
  この世は「男性」だけで成り立っているのではないのです。
  一流の男性になればなるほど、女性の偉大さに感涙することはあっても、女性をバカにして自分を飾りたてることはしません。

  あの「料理の鉄人」の道場六三郎氏も、自分の料理の原点は母親の料理だった、これ抜きでは今の自分はないとしみじみ語っています。
  歴史には書かれなかった偉大な女性が、それもたくさん存在していたのです。
  日本には女性で素晴らしい作家が数多くいらっしゃいますし、紫式部や清少納言の頭は悪い、脳が軽いとでもいうのでしょうか。

  それに昔は「指揮者」なしで演奏していました。  
  杖のようなもので地面を打って「指揮」する方法もあり、間違って自分の足を打ってその傷がもとで亡くなった人もいました。
  今のような指揮者は歴史でいうと、19世紀のはじめごろからです。
   
  また演奏家も、オペラのソプラノ歌手は「カストラート」という男性が歌っていたのです。
  バレエも男性が女性役を踊っていたといいます。それは「キリスト教」の考えでした。
  思えば面白いですね。

  男女のことで「男が偉い、女はバカ」と信じ込んでいる「名誉教授」や「都知事」がいるというのは、実に情けないことです。
  ご自身がどんなに偉大なのでしょうね~。
  大学も教育者である教授をしっかり選定していただきたいものです。

  「中川名誉教授サマ」は、上島氏だけでなく、ほかの学者や評論家のことも無礼千万で、読む人はあきれはてることでしょう。
  「舛添都知事サマ」は、一人の人が1000通も批判を書いたというのを「調べた」というのですから、それを証明してほしい、
  あの「何十万人強制連行」と同じ発想ってコメントが書かれていました。なるほど・・・です。



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朝日新聞は意図的に「日本を攻撃」!! 許せません!!!

2014年08月10日 | 政治
  
慰安婦報道 朝日新聞の責任



【これは酷い】中国韓国による東京オリンピック妨害工作。青山繁晴「長い歴史で隣の国がここまで妨害して来た事は実例がない」



三宅博・衆議院議員14.4.19朝日新聞「従軍慰安婦」報道糾弾!@有楽町



★ こんなこともありましたね。報道ありましたか?

【特許ライセンス】 詐欺帝国サムスン!



【サムスン没落】 チャイナインパクト!




★ 台風が北上して日本海に・・・。 各地の被害が心配です。
夏でこれでは秋の台風が思いやられそうです。

tokyo自民党BBS掲示板・・・「只今、メンテナンス中です」ですって。あら、なぜ???
舛添都知事が「調べたらひとりが1000通書いている」って言っていたらしいから、どうぞ調べてほしいですね。
ひとつひとつ文面も違うし、1000通も書けませんよ、それも全員がですよ。

これ、お笑い番組にネタとして受けると思うのですが、テレビのバラエティは報道するといいですね。
塩村さん・野々村さんに続いて、舛添さん、よろしく・・・ね!!


コメント (2)
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Joan Sutherland & Birgit Nilsson give a singing lesson

2014年08月10日 | オペラ
 
Joan Sutherland & Birgit Nilsson give a singing lesson


台風が心配で、リュックを詰めてから眠ろうとしても気になって台風の情報ばかり見ていた。
ちょっと怖くなって・・・でも気を紛らわそうとyoutubeを見ていたら、この動画を見つけた。

20世紀中葉から70年代まで世界的に活躍した偉大なソプラノ、
ワーグナーを歌って比類ないドラマティコのビルギット・ニルソン、
もうひとりは、ベルカントオペラであるドニゼッティやベッリーニ、またヘンデルなどを
歌うと、その超絶技巧や音楽性で並びなきジョーン・サザーランド。

この動画は英語で語られるが、なんとなく理解できる。
それぞれ有名なオペラのさわりだけだけれど、その一節がたとえようもないほど素晴らしく、聴いていてわくわくする。

そしてそれぞれの一節に感動し、ふと我に返って冷静になり、最高のレッスンになった。
芸術として素晴らしいのはもちろん、どれだけ基礎基本の土台の上にきちっと構築しているか、いやというほど思い知らされる。

ニルソンもサザーランドも幸いなことに実演に接しているだけに(それもかなりの年齢になっておられたが)、声はゆるぎもしなかった。

「アイーダ」「トリスタンとイゾルデ」「リゴレット」「仮面舞踏会」「マクベス」「ノルマ」「トラヴィアータ」「トスカ」をはじめ、
たった一節だけれど、声やテクニックについてかなり突き詰めて感じながら聴いた。
大切なことばかり、ハッとさせられる連続であった。

歌唱が何たるかをニルソンとサザーランドは宝石のような一節を聴かせる。
 

今は亡きふたりの名歌手の声は、輝く天の星のようで、とても届かないところにあり、
はじめて子供の時、トランジスタラジオで必死になって聴いて驚愕した日々を思い出す。
それはすごい経験だった・・・。

声楽は、自分の声が自然にあふれ、そしてセーブし、全身が楽器となって「神から
歌わせていただいている」という境地になるところまで勉強するものだ。
空間を響かせ、自分であってその自分を超え、作曲家の音楽の再現となれるように。

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