★ 宮崎正弘氏から、明日予定のメルマガの早読みです。
ISIL(イスラム国)の最大攻撃目標は中国新彊ウィグル自治区 だから米軍の空爆に諸手を挙げて賛成する中国
ISILは当初「イラクとレパントのイスラム圏」と訳されていたが、最近のマスコミは、このテロ組織を「イスラム過激派」とか「イスラム国」という訳語を当てている。
7月に記者会見したISIL指導者は15分にわたる演説で「ISILは北アフリカからスペイン、東は中央アジア、パキスタン、アフガニスタン、インド。そして最終最大の目標は中国である」と述べた。
こうなるとレパント(地中海沿岸)の範囲を超える。
有力華字紙の「多維新聞網」(8月16日)は、最近北京への批判色を弱め、反日報道では新華社と同じトーンになるため、がっかりさせられることが多いが、「イスラム恐怖分子」(テロリスト)への脅威感は、北京政府同様のメンタリティを伴っている。
同紙は、このイスラム過激派の膨張目的を「危険の弧」と命名した。
事実、アフガニスタンのアルカィーダ秘密基地で軍事訓練を受けていたウィグル人は、1000名とされ、米軍の攻撃でグアンタナム基地に数十人が拘束され、うち何人かはアルカィーダと無関係とわかってアルバニア、ポリネシア諸国が身柄を引き取った。中国は執拗に身柄の引き渡しを要求している。
ISILはアフガニスタンからシリアへ渡った過激派外人部隊。構成人員は7000名と推定され、おそらくウィグル人が多数含まれるであろう。
新彊ウィグル自治区からのテロは遠く雲南省、北京などへと突出し始めた。ISILとの関連はいまのところみられないが。。。。(以上)
★ 不穏な空気が世界を覆います。そして次の動画を見つけました。
中国4分裂のシナリオ
★ 本日、夜遅くなりますが、「討論」番組をUPします。
◆ 草莽崛起その現在と未来~朝日新聞・NHK・水産庁糾弾の歩み
パネリスト:
永山英樹(「台湾研究フォーラム」代表)
西村幸祐(評論家・作家)
藤岡信勝(拓殖大学客員教授)
水間政憲(ジャーナリスト)
三浦小太郎(評論家)
三宅博(衆議院議員)
山本優美子(「なでしこアクション」代表)
司会:水島総
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