★ 疲れました。西田・三宅両議員のお話、大変重いのですもの。
今日、エントリすることは無理かなって思いましたが。
三宅議員のお話は明日にエントリします。もうクタクタです。
西田議員のお話は、経済をどうすれば活性化できるか、東京に集まりすぎ、高層マンションが増え、
東京に人口が集中し、地方が閑散としてきたこと、
富も東京に集まり、地方が寂れるばかり、また地方から講演の要請があったが、陳さんとか、日本人ではない人たちに驚き。
ここで西田議員の困った表情が笑いを誘ったが、本当にこれは問題です。
経済のお話は動画でお話をされている通りなのですが、平成のはじめまでは日本国内で作られていた。
海外に出て雇われるのは日本人労働者ではないこと、儲かるのはごく一部の人であること。日本の産業の空洞化を促進、
構造改革がいかに間違っていたか、民間活力を増やすということも、20年間政府は言ってきた結果どうだったか。
岩盤規制、ドリルなどで民間活力が盛んになるかといえば必ずしもそうではない。
また6年後のオリンピックを見込んで「観光」「買い物」でというが、また外国の投資を期待するといっても「水資源」をあてるのは
もはや「売国」である。
圧倒的なニーズは、老人介護・老人施設だが、人がいないので外国人をというのは間違い、小泉内閣で、
長期計画を遮って構造改革をうたい、長期計画をしなくなった、これらはアメリカから出てきたものだ。
ハッキリと指摘をされました。
そしてこの夏、「中山道」を徒歩旅行したこと、昔、皇女和宮さまが徳川家にご降嫁される時の道は「中山道」だった。
しかし今は見る影もなく寂れ、用意した水筒の水もなくなり、コンビニも少なく、食事をするところもほとんどなくて、
「クマが出ます」という看板があり、クマでなく猿の親子に遭遇、
不良に囲まれたような感じがして「すみません、カネ持っていません」と言ってそっと通り抜けたこと。
気温は40度、フラフラになって倒れるかと思った。「行き倒れ」になると思った。
雨のあとが沢になっているのでまともに歩けない。
道しるべがない。
GPSを持参していたので、地図を持ってこなかったのが間違い。
碓氷峠は携帯の電波が届かなかった。本当に恐ろしい思いがした。
中山道にはすばらしいものがたくさんあるはず。 きちっと整備すると歩こうと思う人も増える。インフラ整備が必要だ。
にぎわいを取り戻し人も戻ってくる。 今のままでは地方は寂れるばかりだ。
失敗の意味がわからない、という現状。
構造改革はアメリカに教えられた。
やってみたら悪くなってしまった。
「どうしてだろう」と思わず、やってきたことを正当化、失敗を失敗と思わない。
失敗の意味がわからなくなっている。
「勝てば官軍」「錦の御旗」・・・勝ち馬に乗ったらいいと思っている。
家庭の不条理で「社会の不条理」がわかる。
「利己主義者」には「利己主義をしている」ということがわからない。
自分の思い通りになるわけはない、家族や子供のために自分が犠牲になるのも同じで、程度の差はあるにしても。
思い通りにならないことは間違いだと思ってきている。
★ 「中山道」の徒歩旅行のお話は爆笑でした。地方の講演会も、ふたをあければ外国人。
さびれゆく地方、ますます一極集中する大東京、並ぶ超高層マンション、災害への危惧、
西田議員は思いのまま語られた。
中山道の徒歩旅行は動画になっていたのでUPしておきます。
西田昌司「 東海道の次は中山道 碓氷峠を越えました」
参考動画
【西田昌司】地方再生をどうする?地方分権の幻想[桜H26/9/25]