外務省HPからアジア女性基金呼びかけ文削除
産経新聞2014年10月11日(土)07:59
外務省は10日、元慰安婦に「償い金」を支給したアジア女性基金の「拠金呼びかけ文」をホームページから削除した。
文中に「10代の少女までも含む多くの女性を強制的に『慰安婦』として軍に従わせた」との記述が含まれていたためで、次世代の党の山田宏幹事長が6日の衆院予算委員会で「強制連行はなかった」「問題がある」と指摘し、岸田文雄外相が削除を検討する考えを示していた。
削除したのは「歴史認識」の項目に掲載されていた「『女性のためのアジア平和国民基金』への拠金呼びかけ文」(平成7年7月18日)。基金の呼びかけ人が発表した文書で政府の公式文書ではないが、外務省は過去の経緯を紹介する観点から閲覧できるようにしていた。
慰安婦の強制性をめぐっては、平成19年に第1次安倍晋三内閣が「政府発見の資料の中には軍や官憲によるいわゆる強制連行を示すような記述は見当たらなかった」との答弁書を閣議決定している。
福岡市教育長が是正明言 小学校副教材「強制連行」は削除
産経新聞2014年10月11日(土)08:06
福岡市のすべての市立小学校に配布された道徳用副教材「ぬくもり」(改訂版)の小学校6年生版に、教科書に記述のない朝鮮人の「強制連行」の文言があった問題で、福岡市の酒井龍彦教育長は10日、「今後、この題材を取り上げないようにする」と述べた。市議会決算特別委で、水城四郎市議(みらい福岡)の質問に答えた。 (大森貴弘)
問題の記述は、ぬくもり小学校6年生版に収録された「アイゴーの叫びはわが胸に」にある。
この文章に添えられた「日本における朝鮮人の人口」と題したグラフの中に「1939年より強制連行がはじまりました」との記載があった。
水城氏は「強制連行の記述がある題材は掲載すべきでない。中学校用の副教材にも同様の記述があり、ともに削除すべきではないか」と求めた。
酒井氏は、来年度以降に配布する副教材から、この文章を削除することを明言した。
配布済みの「ぬくもり」についても「強制連行という言葉を使わないよう学校長に通達し、指導を徹底する」と答弁した。
これに対し、水城氏は「ぬくもりは全体的に内容がいびつだ。多くのユダヤ人を救った杉原千畝や、和歌山沖で沈没したトルコ軍艦の乗組員を、住民が自らの身を顧みずに救ったエルトゥールル号遭難事件など、先人の行動をもっと盛り込むべきではないか」と述べた。
★ 日本国民の頑張った結果がこうして、ひとつひとつ聞き入れられ、変わってきた。
また次世代の党、山田宏議員の国会質疑も効果的だった。もちろんこれらは多くの国民が立ち上がってきた結果である。
★ 今、生徒たちに配布済みの教科書は「墨で消す」「黒マジックで消す」という手もある。