『国際情勢と日本①』加藤清隆 AJER2015.1.2.
★ お正月で「そこまで言って委員会」がお休みなので、レギュラーの加藤清隆氏の「国際情勢と日本」のお話をUPしました。
とてもわかりやすい解説と思います。
★ お正月は寒すぎました。DVD「アーサー王物語」を見ました。エヴァ・ガードナーやロバート・テイラーの主演で、古い映画です。
アーサー王の物語は伝説といいますが、ワーグナーの楽劇に出てくる「聖杯の騎士パルジファル」も登場、ローエングリンの父です。
アーサー王を脅かす勢力の陰謀からすぐれた知恵で護り続けた老人は「項羽と劉邦」に出てくる項羽のたったひとりの軍師、范増を想いました。
そして騎士ランスロットは、相手をアーサー王と知らず決闘し、尊敬するアーサー王と知って剣を折ります。
どこまでも忠実で誠心誠意のランスロット、そして美しい王妃ギネヴィアへの愛をあきらめるランスロット、アーサー王はそれを知って
ふたりに寛大な裁きを与えるところなど、やはりワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」を思います。
ゲルマンの古い伝説とイングランドの伝説が交差しているのを感じました。
★ ワーグナーを歌う「偉大な声」、これぞホッホ・ドラマティッシェ(超ドラマティックソプラノ)
ワーグナー『神々のたそがれ』~ブリュンヒルデの自己犠牲【ソプラノはジェシー・ノーマン】
Jessye Norman - Br�・nnhilde's Immolation 2/2 (ドイツ語歌詞、字幕は英語)
★ ワーグナーやヴェルディの音楽にはナショナリズムが・・・それにしてもワーグナーのオーケストラの扱いの魅力、歌詞もワーグナーが書いているのですが、それだけでは表しきれないものをオーケストラが描いているのですね。
しかし、このオーケストラが分厚いこと、相当の声の威力が必要、ワーグナーは誰でも歌えるのではない、テクニックだけではどうしょうもない力量が必要です。ノーマンや二ルソンといった「超ドラマティック」な声も、現代はあまりみられなくなりました。