★ ニュース「アンカー」、宮崎哲哉氏解説・・・テレビで見たが、動画は出てこないと思うので、放送された内容(「アンカー」のサイトから)を転載した。
http://tvtopic.goo.ne.jp/kansai/program/info/338051/index.html
ニュースニュース (ニュース)
イスラム国が日本人2人を人質にとり身代金を要求している事件。身代金の支払期限まで24時間を切った。菅官房長官は、「安否についてはまだ確認できていない。人質の早期解放に向けて最大限努力をしている」と話した。
安倍首相は、テロには屈しない姿勢を改めて強調した。
安倍首相はトルコやヨルダン・エジプトの首脳に対して電話で協力を要請。
各国も全面的な支援を約束している。中山外務副大臣はヨルダンのアブドラ国王と会談し、アブドラ国王は全面的な協力をする考えを示している。
人質となっているフリージャーナリストの47歳男性は、去年10月にシリアに入りイスラム国の支配地域に向かった。
47歳男性はイスラム国を取材するとともに、既に拘束されていた民間軍事会社代表の42歳男性についても調べていた。
47歳男性はツイッターで取材状況を伝えていたが、去年10月23日を最後に更新が途絶えている。
そして11月、家族のもとにイスラム国のメンバーを名乗る人物から身代金20億円を要求するメールが届いた。政府はきょう夕方、関係閣僚会議を開き対応を急ぐ方針。
中東を取材した経験を持つ西谷文和をスタジオに呼び、解説。
西谷は、「イスラム国を取材するには許可証が必要。一番危険な地域であるラッカに入ったフリージャーナリストの47歳男性は、お金がほしいイスラム国とグルだったガイドに騙されたと思う」と話した。イスラム国は身代金を要求しているが、受け渡しの方法などを指定していない。金銭を要求しているのは、空爆を行うアメリカやフランスに金銭的な支援をしている日本だからこそだという。イスラム国は、アサド政権と自由シリア軍の争いに乗じてラッカを占領している。
(追加)
ニュースニュース (ニュース)
イスラム国が日本人2人を人質にとった事件。身代金の支払期限まで24時間を切っている。イスラム国は去年、アメリカ人ジャーナリストを人質にとった映像を次々に公開。アメリカは身代金要求に応じなかったため、ジャーナリストは殺害された。一方で、人質になったフランス人とスペイン人は身代金が支払われたため解放されている。シリア・反体制派のイスラム戦線は、すでに42歳男性の解放に向けてイスラム国と交渉を行っていた。去年8月から数回にわたりイスラム国と交渉したというが、イスラム国は日本政府との交渉にこだわったという。
イスラム国が日本人2人を人質にとった事件についてトーク。西谷は、「イスラム国はお金に困っている。油田の精製所も破壊されたため、収入も激減した」と話した。日本政府の交渉のポイントについて、西谷は「イスラム国との交渉チャンネルを探すこと」だと話した。イスラム国の兵士を捕虜にとっている自由シリア軍の幹部や、トルコの諜報部員を窓口にするべきだという。
★ 47歳男性、というのは人質のジャーナリストのこと。
ゲスト解説の西谷氏は、「ヨルダンでは何もできない、トルコから話をすべき」と言っていた。
トルコに近いシリアには、2つの勢力があって、アサド政権に反対するのと、ラッカにいる「イスラム国」である。
私は西谷文和という人のことはよく知らない。
しかし、ひどい・・・安倍さんにこのテロの責任をかぶせようとする「反日」勢力、もう無茶苦茶、
そんな記事やニュースを見るたびに、ガックリとする。
★ ところで今、こんなニュースを見た。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150122-00000866-fnn-soci
(動画もありますが、一度視聴できたのですが、混み合って2度目は視聴できなかったので、しばらく時間をおくことが必要だそうです)下記はその動画の一部の内容です。
高橋教授は「イラクで、かつて日本人が人質になった時、地元の伝統的な部族の指導者、有力者、地縁血縁を通じての、釈放の交渉に進んでいったんですね。ところが、『イスラム国』の場合は、世界各地から集まってきた、イデオロギー(宗教)的に凝り固まった人々の組織ですから、そういう伝統的な指導者の影響力というのは、及んでいないと。地縁血縁を通じての、犯人との交渉という方法が通じないんですよね」と話した。
そのうえで、有効な交渉手段として、次の2点を挙げた。
高橋教授は「即効性があるのは、やはり、これまで『イスラム国』との人間関係を築いて、保ってきた日本人。そういう人たちに尽力していただくというのが1つですね。もう1つは、『イスラム国』との関係の深い、トルコという国の諜報(ちょうほう)機関の協力を仰ぐと。『イスラム国』がこれほど大きくなれたのは、トルコ経由で、たくさんの人たちが入ってくるからですよね。トルコの国境を管理しているのは、具体的にはトルコの諜報機関ですから、トルコの諜報機関は、『イスラム国』に対する人脈・情報を持っているはずですよね」と話した。
(参考)高橋教授とは、高橋和夫放送大学教授