★ 3月1日に、奈良の商工会議所で≪新しい歴史教科書をつくる会≫主催の教育講演会に、三宅先生が「これからの日本」という演題で講演され、いつもながら気迫ある素晴らしい内容でした。
youtube発見しましたので、下の段に追加しています。どうぞご覧ください。
講演のメモから。
・教育委員会は民意の反映がなかなかできなかった。ほとんど名誉職となっていて多くの自治体では「教員上がり」が多い。
・「命の大切さを教えなければならない」と繰り返し言ってきた教育界だが、その結果、「命の大切さ」を教えることができたのか? 少年の凶悪犯罪はひどくなっている。
・国会議員で地方議員を経験していない人が多いが、ほとんど「教育の現場の実態」を知らないのではないか?
官僚があげてきたマニュアルに沿って発言しているのが多いようだ。
・結局は日教組のやりたい放題。
・私が八尾市議であったころは文教委員を務めていた。「文教委員会を動かない」と言って、実際にいろんな学校現場を抜き打ち的に現場に行き、その実態の把握に務めてきた。
・その中で「教科書」の実態などもそのうちのひとつとして見てきた。
日本に生まれて心から喜び、先人を誇りに思える内容の教科書になっていない。
・教科書選定については、調査委員が選任され、教科書の優劣を決める。
10社くらいある教科書の「順位」を付け、絞り込みをする。結果的に日教組の意向が反映される内容になっている。
・「反日教科書」、大阪は40以上のチェック項目がある。基準そのものが偏向していた。
【反日・反皇室・反天皇】で、一貫している。
教科書採択の実験を握っているのは【日教組・解放同盟】などで、教科書会社は彼らの要求に屈服してきた。
・教科書を読んだ人たちが「私たちの先祖・日本は何という悪いことをしてきたのか」と思うのもそれが戦後教育の実態。
・この前もある校長が学校のホームページに書いたことが、教育委員会にそれに対する抗議の一本の電話がかかり、教育委員会はその電話でその校長の記事を削除するに至った事件、これがそれを物語っている。
彼らは何に怯えているのか? 一本の抗議電話に敏感に反応してしまうのはなぜか?
・学校の儀式的行事について~「仰げば尊し」が歌えない卒業式、日教組の色に染まっている。
・安倍総理が「日教組はどうなんだ」と言って注意を受けていたが、民主党政権の時の輿石氏が学校長に対してどうだったか。日教組会館・日本教育会館などの問題もあり、安倍総理が言うのも当たり前。
なぜかくも長くこんなことが続いたのか。
・心ある良識的な住民や親がそれを指摘しても、日教組は変わらない。改めるどころか、「やり遂げる」のはなぜか?
・行政委員会の位置づけよりも、日教組がそれをできる原因は、最終的には「憲法」にある。
ごく普通の読解力で「前文」を読めば、日本は悪い国で、主体的に物事を決めてはならないと書いているのがわかる。
・韓国・北朝鮮など戦勝国でもないのに、いつのまにか入り込んでいる。
拉致問題~日本からコメや資金を援助したことが、向こうからは「大量破壊兵器」「麻薬」など。
・中国や旧ソ連、アメリカ~中国は自国民を大量餓死させている。旧ソ連は先の日本敗戦におけるどさくさに紛れ、婦女暴行、シベリア抑留、アメリカは日本を空襲で焦土とし、さらに原爆を広島・長崎に落下、大虐殺をした。
・今の憲法では、ある意味で「反日」にならざるを得ない面がある。一般の素朴な当たり前の思いのほうが、正当性がないということになってしまう。宮沢・河野・村山など。
・このことは昨年秋に、私が「4つのプロパガンダの打破」としてお話した。(動画を貼りました)
【三宅博】4大反日プロパガンダの打破へ[桜H26/10/15]
・拉致問題に関して間違った方向性を危惧
北朝鮮の言うことはずべて「嘘」と思った方がよい。<調査委>もまたハメられていると批判してきたが、エリート中のエリートの役人に対して、相手は「ゴロツキ」であり「犯罪者」、日本のエリートが立ち向かえる相手ではない。
「日朝国交回復」について、<拉致問題より国交回復>という声がある。
外務省の中にはかつて「拉致問題のことで日朝国交回復が遅れてもいいのか!」と主張の声あり。
日本は100兆円の予算に対し、北朝鮮は5~6000億、海外からの貸付、覚醒剤密売、偽札製造、などの違法行為で国を保っている。
どうするか? 「経済封鎖」すればあの国は崩壊、
「拉致被害者を耳をそろえて返せ!」と言うとそうするだろう。
政府は今まで」北朝鮮への仕送りに行った在日朝鮮人2000人を再入国許可を与えている。
朝鮮総連の人ほとんどが北朝鮮に肉親がいる。
再入国許可を止めることである。朝鮮総連は在日朝鮮人をクイモノにしてきたことがずっと続く。
・朝鮮総連本部ビル競売の件
マルナカは朝鮮総連に売らないと約束しながら、売ったことになる。もと国会議員が仲介の労をとった。
朝鮮総連本部ビルは「北の生命線」である。
日本政府と朝鮮総連の間で話ができている。更地にしてマンション建設などするはずがない。
★ このあと、会場の方々が「質問」をするコーナーがあった。その中で気になった質問について簡単に書いておきます。
質問者「私は北朝鮮に四回、中東にも二回行っている。トルファン・パキスタン・アフガン・カブールなど。
「拉致問題解決しないと国交回復しないというのは間違っている。国交正常化を先にすべきである。」
またISの原理主義では「話がわかる相手ではない。外務省も「殺される」と言った。
安倍総理は上手に標的にならないようにすべきではなかったか」と。
・もちろん、三宅先生は「国交正常化は拉致問題が解決してから」と言われた。
「日本国内において外国の工作員が日本国民を拉致した。これは日本の主権を侵害していることである」
そしてISがなぜイスラエルに対し、何もしないのかも話された。
会場からは突然「そうだ!」と嵐のような声と熱烈な拍手で、三宅先生を支持、みなさん上気した顔で「いい話をきけたなあ」って言いながら帰路につく。
★ 以上、私なりにまとめたもので不十分とは思いますが、かなり迫力に満ちたすごい講演でした。
下記の図はかつて当ブログにも転載した「朝鮮総連本部ビル」競売の説明をネットで得たもので、再掲します。
(今回の三宅先生の講演で使用したものではありません)
★ 今、三宅先生の当日の講演会動画を発見しました。長いですが、どうぞご覧ください。
次世代の党 三宅博 講演会 「これからの日本」 平成27年3月1日
★ ここで音楽を、ショパン「英雄ポロネーズ」、巨匠ホロヴィッツが弾いています。アメリカのホワイトハウスにおける特別演奏会にて。
Horowitz - Chopin Polonaise op. 53・・・ホロヴィッツの弾くショパン「英雄ポロネーズ」