★ 昔の番組の再放送だが、はじめてこの動画を見て衝撃を受けた。(さらりんさまのコメントで知りました。)
百年の悲劇はここから始まった~20世紀の負の遺産~
・・・「第二次世界大戦」についてはやはりNHKは反日だが、この「第一次世界大戦」は英・独を主軸に描いた中東やロシアを描いている。
45分から、ハリウッド映画で有名な『アラビアのロレンス』のヒーロー、ロレンスが工作員だったこと、(プロパガンダ映画)。
イギリスがアラブを騙し、内乱を起こさせ、そのあげくユダヤ人にはロスチャイルドのご機嫌取りにその土地をユダヤ国家として与えるなどの密約。
また、毒ガスを製造した優秀な科学者の悲劇、ユダヤ人がドイツのために製造した毒ガスが、第二次大戦でナチスにより同胞であるユダヤ人ホロコーストに使用されたことなど、戦慄の連続であった。
日本人は中東のことは「十字軍」の歴史も、中東への騙し討ちにも一切関係ない。これらの歴史はあまりにも怖ろしい。
もちろん言うまでもないが、テロは絶対に許されない。
★ 上記の動画とは関係ないが、フランスの新聞にテロリストを「カミカゼ」などと書いているようだが、
「神風特攻隊」は普通の庶民をテロ行為で殺すことは絶対にしない。
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e7%89%b9%e6%94%bb%e9%9a%8a%e3%81%af%e3%80%8c%e3%83%86%e3%83%ad%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%83%88%e3%81%a8%e3%81%af%e9%81%95%e3%81%86%e3%80%8d%e3%80%8c%e6%88%a6%e5%8f%8b%e3%81%b8%e3%81%ae%e4%be%ae%e8%be%b1%e3%81%a0%e3%80%8d-%e4%bb%8f%e5%a0%b1%e9%81%93%e3%81%ab%ef%bc%98%ef%bc%98%e6%ad%b3%e5%85%83%e9%9a%8a%e5%93%a1%e6%86%a4%e3%82%8a/ar-BBn6tbP?ocid=LENDHP#page=2

・・・ハリウッド映画『アラビアのロレンス』はプロパガンダ映画だった。
★ 久しぶりに鍛冶俊樹氏のメールマガジンから

鍛冶俊樹の軍事ジャーナル第213号(11月17日)
*行き詰った欧州
「フランスに行きたしと思へどもフランスは余りに遠し」とは戦前の詩人の言葉だが、平成の御代になっても事情は変わらぬらしい。
これだけ観光客が往来する時代になっても、日本人にとって欧州情勢は複雑怪奇なのである。
欧州にEUが成立したのは20世紀末だった。EUの成立事情は余り知られていないが、要するに米国に対抗するために欧州各国が連合したのだ。だから米国は当初からEUに反対していたし、実は今でも反EUだ。
よく「良好な欧米関係」などと言って、一体のものとして捉えたがる世論の風潮がある。
確かに両者は表面的には仲良しだが、内実は対立関係にあると言った方がいい。
それが端的にあらわれたのが、1月のシャルリー・エブド襲撃テロの時だ。
追悼行進には、欧州各国首脳はもちろんイスラエルの首相まで参加したのに、米大統領が参加しなかったのを御記憶の方も多かろう。
今回のテロでは、オバマは各国との連携を約束したが、中近東への地上軍の派遣は拒否した。
EUの最大の矛盾は実は金融と財政の分離などではなく、安全保障の欠落だ。
安全保障は米国に依存しながら、経済面では米国に対抗する。そんな虫のいい話を米国が受け入れる訳はない。
米軍はISIL(イスラム国)を空爆しているが、ISILはもともとCIAがシリアのアサド政権を転覆させるためにイスラエルを通じて育成させたものだ。
ISILがシリアに向かわずにイラクに侵攻したので、昨年、米軍は支援を打ち切ったが、イスラエルは今も支援している。
米軍の空爆情報はイスラエルから事前にISILに伝達されるから、米軍の空爆はあまり効果がない。
米国にしてみればイラクに来ないでシリアに向かうISILは、やはり都合のいい存在なのである。
米国が地上軍を派遣しない限りシリアの内戦状態は継続され、今後も大量の難民が欧州に押し寄せ続ける。
安全保障を米国に依存してきた欧州は、中近東の安定化の為の軍事力を持たないから結局難民を受け入れテロに耐えるしかない。
社会は混乱し経済は疲弊し、米国に対抗するEUなどは夢幻の如くになる訳である。
軍事ジャーナリスト 鍛冶俊樹(かじとしき)
1957年広島県生まれ、1983年埼玉大学教養学部卒業後、航空自衛隊に幹部候補生として入隊、主に情報通信関係の将校として11年間勤務。1994年文筆活動に転換、翌年、第1回読売論壇新人賞受賞。2011年、メルマ!ガ オブ ザイヤー受賞。2012年、著書「国防の常識」第7章を抜粋した論文「文化防衛と文明の衝突」が第5回「真の近現代史観」懸賞論文に入賞。