ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

イタリアから輸入のオリーブオイルにご注意を。

2016年02月24日 | 政治

★ こんな記事を発見、オリーブオイルのことです。

硫酸銅まぶしたオリーブや偽オリーブ油を押収、イタリア警察

2016年2月4日 14時13分(最終更新 2月4日 14時13分)

 [ローマ 3日 ロイター] - イタリア警察は、色出しのため硫酸銅を塗ったオリーブ8万5000トンと、シリアやトルコ産にもかかわらず「イタリア製」と表示されたエキストラバージン・オリーブオイル7千トンを押収した。

 オリーブは、前年以前に収穫され色落ちしたオリーブに鮮やかな緑色を着けるため、硫酸銅でコーティングされ「リサイクル」された。硫酸銅は殺虫剤などに使用される成分で、過剰摂取すると吐き気やおう吐、腹痛などの症状が出るほか、死に至る場合もある。

 禁止対象添加物の使用および危険物含有の食品の販売を計画した罪で19人が告発され、偽装で6人が捜査を受けているという。

 警察によると、偽装オリーブオイルは米国と日本で数千トンが販売された。

 イタリアでは同国産の食のブランド力を悪用した偽装が長く問題となっている。2014─15年には、悪天候、虫害、バクテリアによる被害などでオリーブの収穫が打撃を受け、偽装が行われやすい環境が生まれていた、と当局は指摘している。


★ 日本産のオリーブオイルを使用するのが一番ですね。

国産のオリーブオイルを検索しました。リンクを貼ります。他にもあると思いますが、とりあえず・・・。

http://www.inoueseikoen.co.jp/ad/green_ex/?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=timeikakeawase&utm_term=%E5%9B%BD%E7%94%A3%20%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%96%E6%B2%B9

http://oliveoil.digiat.net/japan-oliveoil-285.html

★ ソフィア・ローレンさん、オリーブオイルは日本のをお願いします。



★ イタリアの男性はお嫁さんにも「僕のマンマ(母)の料理は最高!」って得意げに言うそうな・・・

LUCIANO PAVAROTTI - MAMMA ビクシオ作曲『マンマ』(歌はパヴァロッティ)


コメント (7)
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「反日」といわれているあるコラムニストの文を読んで、これは当たっていると思ったこと。

2016年02月24日 | 政治

★これは「新潮45」1月号の小田嶋隆氏の記事、この小田嶋氏の考えはツイッターでは多分「反日」と察するのですが、「新潮45」の記事の中で「これは同意できる」、というところをあえて列挙してみました。

~今の日本は「政治的にイロのついていない」ことが付き合いやすい常識人の第一条件である。
しかしその層は有事に遭遇した際、「一夜にして態度を変える」軽薄な人である。

~「一夜にして変わるタイプ」の怖さ」
説明する。右派であれ左派であれ、或は自民党支持者であれ共産党支持者であれ、ある程度明確な政治的信条なり思想なりを持っている「政治的にイロのついた」人間は最終的に信頼できる、というのも彼らは政権選択や投票にあたって頑迷である反面、安易に付和雷同することの少ない底堅い人々であるからだ。
引き比べて「政治的にイロのついていない」「無党派層」及び「支持政党なし層」は流動的な時代状況に即応する柔軟さを備えている一方で、その実、「災害やテロや国境事案といった扇情的なアクシデントに遭遇した場合に、一夜にして政治的な態度を変える」軽薄な人々である。
彼らは周囲の空気に同調して即時的に自分の態度を変える「群衆」から遠い人たちではない。
してみると「政治的なイロのついていない人間であること」が珍重され、「党派的でないこと」が付き合いやすい常識人とみなされるための第一番目の条件となっている我が国の現況は、逆に「急激な国策変更を惹き起こしやすい」条件を満たしている社会であるとも言える。

~政治資金の流れをクリーンにすると思われていた「政党交付金」も、結局のところ「政党抗菌」になってしまっている。
どういうことなのかと言うと、党本部から支給されるカネにぶら下がることしかできなくなった個々の議員が、政治家としての主張を持つことを諦め、党本部にとって都合が良いだけの「議決ロボット」に成り下がっているということだ。

~小選挙区を導入するにあたって、私たちは「政策本位の政党」「マニフェストによる選挙」「清潔な政治家」というビジョンをいだいていた。が、いずれも「賢い有権者」という前提がなければ成立しないお話で、つまりは幻想だった。
結果、半数以上の国民が無党派層になっている。
つまりわれわれは政治嫌いの人間による政治選択という悪夢の中で暮らしていることになる。(以上、抜粋)



★ 20世紀の歴史でも「ナチス」を熱狂的に支持したドイツ、「ムッソリーニを吊った」イタリア群衆、
そして「A級戦犯」などと騒ぐ戦後教育にまみれた日本人の一部、などなど。

ここまで大きくはないが、国民はマスコミに左右され、マスコミは真実に日本を思う政治家の活動を報道せず、
巨大与党は小田嶋氏に言わせれば≪その時その時の臨時給付金などの「犬に骨を投げるがごときの愚民懐柔策」≫

そして巷はタレントの不始末やひとつ間違ったことだけの作家を「正義のため何を言ってもよい」と大勢が「個人」に対して暴言を振り回し、それに同調しない者までも「不倶戴天の敵」のごとくバッシングする愚かさにため息をつく私である。

今、何が問題なのかをマスコミが報道もしない、してもかなり偏向している。

「保守」でも自分の意見と一致が当然とし、少しでも違えば老若問わず、一切聴く耳を持たない狭量な人もいる、これも困ったことだ。



ブログのティールーム



20世紀中葉最高のドラマティック・ソプラノ、キルステン・フラグスタートが歌うグリーグの歌曲『夢に』
Grieg: En dr�・m | Kirsten Flagstad (1936) in NORWEGIAN

・・・偉大なソプラノ、フラグスタートはワーグナーを得意としたが、戦後、いわれのない攻撃を受け苦労したことを自伝で読んだ。
これも「付和雷同」の空気があったことでしょうね・・・。偉大な指揮者フルトヴェングラーに対しても然り。

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