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時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

深田萌絵女史、金美齢氏宛てのTSMCのこと、台湾・日本の安全保障をめぐって渾身の訴えを一度に見て聴けるようにしました。

2021年04月25日 | 政治

★ 今、日本でこれだけのことが言えて、しかも危険な中で勇気ある発言ができる胆力ある人がどれほど存在するでしょうか。私は動画・文字起こしで金美齢女史に宛てた深田萌絵さんの熱意あふれた2つの訴えをまとめて聴き、見ることができるように、アンコール版を作りました。


1,金美齢先生へ TSMCのこと  深田萌絵女史 




 今回、台湾独立運動家であり民進党の政策顧問である金美齢先生にお願いがあります。それはTSMCのことです。
TSMCは台湾の大手半導体ファウンドリーですが、中国人が創業した中国人の会社なんですね。
そして現在世界の半導体不足はこのTSMCが引き起こしています。
TSMCが自分たちの仲間である中国の会社にはチップを提供しているけれども、その競合となる他の日米欧の会社にはチップを提供していないという不均衡なことが起こっています。
TSMCが車体の半導体を売り渋っているということで、日本のトヨタだけでなく日米欧世界中の自動車工場が一部停止し、世界各国の自動車メーカーの一般の雇用者たちが雇用を失いつつあります。


その一方で中国の自動車メーカーはEV車を順調に出荷しており、この中国の自動車メーカーの躍進をTSMCは助ける一方で、日米欧の自動車メーカーに対してチップを納品しないので、ある意味「経済テロ」のようなことが起こっています。
これで困っているのは日本人だけではありません。
雇用の保証がない国は、単にチップが来ない、チップが足りないから自動車会社を閉めよう、ここの労働者たちを解雇しようということが起こっています。 貯金もできない低賃金の人たち一般労働者がクビを切られるという事態にまで発展しています。
この半導体チップ不足はいろんな国の普通の人たちの賃金や生活がかかっていることなんです。 
そしてそのTSMCは中国解放軍のミサイルシステムに協力しているというようにアメリカから報道されています。

台湾の独立を支持し台湾を愛している金美齢先生なら、台湾にいるこの中国人が経営するTSMCのこういった所業は、台湾人に対する裏切りとは思わないのでしょうか。
私は以前から台湾の外省人による半導体企業の人たちが、世界の半導体業界を支配しているということに警鐘を鳴らしてきました。 
それはその人たちが本物の台湾人でなく、中国大陸からやってきた中国人だからです。
彼らが今、中国共産党と歩調を合わせてアメリカや日本に対してチップを納品していない、その一方で中国共産党や解放軍を助けている、そう言ったことに疑問や警鐘を鳴らそうとは思われないのでしょうか。
私はウイルでもTSMCに関して警鐘を鳴らしていこうと考えていました。

ところがTSMCのもと株主が日本の反社会勢力とつながっているという動画が抗議があって削除されました。
ウイルの社長からは訴訟リスクを抱えられない、台湾企業の闇を暴くようなことをして訴訟リスクを企業として抱えられないので、台湾の半導体企業の批判はできないと私は言われました。
その抗議はどこからきたのか?

私は金美齢先生が日本の保守雑誌の論調に影響を与えるのはいかがなものかと思います。
日本人の為になる影響は非常にありがたいですが、日本人の為にも台湾人の為にもならないならない影響はいかがなものかと思います。

私が憂いているのは日本の保守論壇が単なるプロパガンダ機関と成り下がってしまうことです。
日本の未来の為にも自由な論調を維持するためにも先生に協力していただきたいと思います。 
 
私は金先生に質問があります。
人民解放軍と歩調を合わせるTSMCの日本への誘致に金美齢先生が肯定的なのか否定的なのか、漏れ伝わってくる噂話ではなくて金美齢先生の口から先生のスタンスをハッキリと伺いたいです。

このままでは中国解放軍とつながるTSMCを日本人の血税で日本人のこの土地に呼ぶことになるのです。
そして彼らが作ったチップが中国へ納品され、ミサイルシステムなどいろんな兵器につかわれ、そして日本と台湾の安全保障問題を揺るがすわけなのです。

日本の保守派の政治家の先生方は金美齢先生の言葉を非常に重んじていらっしゃいます。
今こそ金美齢先生のお言葉で、日本人は日本の誇りをもって日本人の力で半導体企業の体制を立て直すべきである、TSMCに血税を注ぐ必要はない、そのようにおっしゃっていただきたいです。
TSMCが中国解放軍の兵器を直接的間接的にサポートしている。そんなことを許してはいけないと、金美齢先生の口からハッキリ仰っていただきたいです。
日本人の血税、金先生は帰化して日本人となりました。日本人として日本の未来を考えてもらいたいです。

金美齢先生や渡邊哲也先生のような主体派が台湾外省人が経営する半導体企業の闇に一切触れず、彼らが作っている製品が私たち日本と台湾の国家安全保障上の問題を揺るがしているということを一切言及されないのはなぜなのですか?
ぜひ金美齢先生の言葉でTSMCを日本政府は誘致するべきでないと言ってもらいたいです。

せめて日本政府がTSMCを誘致すれのであれば、TSMCが一切中国解放軍にチップを納品することはないことを誓約させるように日本政府に働き掛けていただきたいと思います。

日本の半導体企業は今が正念場で正直、危機にあります。
日本は外資に血税を注いで日本の半導体産業をより弱体化させるのではなく、日本の誇りを持って日本人の力で日本の半導体を復興させるべきだと、金美齢先生からも日本の政治家に働きかけてほしいと思います。
日本人の未来のためにご協力をおねがいします。(お話をすべて文字起こししました)


 あっぱれ、深田萌絵女史、必死の解説を多くの方々がこうして聴くのは本当に必要!!削除される可能性もあります。
そう思って「走り書き」ではなく、何度も何度も繰り返して聴いて「文字起こし」しました。

☆☆ 柏原竜一氏も次のように仰っています。

TSMCが中国人民解放軍の強化に協力していることは、もはや誰の目にも明らかでしょう。問題は台湾政府がそうしたTSMCのあり方に何ら対策を立てていない事ではないでしょうか。自国の半導体生産がこれほど重要になっている時期はありません。中国にもアメリカにも軍用チップを生産しているTSMCを過度に評価するのは危険であるように思われます。



★★ 上記のyoutubeの「走り書き」を終えた頃、深田萌絵女史から次のyoutubeの発信がありました。
・・・何度も何度も聴いて書き起こしをしました。・・・金美齢女史にキッチリとモノを申す実情、
しかし深田女史は苦労人ですね。感謝と言いながらも言いたいことはズバッと仰る、見事です!!


2,金美齢先生のご回答に感謝。 今こそ台湾は独立を!! 深田萌絵女史



 金美齢女史のご回答。「TSMCのことは知見や見識がないので無責任な発言は控えたい」と。
金美齢先生程の方になればそんなものは必要ないのです。金美齢先生が政治家をつかって調べさせればいいのです。
金美齢先生はみなさんご存知と思いますが、岸元首相の通訳であった方で安倍晋三元首相の「ばあや」でもあった存在。
そして今も保守派の先生方・保守派の言論人に対して大きな影響力を持っていらっしゃる先生なのです。

台湾の民進党のもと政策顧問でもいらっしゃったのですから台湾でも大きな影響力を持たれていたる。
日本人も台湾人も金美齢先生を尊敬していて、政治家も金美齢先生のいうことならきっと喜んで聞きいれてくれるでしょう。

なので金美麗先生は一言「台湾と日本の安全保障上の問題を脅かしている解放軍の核ミサイル、そのシステムにTSMCが関与しているのですか」と聴いていただき、「日本でTSMCの工場を稼働させる時には絶対に解放軍に協力しないようにと」政治家に言って頂ければそれだけで済むことだと思います。

本当に台湾人のみなさんは台湾の独立を望んでいらっしゃると思います。
金美齢先生はそういった「台湾独立派」の気持ちを代表して長年台湾の独立を支持し、共産党と闘っていらっしゃった方です。
私は日台離間派と誤解されているけれどそれは違う、台湾における中国人支配に反対している私は「台中離間派」なのです。そして台湾の独立を心から応援しています。

なので金美齢先生程の影響力を持っていらっしゃる方が国際法上、帰属未定地である台湾のこの地位をあやふやのままにしていくのはどうかと私は思っています。

今こそ中華民国亡命政府を否定し、台湾の独立を蔡英文総統とすすめるべきタイミングではないでしょうか。
なぜ今がタイミングかと言うと、アメリカが対中強硬でTSMCが中国に協力するのが嫌だと思っているからです。

なぜか今、中国が台湾を侵攻するとTSMCの生産能力が落ちて世界のサプライズチエーンは大混乱に陥り、アメリカも欧州も大損害を受けるからです。
今であれば中国からの侵攻があってもアメリカが護ってくれる可能性が高いです。
なので今が台湾の独立を宣言するチャンスではないのかなと思っています。

そんな今のタイミングでも独立宣言を出せないというのは、それだけ国民党が共産党と深く関係を築いて台湾を支配しているからなのでしょうか。  
台湾が独立宣言をすれば、すぐに中国が侵攻して台湾が負けてしまう?そのように言われています。

だから台湾人は中国に従わなければならない、だから台湾人は習近平に従わなければならない、
そのままでいいのでしょうか。
金美麗先生からTSMCについて言及してほしいです。 
 
金美麗先生がそれだけTSMCに関してコメントを避けていらっしゃるのは、もしかしたら金美齢先生程の影響力のある方が TSMCが中華人民共和国の解放軍に協力すべきではないといってしまうことで、習近平を怒らせて台湾に危機がやってくることを予想されているからなのでしょうか?
中国共産党が台湾に侵攻すると台湾は勝てない、そう思うと台湾を愛するがゆえに台湾はおとなしく習近平に従って解放軍にチップを提供するべきだ、というお考えでしょうか?

TSMCはそういった台湾の弱腰姿勢から、共産党の意志に従い習近平に従い、日本人の血税で核兵器のミサイルシステムに協力をし、日本と台湾を核の照準に収めている状態です。
その開発がどれくらい進行しているかはわかりません。
ただ今後TSMCがそのようなことを続ければ確実にそのミサイルは完成して日本と台湾をその照準に収めてしまうでしょう。
金美齢先生は「凛とした日本人」としての在り方について日本人に対して教えてくださった第一人者です。 
仮にTSMCに見識がなくても、ご著書の愛国心にあるように「日本,台湾 わが二つの祖国への直言」というタイトルのようにTSMCに解放軍に協力するのをやめ、日本と台湾を軍事的危機に陥めいれるべきではないと、
二つの祖国の二つの政府に直言をすべきと私は思います。私も見識を持ち合わせていません。

ただし日本人としての覚悟を決めて、私の国、私は日本の国籍しか持っていませんが、自分の国の愚かな大学・企業が 台湾TSMCやその他の台湾企業と共に、解放軍に技術移転を阻止するために言論を行っています。
金美齢先生も「ふたつの祖国」の為に覚悟を決めていただきたいと思います。よろしくお願いします。(何度も聴いて書きおこしをしました。)



 

ブログのティールーム

本日はヴァーグナー「ジークフリート」~ブリュンヒルデの目覚め、ソプラノはアストリッド・ヴァルナィ、
テノールはヴィントガッセン。指揮はクナッパーツブッシュです。(1958年のバイロイト実況録音)

Siegfried, Act III, Scene 15: "Ewig war ich, ewig bin ich," (Brünnhilde, Siegfried)

Siegfried, Act III, Scene 15: "Ewig war ich, ewig bin ich," (Brünnhilde, Siegfried) · Astrid Varnay,
Orchester der Bayreuther Festspiele, Hans Knappertsbuch

 英雄ジークフリートは女戦士である美しいブリュンヒルデが長年眠っている場所に行き、目覚めさせるのです。
この場面はあの「眠れる森の美女」のようです。ブリュンヒルデは長年の眠りから覚め、ジークフリートを見守ってきたことを伝えます。

歌詞和訳
永久(とわ)に明るく、優しく笑いかけてくれれば、あなたは
ずっと元気で陽気な勇者でいられるわ! ねえ、ジークフリート!かがやく若い芽!

コメント (4)
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