7月最後の週末にスコットランドのハイランド地方を旅行しました。私には珍しく、同僚2名と一緒の旅行です。ハイランド地方の都インバネスから、ネス湖、フォートウイリアムを経由して、グラスゴーまでを車で縦断する1泊2日の旅程を組みました。
まずは、ヒースローから飛行機に1時間40分乗ってインバネスへ。空港で車を借りて、スタート。インバネスはハイランドの都で、マクベスのコーダー城とか立ち寄りたいスポットがあるのですが、スケジュールの都合上、ここは車の中から眺めるのみ。まっすぐ、ネス湖に向かいます。
(インバネス空港)
ネス湖はインバネスから30分もかかりません。この日は、抜けるような青空で、気持ちのよいスタートです。まずは、ネス湖エキジビジョンセンターへ。ネス湖は小学生の時に、ネッシーの図鑑を見ては、伝説の怪獣の夢を膨らませていた自分にとっても一度は行きたい場所でした。このエキジビジョンセンターでは、ネス湖との形成から、ネッシー伝説の歩み、そして最新のネッシー研究成果などが、6つの各部屋で放映されるフィルムで紹介されます。残念ながら、科学的にはネッシーの存在の証明は難しいようです(あの有名な写真も偽物だったらしい)が、ネッシーは西暦565年にセント・コロンバの怪物退治から始まって、現代に至るまで様々な探検、探求が行われたことにロマンを感じます。
(マナーハウスを改造した建物です)
エキジビジョンセンターの後は、ネス湖畔の廃城アーカート城へ。1230年の築城で、1296年にエドワード1世率いるイングランド軍に破壊されたとのことです。青空とネス湖を取り囲む山の木々の緑、そしてネス湖水の濃いグレーのコントラストが鮮やかです。タワーに上って、ネス湖を眺めると、静かな水面が彼方まで広がっています。持参した双眼鏡でネス湖探し。ただ、この日はあまりにも天気が良すぎて、どう見てみてそんな怪獣の気配はありませんでした。
(アーカート場とネス湖)
湖畔まで降りると、思いのほか風が強く、小さい波が寄せては引いていきます。水はびっくりするような冷たさではありませんでしたが、ひんやり。ここでも双眼鏡で水面を追いましたが、残念ながらネッシーは発見できず。石をひっくり返すと、川かにのような小さな微生物が動いていましたが、全般的は、生命感の溢れるというようよりは、孤独、厳しさが似合う湖でした。
アーカード城内も、草地の緑、城のグレー、空の青が美しいコントラストで、歩いていて楽しいです。当時の様子に思いを馳せると、まさに「夏草や 兵どもが 夢の跡」という句が場所こそ違え、ぴったりです。
アーカード城を出て、次はネス湖畔沿いに車を走らせ、この日の目的地フォート・ウイリアムスへ向かいます。
(湖畔のドロムナドロケットで昼食)
(つづく)
まずは、ヒースローから飛行機に1時間40分乗ってインバネスへ。空港で車を借りて、スタート。インバネスはハイランドの都で、マクベスのコーダー城とか立ち寄りたいスポットがあるのですが、スケジュールの都合上、ここは車の中から眺めるのみ。まっすぐ、ネス湖に向かいます。
(インバネス空港)
ネス湖はインバネスから30分もかかりません。この日は、抜けるような青空で、気持ちのよいスタートです。まずは、ネス湖エキジビジョンセンターへ。ネス湖は小学生の時に、ネッシーの図鑑を見ては、伝説の怪獣の夢を膨らませていた自分にとっても一度は行きたい場所でした。このエキジビジョンセンターでは、ネス湖との形成から、ネッシー伝説の歩み、そして最新のネッシー研究成果などが、6つの各部屋で放映されるフィルムで紹介されます。残念ながら、科学的にはネッシーの存在の証明は難しいようです(あの有名な写真も偽物だったらしい)が、ネッシーは西暦565年にセント・コロンバの怪物退治から始まって、現代に至るまで様々な探検、探求が行われたことにロマンを感じます。
(マナーハウスを改造した建物です)
エキジビジョンセンターの後は、ネス湖畔の廃城アーカート城へ。1230年の築城で、1296年にエドワード1世率いるイングランド軍に破壊されたとのことです。青空とネス湖を取り囲む山の木々の緑、そしてネス湖水の濃いグレーのコントラストが鮮やかです。タワーに上って、ネス湖を眺めると、静かな水面が彼方まで広がっています。持参した双眼鏡でネス湖探し。ただ、この日はあまりにも天気が良すぎて、どう見てみてそんな怪獣の気配はありませんでした。
(アーカート場とネス湖)
湖畔まで降りると、思いのほか風が強く、小さい波が寄せては引いていきます。水はびっくりするような冷たさではありませんでしたが、ひんやり。ここでも双眼鏡で水面を追いましたが、残念ながらネッシーは発見できず。石をひっくり返すと、川かにのような小さな微生物が動いていましたが、全般的は、生命感の溢れるというようよりは、孤独、厳しさが似合う湖でした。
アーカード城内も、草地の緑、城のグレー、空の青が美しいコントラストで、歩いていて楽しいです。当時の様子に思いを馳せると、まさに「夏草や 兵どもが 夢の跡」という句が場所こそ違え、ぴったりです。
アーカード城を出て、次はネス湖畔沿いに車を走らせ、この日の目的地フォート・ウイリアムスへ向かいます。
(湖畔のドロムナドロケットで昼食)
(つづく)