その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

春の気配が漂うエセックス(ESSEX)州を走る

2012-01-24 23:58:47 | ロードレース参戦 (in 欧州、日本)
 今年初の大会であり、昨年11月のアテネ・クラシック・マラソン出走以来のレースです。ロンドンから40マイル程東に向かったエセックス州South Benfleetという地域で行われた15マイルのレースに参加しました。この辺りは、テムズ川の河口近辺になるのですが、894年にバイキングとサクソン人の間でベンフリートの戦いが行われた歴史的なところでもあるらしいです。

 天候は晴れ時々曇り、気温が8度ぐらいの、ランニングには最適なコンディションと言いたいところですが、2つの天敵に悩まされました。

(スタート地点の丘から)




 1つは凄く強い風。春一番を思わせるような強風で、向かい風になった時は、走っているんだが、停まっているのだか、自分でも分からない位です。これには体力を消耗させられました。汚い話ですが、走っている最中に、唾をはくと風に乗って3メートルぐらいは優に飛んでいく強さです。

(廻りの風景はとっても気分がいいです)


 2つ目は、コース。丘の上からスタートになるので、最初と最後の1マイルは急な坂があるのですが、それ以外は平地なのですが、全くそうではありませんでした。コースの95%は草地か砂利道、または泥道。特に前半は、水はけの悪い低湿地帯を走るため、泥がベトベト靴に張り付くし、着地した途端に足元が滑り、危うく転びそうになるわで、走りにくいことこの上なし。砂利道は、天然足裏マッサージで、練習不足の私には足裏が痛くなって、難儀しました。帰ったら、足の裏に水豆がいくつもできていました。

(これはまだマシなほう)


 そんな、こんなで、15マイルを何とか完走はしたものの、手持ちのタイムは2時間35分20秒。この日は、完走第一でタイムは殆ど気にしていませんでしたが、それにしても近年まれに見る低調な結果に終わりました。

(ゴール前)


 ロンドンマラソンまであと3カ月。この2カ月はしっかり走りこもうと思っています。

 2012年1月22日
コメント (2)
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