その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

2011クリスマス イスタンブール旅行(その2)

2012-12-25 07:56:09 | 旅行 海外
 2011年12月25日

 イスタンブールの12月は天気が悪いと聞いていたのだが、翌日は冬の東京のような快晴。さっさと朝食を済ませて、旧市街の名所巡りに出発。

【ブルーモスク(スルタン・アフメット・ジャミイ) 】


 トルコを代表するイスラーム寺院。そのスケールの大きさに驚く。中に入ると、美しいタイル、絨毯にまとわれた内装が壮厳さを引き立てる。


≪壁や天井のタイルが神秘的な美しさ≫




≪美しい絨毯≫


≪イスラム教の聖典らしい≫

【アヤ ソフィア (アヤソフィア美術館)】


 スルタン・アフメット・ジャミイの向かいにそびえるのがアヤ ソフィア。もともとはコンスタンティヌス1世により建築が始まり、コンスタンティヌス2世の時代に完成し、その後ギリシャ正教の大本山として君臨。1453年のコンスタンティノーブル陥落により、イスラム寺院となった、まさにイスタンブルールの歴史を背負った建物。外観も壮大だか、中も巨大。東京ドームにいるような感じだ。内部にイスラムの円板とビザンツのモザイク画が併存しているのが、その歴史を偲ばせる。


≪巨大ドーム≫




≪イスラムの円板≫


≪ビザンツ調の壁画≫


【トプカプ宮殿】


 続いて、アヤ ソフィアの奥にあるトリカブ宮殿へ。「オスマン朝の支配者の居城として400年もの間、政治や文化の中心であった(「地球の歩き方 イスタンブールとトルコの大地」)」

 皇帝の門をくぐり城壁の中に入ると、庭園、調理場、宝石など皇室由来の品々を集めた宝物館などがある。宝物殿の財宝、衣装は圧巻。興味深かったのはハレム(ハーレム)。宦官の部屋、妻たちの部屋、召使の部屋など、淫靡な雰囲気を感じるのは自分だけだろうか?


≪ハレム入り口≫


≪ハレム内の通路。左側には女たちの部屋がある≫



 宮殿の奥には、金角湾やマルマラ海を臨み、新市街やアジア側を見渡せる絶景の地が。最高の天気に恵まれ、ここで遅めの昼食。







(つづく)
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