シャルダン展に行ってきました。行こう行こうと思いつつなかなか行けませんでしたが、開催期間終了間際になってやっと実現しました。
ジャン・シメオン・シャルダン(1699-1779)は私自身あまり馴染みが無い画家だったのですが、「フランスを代表する静物・風俗画の巨匠」(展覧会HPより)だそうです。本展覧会は、日本では初めてのシャルダンの個展になるとのこと。確かにポスターに使われている静物画は、素朴な中にもとても気品を感じるものです。
展覧会はシャルダンの作品から静物画、風俗画38点を選んで展示してあります。私としては静物画よりも風物画に魅かれました(シャルダンに限らず、どうも果物や食器の絵と言うのは、私には「ふ〜ん」としか感想が出てきません。)。ただ今回は、実物の絵とポスターとのギャップに対するサプライズが少なく、強い印象が残った展覧会ではありませんでした。休日の午後、ゆっくりとリラックスした雰囲気に浸れたという点で良かったと思います。
ジャン・シメオン・シャルダン《木いちごの籠》 1760年頃 油彩、画布 38×46cm 個人蔵・・・美味しそうでした
会場は三菱一号館美術館です。初めて訪れたのですが、東京駅丸の内口から歩いて3分ほどのところにあるとは思えない閑静な一角と静かで落ち着いた美術館空間は、絵を見るにぴったりで、大変気に入りました。建設当時の状態を保つため、床も木造になっていて、靴のヒールの音が響くなどのマイナス面もありますが、大規模な美術館にはないアットホームさが魅力です。これからここで開催される展覧会はチェックしていこう。
《三菱一号館美術館前庭》
2012年12月23日
ジャン・シメオン・シャルダン(1699-1779)は私自身あまり馴染みが無い画家だったのですが、「フランスを代表する静物・風俗画の巨匠」(展覧会HPより)だそうです。本展覧会は、日本では初めてのシャルダンの個展になるとのこと。確かにポスターに使われている静物画は、素朴な中にもとても気品を感じるものです。
展覧会はシャルダンの作品から静物画、風俗画38点を選んで展示してあります。私としては静物画よりも風物画に魅かれました(シャルダンに限らず、どうも果物や食器の絵と言うのは、私には「ふ〜ん」としか感想が出てきません。)。ただ今回は、実物の絵とポスターとのギャップに対するサプライズが少なく、強い印象が残った展覧会ではありませんでした。休日の午後、ゆっくりとリラックスした雰囲気に浸れたという点で良かったと思います。
ジャン・シメオン・シャルダン《木いちごの籠》 1760年頃 油彩、画布 38×46cm 個人蔵・・・美味しそうでした
会場は三菱一号館美術館です。初めて訪れたのですが、東京駅丸の内口から歩いて3分ほどのところにあるとは思えない閑静な一角と静かで落ち着いた美術館空間は、絵を見るにぴったりで、大変気に入りました。建設当時の状態を保つため、床も木造になっていて、靴のヒールの音が響くなどのマイナス面もありますが、大規模な美術館にはないアットホームさが魅力です。これからここで開催される展覧会はチェックしていこう。
《三菱一号館美術館前庭》
2012年12月23日