《このポスターは名古屋開催のもの》
美術展は2月ぶりぐらい。
英国リバプールにあるいくつかの国立美術館からラファエル前派の絵60数点を集めた見ごたえたっぷりの美術展。リバプールには、在ロンドン時に一度週末旅行で出かけたが、この時はビートルズ縁の地巡りの旅だったので、ウォーカー美術館等の存在は知っていたものの、足を運ぶ時間を取れなかった。
ラファエル前派の絵はそれなりに見てきたつもりだったが、予想以上にラファエル前派を広くカバーした展示で、今回観た絵はほとんどが初めてだった。好きなジョン・エヴァレット・ミレイやジョン・ウィリアム・ウォーターハウスを初め、アルバート・ジョセフ・ムーアやジョージ・フレデリック・ワッツもあり、うれしい限り。私にはあまり馴染みは薄かったエドワード・ジョン・ポインターやジェイムズ・ハミルトン・ヘイと言った画家陣の絵も好みで、新しい発見もあった。
ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス 《デカメロン》 1916年 油彩・カンヴァス
アルバート・ジョゼフ・ムーア《夏の夜》1890年に最初の出品 油彩・カンヴァス
エドワード・ジョン・ポインター《テラスにて》1889年に最初の出品 油彩・パネル
ジェイムス・ハミルトン・ヘイ 《流れ星》 1909年
ラファエル前派やイギリス美術が好きな人は必見。時間が許せば、もう一度見に行きたい。3月6日まで。