その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

リバプール国立美術館所蔵 英国の夢 ラファエル前派展 @文化村 ザ・ミュージアム

2016-02-20 09:00:00 | 美術展(2012.8~)

《このポスターは名古屋開催のもの》

 美術展は2月ぶりぐらい。

 英国リバプールにあるいくつかの国立美術館からラファエル前派の絵60数点を集めた見ごたえたっぷりの美術展。リバプールには、在ロンドン時に一度週末旅行で出かけたが、この時はビートルズ縁の地巡りの旅だったので、ウォーカー美術館等の存在は知っていたものの、足を運ぶ時間を取れなかった。

 ラファエル前派の絵はそれなりに見てきたつもりだったが、予想以上にラファエル前派を広くカバーした展示で、今回観た絵はほとんどが初めてだった。好きなジョン・エヴァレット・ミレイやジョン・ウィリアム・ウォーターハウスを初め、アルバート・ジョセフ・ムーアやジョージ・フレデリック・ワッツもあり、うれしい限り。私にはあまり馴染みは薄かったエドワード・ジョン・ポインターやジェイムズ・ハミルトン・ヘイと言った画家陣の絵も好みで、新しい発見もあった。


ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス 《デカメロン》 1916年 油彩・カンヴァス


アルバート・ジョゼフ・ムーア《夏の夜》1890年に最初の出品 油彩・カンヴァス


エドワード・ジョン・ポインター《テラスにて》1889年に最初の出品 油彩・パネル


ジェイムス・ハミルトン・ヘイ 《流れ星》 1909年


 ラファエル前派やイギリス美術が好きな人は必見。時間が許せば、もう一度見に行きたい。3月6日まで。
コメント (2)
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