その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

近江路を行く(2/3) ―近江八幡―

2016-06-04 08:00:00 | 旅行 日本
 彦根城の次に向かったのは、彦根駅から列車で20分ほど下った(京都方面)近江八幡。近江商人の発祥の地とも言われ、有名な和菓子屋「たねや」の本店がある街です。



 近江八幡駅からは、ちょっと楽させてもらいタクシーで観光エリアへ(歩いても30分弱です)。お話好きの運転手さんで、「たねや」創業家のうわさ話や今や和菓子を凌ぐ人気を誇る「たねや」バームクーヘンの由来で盛り上がりました。

 市立資料館前で降りて、近世の町並みが残る新町通りを経由し、八幡堀を散策。落ち着いた風情は、気持ちを和ませてくれます。


《明治10年に八幡東学校として建築された白雲館》


《八幡堀》

 日牟禮八幡宮の境内に入ると、そこは「たねや」ワールド。右手には和菓子屋、左手には洋菓子屋と、いずれも人で溢れています。都心の有名デパートの地下に行けばたいていは入っているのですが、やはり本家本元ならではということで、お買い物と隣接の御茶所で一服。

 せっかくなので、通りを挟んだ向かいにある洋菓子用のお店であるクラブハリエ日牟禮館にも顔を出しましたが、バームクーヘンを求めて建物から人があふれるほど。あっさりあきらめました。


《たねや 日牟禮乃舍》




《日牟禮茶屋》


《中はこんな感じです》


《名物つぶら餅。中にほかほかのあんこが入ってます》

 つぶら餅をおいしく頂いた後は、せっかくなので日牟禮八幡宮でお参り。歴史を感じさせる境内と社です。能の舞台がありましたが、一度こういうところで実演を見てみたいものです。



 計2時間弱の駆け足の訪問でしたが、十分に楽しむことができました。


 2016年5月3日
コメント (2)
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