その後の『ロンドン テムズ川便り』

ことの起こりはロンドン滞在記。帰国後の今は音楽、美術、本、旅行などについての個人的覚書。Since 2008

アテネ博物館シリーズ (国立考古学博物館/アゴラ博物館)

2011-11-27 17:28:49 | 旅行 海外
【国立考古学博物館】



 新アクロポリス博物館と並んで、素晴らしいのが国立考古学博物館。紀元前7世紀から紀元後5世紀に至るまでの、ギリシャ国内の様々な地域での出土品が展示してあります。その規模、質にはただただ驚愕。その洗練された美しさ、迫力には息を吞むばかりでした。3時間ぐらいかけましたが、それでも、とても全てを見切れるわけにいかず、冬季は午後3時に閉館と言う極めてギリシャ的な時間設定に、無念の退館となりました。

(印象に残ったいくつかの作品を)
 

「アルテミシオンの馬乗り」




「ポセイドンのブロンズ像」




【アゴラ博物館】
紀元前150世紀頃建造されたアタラスの柱廊の跡にアゴラ博物館があり、アゴラでの出土品が展示されています。こじんまりとした博物館ですが、その展示品のレベルの高さは間違いなく一級品です。





ガイドブックを見るとまだまだビザンチン博物館やキュクラデス(キクラデス)博物館、ベナキ美術館など、まだまだ面白そうな美術館、博物館が沢山あるのですが、老後の楽しみにとっておくことにしました。


(付録)
 3日間のアテネ滞在で唯一のレストラン体験。オリンピア駅から徒歩2分ぐらい。雰囲気も気さくな大衆食堂で感じ良いです。英文ガイドで、「地元ジャーナリストの御用達」と紹介されてました。

(レストラン名) Athinaikon(アシナイコン)
(住所) Themistokleous 2, Omonia





(頼んだは白ワインとギリシャサラダとタコのグリル)

コメント
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