★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

【競馬】第162回天皇賞(秋)予想

2020年11月01日 10時29分10秒 | 徒然(つれづれ)
 先週はコントレイルの無敗の三冠達成でJRAも活性化したが、今週もアーモンドアイのGⅠ最多勝記録という偉業が懸かる。
 無敗の三冠馬シンボリルドルフやディープインパクトでさえも達成できなかった大偉業だ。
 天皇賞はGⅠ馬7頭と一見豪華なメンバーだが、出走頭数はGⅠにしては12頭と少なく、アーモンドアイの偉業達成の可能性は大だ。

 穿った見方をすると、先週の菊花賞でコントレイルに忖度して勝ちを譲ったルメールに、JRAはご褒美を用意しているという筋書きもありそうだが、いくらなんでもJRAがそんな見えすいたことをするはずもない。
 菊花賞はあくまで実力の差、格下の条件馬を2着にまで持ってきたルメールの神騎乗と見るべきだろう。
 そうすると、2回連続の神業の可能性は低い。

 しかしアーモンドアイの戦績を見ると、負けたのは1400m、1600m、2500mだ。
 ということは1800m~2400mの範囲、特に2000mならピッタリの距離だ。
 忖度、ご褒美うんぬんは抜きにしても、9割方アーモンドアイの優勝は間違いないように思える。

 それでは面白くない。
 ここは展開の紛れでアーモンドアイを負かす馬探しに注力しよう。

 まずは過去10年のデータから消去馬の抽出だ。

 ▼8番人気以下
  スカーレットカラー、カデナ、ジナンボー、ダイワキャグニー、ウインブライト

 ▼単勝50倍以上
  カデナ、ジナンボー、ダイワキャグニー、ウインブライト

 ▼8枠
  ダノンプレミアム、ジナンボー

 ▼前走3番人気以下10着以下
  ダノンプレミアム、ブラストワンピース

 ▼前走GⅢ以下
  ジナンボー、スカーレットカラー

 ▼前走中山、新潟
  ウインブライト、ジナンボー

 ▼前走から斤量2kg以上増
  カデナ、ジナンボー、ダイワキャグニー

 ▼6歳以上で4番人気以下
  ウインブライト、カデナ、キセキ、ダイワキャグニー
 
 上記条件をクリアすのはアーモンドアイ、クロノジェネシス、フィエールマン、ダノンキングリーの上位人気4頭だ。
 4頭の三連単ボックスでも24点だ。それでアーモンドアイが飛べばそこそこおいしい配当になる。

 巷の予想はアーモンドアイ、クロノジェネシスの牝馬ワンツーが大勢を占めている。
 特にアーモンドアイはGⅠ8勝の偉業達成が濃厚という予想だ。

 牝馬のワンツーは遡ること12年、2008年の2頭の名牝、ウォッカ、ダイワスカーレット以来だ。
 その2頭に比べるとアーモンドアイはともかく、クロノジェネシスの連対の可能性は低いと思われる。

 しかしここでアーモンドアイが偉業を達成すると、年末までの残りのGⅠの興味が半減するのも事実だ。
 JRAとしても、偉業達成は年末の有馬記念までとっておきたいはずだ。

 ここは牡馬、特にアーモンドアイより前で競馬のできる馬に期待したい。
 候補としてはダノンプレミアム、ダノンキングリー、ダイワキャグニーが挙げられる。

 また、展開のカギを握ると思われるのが、武豊騎乗のキセキだ。
 出遅れ癖により、以前の逃げ戦法から追込み戦法にモデルチェンジしたが、上手くスタートしたらハナを切る可能性もあるし、出遅れたとしても中盤からマクって先頭に立つことも考えられる。武マジックに期待だ。
 

 <結論>三連単フォーメーション11点

  1着⑦クロノジェネシス⑧キセキ⑪ダノンプレミアム
  2着⑨アーモンドアイ 
  3着③ダイワキャグニー④ダノンキングリー⑥フィエールマン⑧キセキ
 
 アーモンドアイが偉業を達成したら、その時はスッパリ諦めて祝福の拍手を送ろう。


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