鬱陶しい券売機

　飲食店で券売機の店は昔からあったけど、最近の券売機は進化したのか、より複雑になってきた感があるよね。
　ラーメン屋なんかは、ほとんど券売機だよね。

　私がブランチでよく行く、松屋や松のや、なか卯やケンタ、やよい軒や宮本むなしなんかもそうなんだよね。
　あれって、料理の種類が多いと、注文するのに結構な手間がかかるよね。

　目指す料理に辿り着いても、余計なもう一品とか勧めてくるし、ポイントカードやアプリ、クーポンの有無、支払方法の選択など、食券が出てくるまでに難関が多いよね。
　何度か利用して慣れたと思ったら、モデルチェンジやマイナーチェンジで、またまた最初からチャレンジだもんね。

　私が券売機の店に行くのは、午前中の閑散時なんでまだいいけど、ランチタイムなんかだと、後ろに並ばれて焦りまくるよね。
　実際、私の前で、何度も最初からやり直している人間に遭遇したこともあるしね。
　高齢者ならまだしも、若者でも、不慣れなやつはいるんだよね。

　それらは、客の問題ではなく、店のほうの問題だよね。
　顧客の利便性や快適性より、人件費削減や、業務の効率化を狙ったんだろうけど、不慣れな人間に何度も店員が呼び出されてたら、それこそ効率悪いよね。

　最近増えてきた卓上のタブレット注文だと、ほかの客に気を使わずに済むけど、たぶん、費用の問題で、まだまだ券売機に頼らざるを得ないんだろうね。

　そのうち、何年かしたら、注文はすべてスマホの時代になるかもね。
　

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書き初め一覧

　ウォーキング途中の信用金庫の掲示板に、地域の子供の書初め一覧が貼り出してあった。

　お題は「好きな食べもの」だ。
　カレーやハンバーグ、焼肉、お寿司など、子供が好きそうなものが並んでいる。

　目を引いたのが、季節に寄せた餅、親に迎合したママの弁当、学校に忖度した給食など、子供なりに考えているんだよね。

　中でも秀逸だったのが、いかの塩辛。
　なんとも渋い選択だよね。
　プリンやグミ、たこ焼きやコロッケなどが並ぶ中、異彩を放っていたね。

　子供でいかの塩辛はないだろう。
　審査員も苦笑したことだろうな。
　IPPONグランプリなら、間違いなく、IPPON！だね。

　父親が晩酌の肴に食べているんだろうか。
　それをちょっとつまみ食いしたら、きっと旨かったんだろうね。

　たぶん、その子は父親に似て、酒飲みになるんだろうな。

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1973 追憶の京都

　1973年、京都で大学生活を送った諸兄に。

拙著「1973 追憶の京都」　ただいまAmazon Kindle Storeにて絶賛発売中。