★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

ギター雑感

2024年04月04日 12時39分21秒 | ギター&ウクレレ
 ギターを始めたのは中2の頃だ。
 グループサウンズの絶頂期で、エアギターやホウキのギターでは物足りなくなり、親にねだって本物を買ってもらったんだよね。

 もちろん、エレキギターやフォークギターじゃなくて、クラシックギターだ。
 当然、なんの知識もなかったので、最初は楽器店がサービスでつけてくれた教則本で、童謡や唱歌などを弾いていた。

 グループサウンズとはほど遠いな、と思いながら、なんでなのか、その原因がわからなかったんだよね。
 それがわかったのは、集英社から出た『ヤングセンス』という、ギターに特化した音楽雑誌に出会った時だ。

 その雑誌で、コードというものを初めて知り、ギターが伴奏楽器というのを理解した。
 まさに、目からウロコだった。
 メジャーとマイナーの3コードを覚えて、それに合わせて歌うと、アラアラ不思議、なんとなく様になっているんだよね。
 
 練習にも熱が入り、ギターの腕前も急速に上がった。
 上がったといっても、ド素人から初級までの進歩程度だけどね。

 高校に入る頃には、リズムパターンやアルペジオなどをマスターして、一応、コードネーム付きの歌詞を見ながら、弾き語りできるようになった。
 ギターもフォークギターに替えて、いっぱしのアマチュア・ミュージシャン気取りになったもんさ。
 当時は田舎の高校でギターを弾けるヤツなど、SACHIKOじゃないけど、片手にさえ余ったんだよね。

 ちなみに、今でいうアコギ、正確にはアコースティックギターは、当時はフォークギターと言っていた。
 いつの頃から、アコースティックギターと言うようになったんだろう。

 そのギターも、かれこれ半世紀以上弾いているけど、腕前のほうは、あの高校時代からほとんど進歩していないんだよね。
 学力が高校時代がピークだったのに似ているね。

 その原因は、もちろん、練習時間の問題もそうだけど、もっと根本的なところで、やり方を間違っていたんだろうな。
 それがなんなのかは、今でもわからないけどね。



ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだよね。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もするしね。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

コメント
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