習い事で大学も決まった

　今の小学生は、小学校に入る前から、なんらかの習い事をやっている子も多いようだ。
　私が田舎の小学生の頃は、習い事など、医者や金持ちの子供がやるものと相場が決まっていた。

　そんな私が、何をまかり間違ったか、小学4年から英語の個人レッスンを受けることになった。
　小学校の教師をやっていた母親と、中学の英語教師が友達というよしみで、安くレッスンが受けられたんだよね。

　毎週日曜日の朝、近所の英語教師宅に通うのは、当時の私はホント嫌で仕方がなかった。
　そんな個人レッスンは、小学校を卒業するまで2年半ほど続いたんだよね。

　嫌々ながらでも、継続は力なりで、中学に入る頃には、中2レベルの実力がついていた。
　そのアドバンテージは大きく、中学での英語の成績は突出していたもんさ。

　高校に入る頃には、洋楽に興味を覚え、ビートルズを始め、外タレの曲の歌詞を訳することに熱中するようになった。
　当時の授業では、筆記体が主流だったけど、外タレの直筆の歌詞や手紙が活字体だったんで、私もそれを踏襲した。

　そんな訳で、大学も英文科を選んだ。
　もちろん、英語の成績がよかったのもあったけど、やっぱり女子学生が多いというのに引かれたんだよね。
　でも、大学で、その恩恵に与かることは、ついぞなかったけどね。
　

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ノンアル飲料雑感

　先日、花見の宴を開催したのは既報の通り。
　花見と言えば、花見酒だ。

　でも、全員が酒を飲めるとは限らない。
　当然、下戸もいるしね。

　そんな人間のために、酒造メーカーが出しているのが、ノンアルコールビールやノンアルコール酎ハイだ。
　テレビでも盛んに宣伝しているし、コンビニの酒コーナーにも、ちゃんと専用のスペースを設けているよね。

　しかし、それらが下戸のためのものだとすると、ビールや酎ハイに寄せたテイストはいかがなものか。
　下戸の人間は、アルコールそのものが弱いのはもちろん、酒の味も苦手なはずだし、そもそも酒席も敬遠するだろう。

　そんな人間は、どうしても避けられない酒席では、不味いノンアル飲料より、炭酸飲料やジュース、ウーロン茶などのソフトドリンクを飲むはずだよね。

　となると、ノンアル飲料は誰が飲むんだろう。
　酒好きは飲まないだろうから、酒の味が好きな下戸ということになりそうだけど、そんな人間がいるだろうか。

　無理やりひねり出してみると、内臓疾患でドクターストップがかかった酒飲みくらいか。
　
　

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