虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

美的感覚なし?

2014-02-07 09:38:15 | 乗り物
写真のF1マシンは、日本人ドライバー小林可夢偉が所属するケータハム・チームの2014年仕様の新型車「CT05」である。

今までどんどん速くなることに歯止めをかけようと、毎年のように車両規則(テクニカル・レギュレーション)を見直してきたが、今季からの車両規則では追突した時の危険性を減らす目的で、フロント(ノーズ)部分の規則が大きく見直され(高さの制限が最たる部分)、写真のケータハムCT05のような不格好なマシンが相次いで現れた。

中にはそれなりにまとまったデザインを取り入れたチームもあるが、F1マシンが有する格好良さとかけ離れた(不細工な)デザインの新型車が続々と現れた。

それにしても、不細工である。
天狗の鼻のような、それも取って付けたようなアンバランスさが際立つ。

チーム関係者や世界中のF1ファンからの評判はきわめて不評。
そのため、来季からその部分の規則が幾分見直される可能性も出てきたが、今季はこのような不細工マシンがF1シーンを駆け抜けるのは決定済。

F1のようなスポーツの場合、見た目の格好良さもとても重要である。
とどまることのない技術的な進歩を食い止めるために、一定の規制を設ける必要があるのは理解できるが、あまりに見た目が悪いとファンが離れてしまう。

深刻な状況になる前に、見直しすべきだ。
でないと、手遅れになってしまいますぞ!

ps、一般車だって、いくら性能が優れていても、スタイルがあまりに酷いと消費者の共感を得ず、結果的に失敗作に終わってしまうことは多々ある。