虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

奈落の底へ

2014-08-09 09:20:25 | 社会
夏の暇な時に、ハエ叩きを振りながら、ハエ退治をするのが好きだ。
子どものころはそんなでもなかったが、大人になって好きになった。

ハエ叩きは文字通り、素早い動きをするハエを退治すること。
こちらの反射神経はもちろんのこと、一定の集中力も要求される。

またその日によって、ハエの動きが鈍い日もある。
我々人間のように、だるい日とかあるのだろうか?

平均に晩夏になると、ハエたちの動きは緩慢になるようだ。
やはり夏バテするのだろうか?

また天井に張り付いているハエも動きは鈍い。
あとはこちらのジャンプ力だけ。

そんなこんなで…
数日前、某所でカップルらしい(?)ハエが重なりあいながら、愛の営みに勤しんでいた。
私には背を向けて、せっせと交尾していた。
何とも仲睦まじいことである。

だから、こちらがハエ叩きを持って、狙っているのは気づいていなかったらしい。
奴らが交わったその瞬間、一気に持っていたハエ叩きを振り下ろし「バチッ」と叩くとカップル揃って、命を終えてしまった。

テーブルの上には、2匹のハエの破片らしきものが…。
ウエットティッシュで綺麗にふき取り、ゴミ箱へ。さようなら。

愛の営みが一転、命の終焉になってしまった。
気の毒な気もするが、一緒にイケたのでよかったのかなぁと勝手な解釈。

人にも言えるのだろうが、あの最中は間違いなく注意力が散漫になってしまうようだ。
もしかしたら、狙われているかもしれないので、細心の注意を払って、コトに及んでくださいね!

ちょっと生物学的な学習になった2014年の夏の日の出来事でした。

画像:ハエの交尾(イメージ)
※あまりにもリアルなので、青少年は見ないように!