終点の流山駅で下車。
駅から歩いて数分の近藤勇陣屋跡へ向かうことにしました。
住宅街の中をトボトボ歩くこと約5分。近藤勇陣屋跡に到着です。すでに数人に観光客がいました。おそらく年中人の流れは絶えないのでしょうね。
幕末、流山は新撰組が屯集した地であり、最後の陣営地となりました。
流山に集まっているとの情報を得た新政府軍に包囲された近藤は「流山に兵火を上げることは町の人々を苦しめることになる」と、流山を兵火に巻き込むことを嫌がり、慶応4年(1864年)ここで自首をします。
彼が流山を陣営地に選んだ理由は定かではありませんが、最終目的地である会津へ向かう為、官軍の手薄な道を選び、途中分散した同志を集め、新部隊を編制する目的で陣をしいたと考えられています。