流山市内を歩いてみる。適度な高低差がある閑静な住宅街である。
歩くこと約25分。やがてつくばエクスプレスの高架線が見えてきた。
つくばエクスプレス(略称TX)は一般公募による名称であり、正式な路線名は常磐新線、営業区間は秋葉原~つくばまでの58.3㎞である。
流山セントラルパーク駅(なんとも素晴らしい名前!)から乗り、2つ先の柏の葉キャンパス駅(画像:下車時)まで乗車した。所用時間9分、料金は250円。札幌の地下鉄並みの高めの料金(首都圏だと明らかに高額)でやや驚いた。
この区間は近年首都圏で最も成長している地域である。
今まで「首都圏から離れた住宅地はなかなか発展しない」というのがこれまでの「常識」だった。そんな中、つくばエクスプレス沿線は例外的に発展し、まだまだ開発が進みそうな感じがある。宅地開発が進み、人の往来も増えた。これからも、その流れは加速していくだろう。
この先の守谷市(茨城県)も目覚ましい発展を遂げているらしい。
かつて(20年以上前に)仕事で守谷へ行ったが、ハッキリ言って田舎だった。今では都心までTXで40分のアクセスの良さと住宅物件の安さなどもあり、大人気だという。今度、様子を見に行かねば…。
話を流山に戻すと、新旧が程よい加減で入り混じった街である。また子育て支援の環境整備や女性の創業支援、職住近接のワークスタイルなど東京の近郊都市ならではの取り組みも積極的な流山市。
ただいま注目の街であり、発展途上中の地域(沿線)である。