虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

遅きに失した感

2021-09-04 05:48:30 | 社会
「遅きに失した感」

辞書で調べてみると、既に手遅れであるさま、あるいは遅すぎて間に合わないさまなどを意味する表現とある。

文字通り、昨日辞任する(自民党総裁選に出馬しない)意向を明らかにした菅首相のことである。

コロナ対策より、自分の権力と権力争いに奔走し、その結果、自民党内からも見切られて、ついには辞任に追い込まれた。
正直言ってマヌケであり、首相の資質など全くなかったのだ。
その人間を祭り上げた与党の責任も大きく、首のすげ替えをしても看過できない。

まずは自民党総裁選、そして衆議院選となるが、いずれにしても次の首相が100代目になる。
誰がその座に就いても、全く期待できないのが、この国の悲しい現実。

まずは当たり前のことを迅速に取り組んでほしい。
その前に、政治的空白はなくすべきなのは言うまでもない。

コロナの感染拡大で生命の危機にある人もたくさんいるのだから、一刻の猶予もない。
現代の政治家にとって「政局」は大事なのだろうが、今は緊急事態である。
国民の生命と健康を第一に、迅速かつ的確な行動を切に願うばかりです。