虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

危機感

2012-10-18 09:39:39 | スポーツ
昨夜、スキー関係の方と2時間くらい、いろんな話をしましたが、想像以上の危機感を抱いていた。

スキー人口は大きく減り、ピーク時(1990年前後)の8分の1とも10分の1とも言われています。
如かして、スキー場の運営も大変厳しいのはいうまでもなく、どのスキー場もいつ身売りの話が出てもおかしくない状況だという。

今から20数年前(バブル経済の真っ只中)スキー場は家族連れやカップルで賑わっていました。
スキー場を舞台にした映画や楽曲も毎年のようにリリースされたし、新車のCMにスキーシーンが用いられたりもしていました。
最近では、そのようなシーンは皆無に等しい(と感じる)。

近年では、スキーを扱っているスポーツショップ、もしくはスキー場へ行かないと、スキーを目にすることはなくなった。
かつては、スキー学習のためにスキーを担いでいる小学生が普通にいたのだが、少子化のせいかあまり見ることもなくなった。
加えて、北国・札幌でも、真冬にマイカーの上にスキー板を乗せて走っているクルマも見なくなった。家族でスキーに行くことが激減したのも容易に理解できる。
そして、一般的にスキーの話題になることは極めて少ないし、報道されることはネガティブなものが目立つ。
これでは、なかなか浮上してこない。

スキーが生活の一部にあるようでないと、普及・振興はままならないのではないか?
言い方を変えると、スキーが北国の文化になりえていないのだ。

仕掛け方次第では、まだスキーの可能性はあると思っている。
昨日の話しを通じて、エクスキューズがあったので、これを機に新たな仕掛けをやってみる価値はあるように思って、家路に着きました。

北大構内散策

2012-10-17 09:49:00 | 旅行
月曜の午後、私が講師を務めている「札幌まちめぐり」で、受講者の皆さんと北海道大学の構内を散策しました。
とはいっても広大な土地なので、4分の1くらいしか巡れていません。
他の部分はまたの機会にしました。
講座内容 http://www.culture.gr.jp/hyouji.php?no=44000848

本来であればイチョウ並木も色づく頃ですが、今年は残暑の影響なのか、木々も青々していました。
もちろん落ち葉も少なく、秋の風情に欠ける景色でした。

有名なポプラ並木(写真)も行きました。
写真や映像で見たことがある方は多いようですが、実際に足を運ぶことはあまりないようです。
特に地元の札幌市民はかなり少ないのではないでしょうか?
「灯台下暗し」なのでしょうね。

途中、大野池に立ち寄りました。
カモたちが気持ち良さそうに水辺で遊んでました。

なんだかんだで1時間くらい散策し、最後にお茶して帰ってきました。
なかなか奥深い北大構内。
季節を変えると楽しみ方も変わります。
また春に散策してみようと思っています。

「食育&体育、2つの『育』で子育て支援」セミナー 開催のお知らせ

2012-10-16 05:20:40 | スポーツ
■食育&体育、2つの「育」で子育てを支援
全国体力テストにおいて、北海道の子どもたちの体力レベルが全国平均を大きく下回った状態にあります。
体力の低下は集中力の低下をもたらし、学力にも大きく影響することが明らかになってきました。
加えて、体力不足は病気になりやすく、怪我もしやすい状況にも陥ります。

11月10日(土)と11日(日)2日間、白石区民センターにおいて、2つの「育」(食育、体育)にスポットを当て、お母さん(保護者)には「食」の面から、育ち盛りの小学生には「体」の部分から、第一線で活躍する栄養士とスポーツトレーナーが持っている知識や経験を生かし、子どもたちの体力向上と発育を支援するセミナーを開催します。

・日時 平成24年11月10日(土)10時~11時30分、11月11日(日)10時~12時30分
・会場 白石区民センター(札幌市白石区本郷通3丁目北)
・定員 親子30組(60名)※体育=お子さんは、小1~小4までとします。
・参加料 4,000円(親子、2日間)※親子料金(お1人1回あたり1,000円)、スポーツ安全保険・食材費・消費税は含まれています。
・内容
 <食育>
 11月10日(土)「食育」の考え方(座学、Q&A)
 11月11日(日)栄養士の指導による調理実習 ※調理後、親子一緒に食事します。
 <体育>
 11月10日(土)スポーツトレーナーによる運動指導①
 11月11日(日)スポーツトレーナーによる運動指導②
・主催 特定非営利活動法人北海道スポーツコンシェルジュ
・協力 公益社団法人北海道栄養士会、運動個別指導フィットネスアカデミー

※本セミナーは、札幌市さぽーとほっと基金「松前孝子こども基金」助成事業です。
「第2弾」は、1月上旬(冬休み時期)に予定しています。

■お申し込み、お問い合わせ
 特定非営利活動法人北海道スポーツコンシェルジュ
  FAX 011-301-8500 HP http://www.npohsc.com E-mail info@npohsc.com

嘘だった。

2012-10-15 09:35:46 | メディア
やっぱり嘘だった。

下記の報道、当初からかなりキナ臭いと思っていたが、虚言癖のある研究者だったんですね。
今回の報道は、いかにもタイミングが良すぎるし、唐突の感も否めなかった。
そして、いかにも怪しそうな風体(写真)。

彼は何をしたかったのだろうか?
嫉妬?自己顕示欲?
冷静さを欠いた行動に呆れてしまった。

今回の一件で、研究者としての道は、間違いなく絶たれるはず。
穿った見方ではあるが、研究者としての限界を感じ、辞めるタイミングを図っていて、その口実にとんでもない虚言を吐いたのではないか?
そう思えなくもない。

いずれにしても、全く意味不明な言動で、研究者自体の品位が問われることとなった。
また何の裏づけもなく、報道してしまったマスゴミ(「マスコミ」ではない)のダメさ加減も明らかにしたともいえる。
週刊誌やワイドショー的には、絶好のネタになるのだろうが、どこか釈然としない感じもする。

(参考記事)
森口氏「結局は嘘」iPS移植「治療は1例だけ」~産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121014-00000071-san-soci

今こそ…

2012-10-13 10:28:30 | スポーツ
先週のF1日本GP(鈴鹿)で、日本人3人目の表彰台に上がった小林可夢偉(写真)

そんな彼も、スポンサーを持参できないと、来季のシート確保が厳しいと報じられている。
なんとも世知辛い話ではある。

F1の場合、スポンサー持ち込みしなくても、シートを確保できているのは10人前後で、あとは持参金つき(ペイドライバー)というのが現実だ。
小林選手の場合、今までは持参金なしで乗れていたが、来季以降はそうもいかないらしい。

近年のF1では日本企業の撤退が相次ぎ、ホンダやトヨタ、そしてブリヂストンもF1界から去ってしまった。
多くの日本人がエンジニアなどでF1に関わっているが、ドライバーは小林選手ただ1人…。

彼はトヨタのドライバー育成プログラムを経て、F1まで駆け上がった男。
彼を育ててきたトヨタは、2009年末に経済的な理由でF1から撤退してしまった。

小林選手は、トヨタが手塩に掛けて育ててきたドライバー。
そのドライバーが苦しんでいる時に助けてあげることはできないのか?
トヨタくらいの企業規模なら、そんなに難しいことではないような気もするが…。
今こそトヨタが何らかのサポートをすべきじゃないのか?
トヨタならできるだろ?

トヨタが無理なら、ライバル企業のホンダでもいいだろう。
ホンダも2014年以降に再度の復帰を匂わせる発言も出始めているから、先行投資としてサポートするのも一考ではないか?
もしくは、積極的に海外へ進出している企業(たとえばユニクロ)もいいだろう。
海外戦略の一環として、小林可夢偉の支援を通じて、ブランディングと販促活動をすればいいんじゃないか?

このまま、小林選手がF1のシートを失ってしまえば、当分日本人F1ドライバーは出てこないだろう。
少なくても、後に続くものが出てくるまでは、小林選手に頑張ってもらいたい。

このままだと、日本におけるF1の歴史が一旦止まってしまう。
一旦止まってしまうと、再開するのはなかなか困難である。

個人的にどうにもできないもどかしさがあるが、1人のモータースポーツファンとして、できることがあれば、どうにかしてあげたい。
冒頭の報道を聞いて、率直に思ったことである。

ps、日本のモータースポーツの育成方法を、根底からしっかり考え直さなきゃいけない局面を迎えているのは明らかです。

明日からCS

2012-10-12 08:40:04 | スポーツ
明日からプロ野球はクライマックスシリーズ(CS)が始まります。

勝手に、当たらない予想をしてみます。

<セ>
ファーストステージ ドラゴンズvsスワローズ…普通に考えたらドラゴンズ優勢。経験の差がモノを言うのではないか?
ファイナルステージ ジャイアンツvsドラゴンズ…ジャイアンツが圧倒するのでは?今季2冠の阿部をどう抑えるかがカギになりそう。

<パ>
ファーストステージ ライオンズvsホークス…先発投手陣の質量でホークス優勢とみる。ライオンズはつまらないミスをしないことが絶対条件。栗山の不在が大きく響く気がする。
ファイナルステージ ファイターズvsホークス…今季の対戦成績、そして札幌Dでの戦績からみて、ホークスが幾分優位かも。ただパ・リーグの場合、上位チームに差はないので、ラッキーボーイが出るか否かで大きく流れが変わりそう。ファイターズは外国人選手の活躍がポイントになりそう。

さぁどうなりますか?
乞うご期待。

14日@大通

2012-10-11 09:26:28 | 文化
10月14日(日)のイベントをご紹介します。

①「スポコレキャラバン」(写真)
会場:さっぽろテレビ塔 屋外多目的スペース
時間:11時~15時
内容:いろんなスポーツに触れることが出来るイベントです。
   とくに「キンボール」「フロアボール」はオススメします。
主催:スポーツ文化促進舞台ASPO

②「滝上森林鉄道の軌跡を語ろうin札幌」
会場:北洋大通センター1Fプラザ(大通ビッセ)
時間:11時~16時
内容:滝上の森林鉄道を調べる会による
   ・写真、模型資料・展示
   ・映像紹介、トークショー
   ・敷設前の土地接収地図巻物(長さ約11メートル)
   ・11月実施の「滝上・丸瀬布の森林鉄道探り旅」バスツアー御案内
   滝上町観光協会 観光PRコーナー(パンフレット、ポスター展示)
主催:滝上町観光協会 
制作:滝上の森林鉄道を調べる会

どちらのイベントも大通ですので、どちらにも足を伸ばしてみてください。
私も行って楽しんできます。


43歳の苦悩、そして決断。

2012-10-10 09:52:50 | スポーツ
自動車レースの最高峰F1で、史上最多の7度の総合王者に輝き、これまたF1記録である通算91勝をあげたミハエル・シューマッハ(ドイツ)が今季限りで引退することになった。

2006年に一度引退して、2010年に電撃復帰。
そして、2012年に再び引退(本人曰く最後の引退)することを決め、先週末の鈴鹿(日本GP)で発表があった。

1991年のF1デビューから2006年までの最初の引退までは、歴史に残る素晴らしい結果を残してきただけに、2010年の復帰からの3年間は正直なところ、物足りなさを感じた。

道具を使う自動車レースの場合、車体の性能の良し悪しが結果に大きく響くのも事実。
そして、41歳での復帰だっただけに、本人も(精神的な)モチベーションと(肉体的な)コンディションの維持には苦労したことだろうし、それに起因するアクシデントも度々見られた。
復帰後の3年間は、チームメイトのロズベルグに勝てない状況が普通になり、周囲から限界説が囁かれたり、再度の引退を促されるなど、かつてない苦境に陥ったのも事実であった。

現在43歳だが、トップレベルのスピードを維持していることは特筆すべき点だと思う。
また、あの年齢でもレースに対する情熱を、昔と同じように持ち続けていることも常人の域を脱しているといえよう。
まして、自分より20歳くらい若い人たちと競争しているんだから、心身ともにキツかったはずだ。

ただ、F1の世界は結果ありきの世界でもある。
然るべき結果が残らないのなら、必然的に消え去るのみだ。

今季はモナコGPで予選1位(ペナルティ降格で6位スタート)、そしてバレンシア市街地コースでのヨーロッパGPで6年ぶりの表彰台(3位)と、まずまずの結果は残せた。
本人も会見で語っていたが「モチベーションの維持に自信が持てなくなった」のが再引退の大きな理由らしい。
F1のようにハイスピードで競争するスポーツの場合、モチベーションが保てなくなると事故(アクシデント)につながり、最悪の場合には事故死することも想定できる。
自分ばかりか周囲にも影響を及ぼすので危険極まりない。

彼には家族もいるし、これまでのレース人生で充分に裕福になったであろう。
これからはレース以外にも目を向けて生きていくのが自然だろう。

とはいえ、根っからのレーサーであり、ドライブ好きのミハエルのことだから、クルマの世界で生きていくのだろう。
早速、F1のタイヤを供給しているピレりから、テストドライバーのオファーが届いてるという。

F1レースからは今季限りで離れるが、これからも度々話題になることに変わりはなさそうだ。

早起きは…

2012-10-09 08:32:00 | スポーツ
朝早く、ウォーキングやランニングしている方が多いですね。
夏時期は日の出が早いので、朝の新鮮な空気を吸いながら、歩いたり走ったりするのは気持ちがいいものです。

今日は朝6時から運動個別指導の立会いをしてきました。
登校前の小学生が早起きして、密かに(?)運動指導を受けるのです。
お客様からお問い合わせがあり「その方法もあったか!」と気付かされました。
てっきり夕方(放課後時間)だと思っていましたから。
ただ小学生は学校に行くのも早いですから、いくぶん慌しいかもしれませんが…。

大人にとっても、朝の運動は身体を目覚めさせますし、生活リズムにもメリハリが効いて、効果的な部分が多いようです。
夜明けと同時に起床し、6時半のラジオ体操で身体をゆっくり目覚めさせ、散歩したりして、朝食をしっかり摂って、気持ちよく1日をスタートさせるのは、心身の健康維持のためにとても有益でしょうね。

皆さんも早起きして、少しずつ身体を動かしてみてはいかがでしょうか?
まずは6時半、ラジオを聴きながらラジオ体操からどうぞ!

娯楽?苦行?

2012-10-08 13:15:13 | スポーツ
昨日は朝から札幌マラソンのボランティアをしてきました。
朝から天気もよく、気温も20度前後と絶好のマラソン日和だったのではないでしょうか。

相変わらず、マラソン(ランニング)の人気はすごいですね。
昨日も総勢14600人ほどのランナーが日頃の健脚を競っていました。

私はタイム計測しているチップの回収業務(ゴール後)を担当していましたが、ランナーの皆さんはいろんな表情を浮かべていました。

満足感に溢れた表情。悔しそうな表情。
そして、苦痛に満ちた表情。

スポーツというものは、まず楽しくするのが基本だと思っています。
ですから、苦しみながら(何かに耐えながら)スポーツに取り組むという感覚(気持ち)は私にはありません。

人間(日本人)って、苦しみの中から何かを得ようとする傾向が強いのでしょうが、あんなにフラフラになりながら、(極端な言い方かもしれませんが)命を削りながら、何をどうしようと思っているのでしょうか?

10kmはかなり昔に走ったことがありますけど、あんな「苦行」は他に経験がありません。
3kmくらいまではそれなりにいけたのですが、そこからはただの「苦行」であり、精神的には「拷問」に近いものでした。
それだけ、私には辛く苦しいものでした。

ですから、積極的にいろんな大会にエントリーしている皆さんには、心より敬意を表します。
ただ健康な身体があってのマラソン(ランニング)なので、個々の健康状態や体力レベルに応じて出場されることを期待します。

昨日の参加者にも、明らかに無理していて、終了後に大きなダメージを受けているランナーの方も居られましたから、その点は少し気になりましたね。