虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

NISMO restored car

2020-12-20 06:38:14 | 乗り物
Noswebより。

新車以上か!? エンジン全分解、ホワイトボディでねじり剛性測定
~ニスモ、スカイラインGT-R (R32、R33、R34)のレストアを開始|NISMO restored car

【NISMO restored car の施工を開始】  

2020年12月4日、ニスモは、直営店で提供してきたメンテナンスやチューニングの知見や技術を土台とした「ニスモが考えるレストア車」を新たに定義し、「NISMO restored car」の名称で立ち上げ、ニスモ直営店にてコンプリートカー販売及び持込車への施工を実施することを発表した。
また、2021年春よりBH AUCTIONにてプロト車両の展示を行うという。

なお、レストアにあたり、ニスモは視覚的に綺麗にするレストアという一般的な考え方/手法を超え、すべての領域で「性能も可視化した形でレストアする」という新たな概念で施工するという。
特にボディのレストアは基準値に基づいたニスモにしかできないレベルの施工になるとのこと。

各パーツについても日産自動車で定められた点検や測定に準じ、すべてを数値化して性能を確認。
また、車両1台を構成する全ての部分について、継続、交換(部品番号含む)、点検、再塗装などの履歴を記録し、提示するという。

車両各パートの施工内容は以下の通り。

【ボディ】日産自動車の実績もベースにしたニスモ基準で「ホワイトボディねじり剛性測定」と「ボディ寸法測定」を含めた修復を行い、劣化値修正がされた良好なバランスを維持した総合的な性能を確認。
劣化したシーリングの再塗付後、車体全てを希望色で再塗装する。
OP:電着塗装・メルシート交換。

【エンジン】全分解でのオーバーホールとバランス取り後、ベンチ台上での性能測定とラッピングを行い、新車時レベルの性能が出ることを確認。
OP:NISMOチューニング仕様へアップデート。

【駆動系】作動確認・点検・分解洗浄・オーバーホール・消耗劣化部品の交換・塗装。

【制動系】OP:希望の部位構成部品の追加交換。

【内装】クリーニング。
OP:NISSAN GT-R(R35)の表皮を使い、インテリアをトータルコーディネートした張り替え。プラスティック部位の塗装リペア。

【電装系】導通作動確認・点検・消耗劣化部品の交換。

【完成検査】シャシダイナモメータでの性能測定後、ニスモのテストドライバーまたはプロドライバーによるチェック走行で、性能の最終確認を行う。<了>

旧車ブームの最中、このようなビジネスが活況を呈するのは間違いないと思っていましたが、やはり…。
それもGT-R(R32、33、34型)のレストアをニスモがするのは、GT-Rのファンにはうれしいだろうなぁ。
費用は結構掛かりそうだけど、それでも名車に長く乗り続けたい願いが叶うのは自動車文化的には素晴らしいことだと思います。
あとは登録13年以上が経過した車両にかかる重加算税の問題だけだなぁ。
お金のあるクルマ好きの皆さん、日本が生んだ名車を海外に流出させないように頑張って維持してくださいよ!     

ポストコロナを見据え

2020-12-19 05:55:10 | 社会
コロナで翻弄された2020年も間もなく終わる。

いろいろと期待を抱きながら新年を迎えたが、そこから2ヶ月ほどでコロナ騒ぎになり、予定は狂ってしまった。
なってしまったことは仕方がない。
これを機に、人生プランの抜本的な見直しを迫られ、11月半ばより少しずつ実行に移し始め、少しずつ歯車が噛み合い始めたところ。

個人的な見方として、2021年は段階的に状況は改善しつつ、ポストコロナ時代という新たな社会へ向け、混沌とした状態で推移していくのではないだろうか。
答えは簡単には出ないだろうが、新たな萌芽はあらわれるのではないかと睨んでいます。
ちなみに、コロナが落ち着くのは2022年春じゃないかと。

2021年、とくに前半は構想していることを組み立てる時期になりますね。
首都圏に居を構えて4年目、じわじわとモチベーションが高まっています。



中止は仕方がないね

2020-12-18 06:55:05 | 文化
MBSニュースより。

兵庫県の西宮神社は、来年1月の「福男選び」を中止すると発表しました。

「福男選び」は毎年5000人が参加する新年の恒例行事で、来年1月は新型コロナウイルス対策として参加者を抽選で80人に絞る方針を立て、全国から約870人の応募がありました。

しかし、「GoToトラベル」が全国一斉に停止されることを受け、西宮神社は12月16日午前、福男選びの中止を発表しました。

神社によりますと、中止は54年ぶりで、前回1967年に中止された理由は“全国各地の神社などで事故が相次いだことを受け中止した”と聞いているということです。〈了〉

こんな状況だし、これこそ密な状態での開催ですから、中止は仕方がないですね。
いつも思いますが、何か別のやり方がないんですかね?

この「福男選び」に限らず、人が集う年末年始のイベントは見合せになるなぁ。
2022年の年始はこのような制限なしに、自由に活動できるようになるのを期待するよね。

勝手なことをしやがって...!?

2020-12-17 06:57:47 | 社会
毎日新聞より。

与党内では、GoToトラベルを続けて内閣支持率がさらに低下すれば、1年以内に想定される衆院解散・総選挙への影響が避けられなくなると懸念する声も出ていた。

「世論は『GoToはやめろ』ということだな」
公明党の重鎮は12日の毎日新聞世論調査で内閣支持率が前回(11月7日)の57%から40%へと17ポイント急落したことを受け、そう述べた。

政府は新型コロナの感染防止と経済の両立を掲げGoToを続けてきたが、冬場の感染再拡大が現実となり、菅義偉内閣を「支持しない」が「支持する」を初めて逆転。
自民党の中堅は「世論に敏感にならないといけない」と焦りを隠さず、ベテランは「ステイホームと言いながら旅行しろと言っている。むちゃくちゃだ」と言い放った。
政府が14日に事業停止を表明したのは、こうした声に押された形だ。
岸田文雄前政調会長は14日のBS番組で「国民の協力や理解がなければ対策は結果を出せない。より丁寧な説明が求められる」と語った。

だが、自民党の二階俊博幹事長は全国旅行業協会の会長も務めるGoTo推進論者だ。
自民ベテランは「首相は二階氏の意向に背いて判断するのは難しいだろう」とも指摘する。
二階派幹部は突然の一時停止表明に「どういう趣旨なのか。勝手なことをしやがって」と不満を漏らした。
全国での事業停止も年末年始に限ったのは、苦境にあえぐ観光産業の下支えは不可欠との意見に配慮したとみられる。〈了〉

基本的なことではあるが、どこを向いて仕事をしているのか問いたい。
国民より自分たちなのでは?
「勝手なことをしやがって」とはどんな了見で言えるのか。
そんな議員ばかりなのか。
とくに与党、自民党の連中は内向き思考が過ぎる。
ふざけるな!と言いたいし、国民に寄り添う気持ちになれない議員は要らないぞ!
いつからこんな馬鹿げたことが罷り通る世の中になったのだろうか?
由々しきばかりである。

老朽化?地下水?

2020-12-16 07:04:20 | 社会
まずは、HTB(北海道テレビ)ニュースより。

札幌市の地下鉄北34条駅で起きた大規模な浸水のトラブルで、札幌市交通局は現在も続く一部区間の運転再開を断念し、15日も始発から運転を見合わせることになりました。
14日、地下鉄南北線北34条駅のホームをつなぐ連絡通路が浸水しているのが見つかりました。

排水作業を行いましたが、14日夜になっても水は引かず、札幌市交通局は15日の始発から北24条駅と麻生駅の間の運転を見合わせることを決めました。
運転見合わせ区間はバスによる代替輸送、北24条駅から真駒内駅の間は折り返し運転が行われます。
浸水の原因はまだ分かっていません。〈了〉

この記事はトラブルが発生した14日のものです。

日が明け、15日を迎え、夕方になってから状況が進展します。
以下、STV(札幌テレビ)ニュースより。

札幌市交通局によると、北34条駅の漏水で運休となっていた地下鉄・南北線麻生駅と北24条駅間は午後4時50分すぎ、北34条駅を通過する形で運行を再開しました。代替バスの運行は継続します。〈了〉

水浸しになった駅は通過での運転再開。
札幌にはない快速運転みたいな感じになってますね。
鉄オタは珍しいものが見られるから、内心喜んでいるかも。

この水浸しの原因としては施設や設備の老朽化、そして地下水などによるものなどが考えられるが、同じようなことが起きそうな場所は全国にたくさんあるのではないだろうか?
東京都内の地下鉄駅でも、水漏れをしている場所は結構あるし、異臭が漂う場所もある。
とくに低湿地などでの地下水の問題は結構厄介だと聞く。

事実、この北34条駅はかつて川がくねりながらあった場所で、湿地だったそうだ。
だから、現状の技術で覆い被せても、そもそもの土地がいろんな形で現れるのだ。

この件に限らず、交通インフラの老朽化に伴う施設更新は追い付いてないのが現状とされている。
そこにコロナが追い打ちをかけている状況。
脆弱な財政状況ならかなりヤバいと思われる。

優先順位をしっかりつけて対応しないと市民生活はじわりじわりと麻痺していきますよ!
各自治体(首長)の行政手腕が問われます。

移住促進策

2020-12-15 05:40:30 | 社会
読売新聞オンラインより。

政府は来年度、東京電力福島第一原発の周辺12市町村へ移住する人に最大200万円の支援金を出す方針を固めた。
来年3月で原発事故から10年になるが、12市町村の避難指示が解除された区域の人口は、住民基本台帳登録数の2割にとどまっている。
避難者らの帰還だけでなく、新たな移住を促して地域の復興再生を進める。

支援金の対象は、2011年の事故当時、12市町村に住んでいなかった人で、来年夏以降の支給開始を見込む。
県外から家族で移住した場合は200万円(県内からは120万円)、単身の場合は120万円(同80万円)を支給する。

移住して5年以上住むことや「就業」などが条件で、県外企業に勤務し、リモートワークをしながら12市町村で暮らすケースでも支援金を受けられる。
さらに、移住後5年以内に起業する場合、必要経費の4分の3(最大400万円)を支給する。

財源は、復興庁が県や12市町村に交付している福島再生加速化交付金などを充てる。
今年6月に成立した改正福島復興再生特別措置法で移住促進策が交付金の対象となり、自民、公明両党が9月、政府に支援金創設を提言していた。

原発事故後、12市町村には避難指示が出されるなどし、住民が各地に避難した。避難指示は順次解除されているが、住民の帰還は進んでいない。
今年4月時点の解除区域の人口は約1万8000人で、65歳以上が4割を占めている。<了>

3.11から来春で10年を迎える。
それを機にこのような施策を打ち出すのだろうが、それと同時に福島の人たちへのケアは充分なのかと問いたい。
多くの人たちが相変わらず不自由な生活を余儀なくされているようだし、充分や予算を費やして復興を進めているようには感じない。
五輪開催費用の半分でも福島(や東北の被災地)の復興に充てていればと思わずにはいられない。
移住促進は決して悪くはない施策だと思うが、ちょっと順序がおかしいような気がします。
それと私の認識が確かなら、まだ暮らせない地域もあるはずだが、大丈夫なんだよね?
勘繰り過ぎなのかもしれないが、見栄えを重視した取り組みのような気がしてならない。そうじゃなきゃいいのだけど…。

素晴らしいチャレンジでした!

2020-12-14 05:57:23 | スポーツ
スポーツ報知より。

プロ野球現役復帰に挑んだ新庄剛志氏(48)が13日、この日までにオファーがなくNPB復帰を断念した。
同日、自身のSNSで明らかにした。

この日、「1%の可能性を信じてやって来たが、今日0%になりただただ悔しいし情けない、身の程を知りました!」とプロ野球復帰を断念する意向を明かし、「応援してくれた皆んな、サポートしてくれた皆んなに申し訳ない!」と続けた。

前例のない挑戦を終え「いくつになっても挑戦した自分に悔いはなし!」と全力を尽くし、すっきりとした様子。
そして「みんなも挑戦する楽しさをわかってほしいなぁ!」とつづった。

新庄氏は7日に行われたプロ野球12球団トライアウトに参加。最終4打席目に左前適時打を放ち、大きなガッツポーズで存在感を放った。

トライアウトは会場は非公表ながら、無観客で行われた球場外には数十人の女性ファンも集まるほど、人気は衰え知らずだった。

「難しいかな、どうかなという時期もあった。だけど、日本中みんなの『トライアウトまで応援しています』というコメントをいただいて、もう1回気合を入れ直した。感謝しかない。48歳という年で、この舞台に立つまでにいろいろな努力をしてきたものを見てもらって、少しは勇気を与えられたかなとも思う」と話していた。

そして、挑戦を長引かせる気持ちはなく「6日間でオファーがなかったら野球は終わる。それはキッパリ」と断言し、充実感に満ちあふれているようだった。

◆新庄氏のコメント全文
「1%の可能性を信じてやって来たが、今日0%になり、ただただ悔しいし情けない。身の程を知りました! 応援してくれた皆んな、サポートしてくれた皆んなに申し訳ない! しかしいくつになっても挑戦した自分に悔いはなし! みんなも挑戦する楽しさをわかってほしいなぁ! 短い1年だったけど応援してくれた皆さん、有難うございます。感謝します!!」<了>

最初は話題作りとか冷やかしとか思っていたが、時間が経つにつれて本気であることがわかってきた。
身体も現役時代と相違なくしっかり調整してきた感じがした。

たしかに年齢的なハンデはあるが、それでもなお挑戦するのが、この男らしいところ。

結果は残念だったが、本人も話しているように、チャレンジすることの大切さ(楽しさ)は多くの人たちに何かを伝えられたのは明らか。
いくつになっても、チャレンジ精神は忘れたくないと再認識しました。

同年代の人間として、大いに刺激を受けましたし、人生100年時代の折り返し地点である。
まだまだこれからであるのだ。
とにかく素晴らしいチャレンジでした。

最後に、彼には野球のユニフォーム姿(とくにファイターズ+背番号1)が似合うなぁって…。
もう身にまとうことはないのかな?

業態転換

2020-12-13 06:57:25 | ビジネス
北海道新聞より。

ラーメン店「味の時計台」を展開し、10月に神奈川県の外食企業経営者が買収した時計台観光(札幌)が店舗のてこ入れに乗り出す。
来年6月までに、道内の直営7店舗のうち3店を豚骨ベースで濃厚な味わいの「家系ラーメン」などの業態に転換、残り4店は店名を維持して順次改装する。
集客力を高めて赤字が続く損益を改善し、新規出店も検討している。

第1弾として、11月に閉店した東苗穂店(札幌市東区)を「東雁来魂心家(こんしんや)」として来年1月9日に営業再開する。
老朽化した店内設備の更新などに3千万~4千万円を投じ、近く工事を本格化する。<了>

まずびっくりしたのは、いつの間にか運営会社が買収されていたこと。
コロナの影響も少なからずあったのかな?

あと「味の時計台」のイメージが、昔に比べてかなり薄まっていたような気もしますね。
新規店も続々出てくるラーメン業界では、旧来のまま(イメージ的)では厳しいのでしょう。
大変な業界です。

人気が根強い「家系」なら幾分テコ入れになるかな。
本場・札幌ラーメンのお店も負けてられないですよ!
頑張ってほしいなぁ。

クラスター発生!

2020-12-12 07:45:12 | 社会
千葉日報オンラインより。

千葉県内有数のスポーツ強豪校の部活動が試練に見舞われた。
船橋市の市立船橋高校の新型コロナウイルス感染者が10日、46人に拡大し、このうち36人が男子バスケットボール部員だった。
全国高校選手権(ウインターカップ)出場を決め、初戦が24日に迫っていた。
野球の夏の甲子園に相当し、3年生には最後の舞台。
出場は、感染が収束して臨時休校を解除できるかで最終判断する方針だが、同じく強豪の体操部員は11日からの全日本大会を辞退した。

船橋市保健所は10日夕、感染に相互関係があるクラスター(感染者集団)がバスケ部で発生したと判断し、市役所で記者会見。同席した都丸輝信校長は、同校全体で授業中は生徒がマスクを着け、部活動でも、練習や試合以外の会話を伴う場面はマスク着用を原則としていたが「結果的に十分ではなかった」と説明した。

生徒は、毎朝の体温を報告。
練習前にその数値や体調を確認していた。
部としての健康観察簿も作成していたが、感染は拡大。
コロナ禍での部活動の難しさが改めて浮き彫りになった。

同部では、休養する月曜日以外の平日は午後4~7時の3時間程度の練習。
土曜日と日曜日は他校との練習試合も当てており、今月5、6日も複数の相手校に出向いていたという。
市保健所は相手校を管轄する保健所に通知した。7日以降は活動していない。

部員を含めた生徒と教員に症状の重い人はいないが、同部のウインターカップ出場は「臨時休校が終わらないと判断できない」(都丸校長)。
全国高校選手権1回戦が31日に予定されるサッカー部も同様とした。

バスケ部やサッカー部と同様に屈指の強豪の体操部。
11日からの全日本体操個人総合選手権兼全日本体操種目別選手権への参加は、感染拡大リスクを生じさせないため取りやめる。

同校では、これまで84人を検査。
男子バスケ部員以外で感染したのは生徒の男女4人と、20代~40代の男女の教員6人。

同校では、臨時休校に伴って期末試験も延期した。<了>

今の状況だと、どこでクラスターが発生してもおかしくないということ。
とくに学校みたいな場だと、クラスターが発生しやすい状況が揃っているのも事実。
とにかく高校最後の大会に向けて頑張ってきた選手たちが気の毒でならない。

ウインターカップも万全の備えをしてもどうなのか?
施設内での試合だし、バスケットの場合、プレイヤー間の距離も近いだけに気がかりである。

この記事内容とは直接的には関係ないが、ちょっと気になるのが、電車などでの高校生のふるまいである。
マスクはしているものの、大きな声でキャッキャッしているし、距離が近い。とくに女の子が数人集まると…。
まぁそういう年頃だからわからないでもないが、やはりそれなりの節度を持ってほしいものです。

虹色仮面的・COTY 2020-2021

2020-12-11 07:15:25 | 乗り物
第41回日本カー・オブ・ザ・イヤー2020-2021が、7日に発表された。
2019年11月1日から2020年10月31日までに日本国内で発表された全45台の乗用車の中からイヤーカーとして選ばれたのはスバルのレヴォーグだった。

日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)の創設は1980年で、今回が第41回目。
選考の流れは、まず第一次選考でノミネート車の中から、最終選考に値すると判断した10台を60名の選考委員が投票。
上位10台がCOTY最終選考の候補車10ベストカーとなる。
そして第二次選考で、各選考委員が25点の持ち点を10ベストカーのうち5台に配点。
その中でも最高評価の1台には10点を与え投票する。こうして決まるのが日本カー・オブ・ザ・イヤー(本賞)となる。

ここで虹色仮面的・COTY 2020-2021を選んでみたい。
※第二次(最終)選考のみとします。

<選考>
1位 10点 ホンダ・フィット
2位  6点 プジョー・208
3位  4点 スバル・レヴォーグ
4位  3点 トヨタ・ヤリス/ヤリスクロス/GRヤリス
5位  2点 BMW・2シリーズグランクーペ

<寸評>
1位 フィット 
先代までの男性的な雰囲気から一転、柔らかな雰囲気にチェンジした。
乗り味も過不足なく、誰でも気軽に乗れる特性は、好感が持てた。
個人的には、1.3Lのガソリン仕様が「らしい」気がしました。

2位 208
日本のコンパクトカーでは味わえない独特のフィールがNICE!
スタイリングといい、乗り味といい、プジョーらしさがあふれる。
輸入車にしては、値頃感があり。

3位 レヴォーグ
単純にカッコイイと思う。まだ試乗してないが、かなり良い出来(完成度)らしい。
ただ乗り出し価格はかなり高い。決して庶民的とは言えない。
プレミアム路線は、小さなメーカーとしては賢明な判断。

4位 ヤリス
今までのヴィッツとは、異なるテイストで出してきたのは面白かった。
GRヤリスを含め、WRCをイメージした戦略なのは明らか。
全体にコンパクトで狭いが、走りそのものは優秀。
※ヤリスクロス/GRヤリスも含めたものなので、なんとも評価が難しい。

5位 2シリーズグランクーペ
ちょっとオーバーデコレーションな気もするが、スタイリングは良いと思います。
BMW特有のフィーリングを保ちつつ、現代にマッチしたものを作り上げる技術はさすが。
狭い市街地でもそんなに取り回しには困らないのではないか?

今年はコロナ禍の難しい状況だったにもかかわらず、なかなか優秀なクルマたちが世の中へ出た1年でした。
国産ではコンパクトクラスの有力車が軒並みモデルチェンジし(12月発売予定の日産ノートも含め)、いずれも異なるコンセプトで選択肢の幅が広がったのは良かったのではないでしょうか?
2021年はどんな年になるのでしょうか?今から楽しみです。