Noswebより。
新車以上か!? エンジン全分解、ホワイトボディでねじり剛性測定
~ニスモ、スカイラインGT-R (R32、R33、R34)のレストアを開始|NISMO restored car
【NISMO restored car の施工を開始】
2020年12月4日、ニスモは、直営店で提供してきたメンテナンスやチューニングの知見や技術を土台とした「ニスモが考えるレストア車」を新たに定義し、「NISMO restored car」の名称で立ち上げ、ニスモ直営店にてコンプリートカー販売及び持込車への施工を実施することを発表した。
また、2021年春よりBH AUCTIONにてプロト車両の展示を行うという。
なお、レストアにあたり、ニスモは視覚的に綺麗にするレストアという一般的な考え方/手法を超え、すべての領域で「性能も可視化した形でレストアする」という新たな概念で施工するという。
特にボディのレストアは基準値に基づいたニスモにしかできないレベルの施工になるとのこと。
各パーツについても日産自動車で定められた点検や測定に準じ、すべてを数値化して性能を確認。
また、車両1台を構成する全ての部分について、継続、交換(部品番号含む)、点検、再塗装などの履歴を記録し、提示するという。
車両各パートの施工内容は以下の通り。
【ボディ】日産自動車の実績もベースにしたニスモ基準で「ホワイトボディねじり剛性測定」と「ボディ寸法測定」を含めた修復を行い、劣化値修正がされた良好なバランスを維持した総合的な性能を確認。
劣化したシーリングの再塗付後、車体全てを希望色で再塗装する。
OP:電着塗装・メルシート交換。
【エンジン】全分解でのオーバーホールとバランス取り後、ベンチ台上での性能測定とラッピングを行い、新車時レベルの性能が出ることを確認。
OP:NISMOチューニング仕様へアップデート。
【駆動系】作動確認・点検・分解洗浄・オーバーホール・消耗劣化部品の交換・塗装。
【制動系】OP:希望の部位構成部品の追加交換。
【内装】クリーニング。
OP:NISSAN GT-R(R35)の表皮を使い、インテリアをトータルコーディネートした張り替え。プラスティック部位の塗装リペア。
【電装系】導通作動確認・点検・消耗劣化部品の交換。
【完成検査】シャシダイナモメータでの性能測定後、ニスモのテストドライバーまたはプロドライバーによるチェック走行で、性能の最終確認を行う。<了>
旧車ブームの最中、このようなビジネスが活況を呈するのは間違いないと思っていましたが、やはり…。
それもGT-R(R32、33、34型)のレストアをニスモがするのは、GT-Rのファンにはうれしいだろうなぁ。
費用は結構掛かりそうだけど、それでも名車に長く乗り続けたい願いが叶うのは自動車文化的には素晴らしいことだと思います。
あとは登録13年以上が経過した車両にかかる重加算税の問題だけだなぁ。
お金のあるクルマ好きの皆さん、日本が生んだ名車を海外に流出させないように頑張って維持してくださいよ!
新車以上か!? エンジン全分解、ホワイトボディでねじり剛性測定
~ニスモ、スカイラインGT-R (R32、R33、R34)のレストアを開始|NISMO restored car
【NISMO restored car の施工を開始】
2020年12月4日、ニスモは、直営店で提供してきたメンテナンスやチューニングの知見や技術を土台とした「ニスモが考えるレストア車」を新たに定義し、「NISMO restored car」の名称で立ち上げ、ニスモ直営店にてコンプリートカー販売及び持込車への施工を実施することを発表した。
また、2021年春よりBH AUCTIONにてプロト車両の展示を行うという。
なお、レストアにあたり、ニスモは視覚的に綺麗にするレストアという一般的な考え方/手法を超え、すべての領域で「性能も可視化した形でレストアする」という新たな概念で施工するという。
特にボディのレストアは基準値に基づいたニスモにしかできないレベルの施工になるとのこと。
各パーツについても日産自動車で定められた点検や測定に準じ、すべてを数値化して性能を確認。
また、車両1台を構成する全ての部分について、継続、交換(部品番号含む)、点検、再塗装などの履歴を記録し、提示するという。
車両各パートの施工内容は以下の通り。
【ボディ】日産自動車の実績もベースにしたニスモ基準で「ホワイトボディねじり剛性測定」と「ボディ寸法測定」を含めた修復を行い、劣化値修正がされた良好なバランスを維持した総合的な性能を確認。
劣化したシーリングの再塗付後、車体全てを希望色で再塗装する。
OP:電着塗装・メルシート交換。
【エンジン】全分解でのオーバーホールとバランス取り後、ベンチ台上での性能測定とラッピングを行い、新車時レベルの性能が出ることを確認。
OP:NISMOチューニング仕様へアップデート。
【駆動系】作動確認・点検・分解洗浄・オーバーホール・消耗劣化部品の交換・塗装。
【制動系】OP:希望の部位構成部品の追加交換。
【内装】クリーニング。
OP:NISSAN GT-R(R35)の表皮を使い、インテリアをトータルコーディネートした張り替え。プラスティック部位の塗装リペア。
【電装系】導通作動確認・点検・消耗劣化部品の交換。
【完成検査】シャシダイナモメータでの性能測定後、ニスモのテストドライバーまたはプロドライバーによるチェック走行で、性能の最終確認を行う。<了>
旧車ブームの最中、このようなビジネスが活況を呈するのは間違いないと思っていましたが、やはり…。
それもGT-R(R32、33、34型)のレストアをニスモがするのは、GT-Rのファンにはうれしいだろうなぁ。
費用は結構掛かりそうだけど、それでも名車に長く乗り続けたい願いが叶うのは自動車文化的には素晴らしいことだと思います。
あとは登録13年以上が経過した車両にかかる重加算税の問題だけだなぁ。
お金のあるクルマ好きの皆さん、日本が生んだ名車を海外に流出させないように頑張って維持してくださいよ!