虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

これで良いのかな?

2020-12-09 06:41:22 | スポーツ
スポニチアネックスより。

巨人が、FAでの獲得を目指しているDeNA・梶谷隆幸外野手(32)に背番号「13」を用意していることが7日、分かった。
この日都内で交渉を行い、3年総額5億円以上の契約を提示したとみられる。
DeNAは宣言残留を認めているが、優勝を強く望む梶谷と巨人の補強ポイントが合致。前日交渉を行った井納翔一投手(34)とのダブル獲得が決定的となった。

編成実務のトップである大塚淳弘球団副代表・編成担当が出席して都内で行われた初交渉。
梶谷に約1時間にわたり、球団の思いを伝えた。

大塚副代表はかねて「(補強)ポイントは見ての通り、ピッチャーと外野手が足りない。特にパワーヒッター」と課題を挙げてきた。
リーグ3連覇を目指す来季は、日本シリーズで2年連続ソフトバンクに4連敗した壁を破らなければならない。得点圏打率・300の勝負強さに走力、守備力を兼ね備える梶谷に熱意を示した。

用意する背番号に期待の高さが表れる。
「13」は投手のイメージが強いが、世界ではメジャー通算696本塁打のアレックス・ロドリゲスがヤンキースで13年間背負った。
今季は菅野の14勝に次ぐ9勝を挙げた戸郷がつけたが、新たな出世背番を渡す形で「13」を空け準備を整える。

梶谷は現在DeNAでは「3」をつける。
Aロッドもヤンキース移籍前のマリナーズ、レンジャーズでは「3」だった。
ヤ軍では野球の神様ベーブ・ルースが背負い永久欠番となっていたため「13」を選択し、世界的スーパースターに。
巨人では「3」は長嶋茂雄終身名誉監督の永久欠番。仮に移籍が実現して13をつければ、背景までも縁起がいい。

巨人の主力外野手は丸と野手最年長38歳の亀井。
パーラが退団し、両翼に絶対的なレギュラーはいない。
DeNA不動の右翼手として今季リーグ2位の打率.323、19本塁打の32歳は必要な存在で、梶谷のリーグ優勝への並々ならぬ思いとも合致する。

交渉解禁日の6日に即日アタックし、ヤクルトとも交渉した井納と同様に宣言残留を認められているが、ハマの投打の主力の巨人移籍は決定的になったとみられる。
同一球団から同一球団への複数選手のFA移籍が実現すれば、94年の工藤公康、石毛宏典(西武→ダイエー)以来史上2度目になる。<了>

同一リーグの有力選手をFAで獲得するのは巨人の常套手段。
相手チームの戦力を削ぎ、自らの優位性を保つのは理解できるが、日本シリーズで別次元の野球を見せられたでしょ!
今までのやり方では、実力で球界の盟主に戻るのは不可能だということを理解できないのだろうか。
理解したくないのかもしれないが、それなら現実逃避も過ぎるし、どうにもならないレベルまで落ちたことを示すよね。

巨人ファンでもないからどうでもいいんだけど、もう少しプロ野球界全体を見通して、名門球団としてすべきことがあるのではないか?
やはりセパの均衡が取れないとプロ野球は厳しい局面を迎えるだろう。その大きな役割がこの球団にはあるはずだ。
盟主とは名ばかりで、今や二流のことしかできなくなったのは野球ファンとしてガッカリである。

そりゃ下がるだろうよ!

2020-12-08 06:42:32 | 社会
TBSニュースより。 

最新のJNNの世論調査で、菅内閣の支持率は先月より11.5ポイント下落し、55.3%となりました。

菅内閣を支持できるという人は、先月の調査結果より11.5ポイント減って55.3%でした。一方、支持できないという人は12.9ポイント増加し、41.1%でした。調査方法が異なるため単純に比較はできませんが、これは2013年12月調査以来7年ぶりの支持率の下げ幅となります。

新型コロナウイルスの感染防止に向けた政府のこれまでの取り組みについて聞いたところ、「評価する」は39%、「評価しない」は49%と「評価しない」が上回りました。

GoToトラベルキャンペーンをめぐり、政府は感染拡大地域を目的地とする旅行を除外するなどの見直しを決めましたが、この方針を「妥当だと思う」人は68%にのぼりました。一方、政府は現時点では再度の緊急事態宣言を出す状況にはないとしていますが、この認識を「支持する」人は37%、「支持しない」は53%でした。

政府が感染防止と経済活動、どちらを優先した政策をとるべきか聞いたところ、「どちらかといえば」をあわせると「感染防止」と答えた人が71%に達しています。

新型コロナのワクチンについて聞きました。政府は国が全額負担したうえで来年前半までに全国民に行き渡るようにするとしていますが、こうしたワクチンを「接種したい」と答えた人は52%、「接種したくない」人は37%でした。

「桜を見る会」の前夜祭をめぐり、安倍事務所が費用の一部を補填した疑いが出ていますが、これまでの安倍前総理の説明に「納得できる」と答えた人は10%にとどまり、「納得できない」が76%にのぼりました。また、この問題に関して菅総理に「説明責任がある」と答えた人は54%、「説明責任はない」と答えた人は37%でした。〈了〉

今の状況を踏まえ、何よりすべきことをしないのだから、支持率が下がるのは当たり前だよね。
国民の存在を無視してるかのような言動(振る舞い)だし。
それなのに支持率が50%以上なんだから、信じられない!
信憑性のある調査なのか、懐疑的になっちゃうなぁ。

この政権は短命になるんじゃないかな?直感的にそんな気がしますね。
首相としてのリーダーシップにも欠けるし、適切な判断や実行力も感じられない。
あんな人しかいないのか?情けないよねぇ。

歯止めがかからない

2020-12-07 07:00:20 | ビジネス
産経新聞より。 

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、外食チェーン大手による店舗閉鎖の動きに歯止めがかからない状況だ。新型コロナ対策で、政府が今月中旬まで「勝負の3週間」と位置づけ、各自治体による再度の営業時間短縮要請などが追い打ちをかける。稼ぎ時の忘年会シーズンを生かすことができない外食各社は、未着手だった低収益店の整理に加え、中期的な構造改革の一環として閉店を継続するなど試練が続く。

緊急事態宣言を機に苦境に立つ居酒屋業界では、ワタミが11月、令和3年3月末までに居酒屋を中心に全店の約2割に当たる114店を閉店すると発表した。渡辺美樹会長は10月、コロナ禍による行動変容で収束後の居酒屋需要は「以前の7割程度」と予想。居酒屋では新規出店せず、和民ブランドは焼き肉へ転換する基幹業態変更を宣言した。

外食大手のコロワイドも4~9月に直営居酒屋125店、直営レストラン70店を閉店。3年3月末までに3店を追加閉店する計画だ。野尻公平社長は「市場は縮小するが、店舗数減少で1店舗当たりの売り上げは令和4年に戻るのでは」とし、少人数へのメニュー対応などを打ち出す。

ファミリーレストランも回復が遅い。在宅勤務浸透でランチ需要や、複数人で会話を楽しむ昼間の喫茶利用が減った。すかいらーくホールディングスは首都圏を中心に約200店を3年12月末までに閉店、一部を業態転換する。ファミリーレストラン「ガスト」「ジョナサン」など85店が閉店済みで、11月の決算説明会で谷真会長兼社長は「アフターコロナで収益を上げるためには経験豊富な人材は極めて重要だ」と説明、グループ内での配置転換で雇用を維持する。

ロイヤルホールディングスは今年11月、不採算店約20店を追加閉店すると発表。5月に発表した約70店から拡大した格好。うどん店などを展開するグルメ杵屋も80店舗程度を閉店する方針だ。

「投資回収の観点から将来を期待し低収益店を維持してきたが、見直しが進んだ。この機に環境に対応し筋肉質な体質へと改善できなければコロナ後もない」(外食チェーン関係者)。

各社は、閉店を継続する一方、コロナ禍後の消費者心理を推察しながら、業態転換や宅配などの対応強化を急ぐ。生き残りをかけた戦略変更への模索が続きそうだ。〈了〉

外食産業(飲食業界)の人たちにとっては、忌々しいコロナウイルスであり、いろんな意味で忘れられない2020年になりましたね。
他の産業も少なからず影響を受けたので、コロナ憎しですね。
各企業における戦略の見直しはもちろんですが、業界全般での新たな取り組みも必要な局面になったのではないでしょうか。
とにかく生き残りが第一であり、そのための知恵と工夫、そして運も必要な状況です。
業界は異なりますが、決して他人事ではありません。
こういうニュースがあまり増えないことを祈るばかりです。

復活の狼煙か?

2020-12-06 06:46:00 | 乗り物
2020年はヤリス(トヨタ)、フィット(ホンダ)と人気のコンパクトカーが代替わりした年でした。

トヨタ、ホンダに続き、日産も新型ノート(E13型)を発表。
そのE13型ノートは、今月24日に発売開始とのこと。

日産自動車はしばらく日本市場を軽視していると思えるほど新型車を投入せず、販売を担うディーラーも悲鳴を上げていました。
そして、ゴーン氏の逮捕や経営陣のゴタゴタなど、企業イメージもガタ落ち。
企業(自動車メーカー)として、先行きを不安視される報道も見られました。

そんな日産が、復活の狼煙ともいえる「ノート」を発表し、ネット上などでは話題沸騰の1台になっています。
今回は日産自慢のe-POWER(広義でのハイブリッド)のみで、ガソリン仕様はなし。そして、国内専売モデルです。
そういう割り切りも大事だと思います。そうしないと、コスト的に厳しいというのもあるのでしょうが…。

追って(来年2月とされる)後輪のモーター駆動の出力を増強した4WDモデルも販売を始めるとのこと。
4WDが必需の降雪(寒冷)地のみならず、前後バランスも改善しているとのことなので、ハンドリング(走りの質)にも役立つかもしれませんね。

まずスタイリング(外観)は、来年発売のEV(電気自動車)「アリア」に似たテイストですが、結構カッコイイと思いますね。
初代、2代目(先代)のテイストを踏襲せず、一新したデザインですが、欧州車のようなカッコよさが印象的です。
競合ライバルを置き去りにするほどのデザイン洗練度だと感じます。

そして、インテリア(内装)は、コンパクトクラスとは思えぬ高級感と先進的な部分を両立し、これまたライバルより1歩も2歩も先を言った感じです。
デザインだけでなく、機能性もしっかり確保されているようですね。

少し前から自動車ジャーナリストの試乗動画(テストコースでの試乗)もアップされていますが、走りもかなりGOODとか。
e-POWERの魅力である発進のスムーズさと加速の鋭さは維持しながら、違和感を減らしたということです。
加えて、車体性能を大幅に向上させ、ハンドリングも奥行きのある素晴らしいものだとか。
ただ燃費性能確保のため、エコタイヤを装着しているため、頑張って走ると少し物足りなさもあるのが(数少ない残念な)ポイントみたいですね。

国内専売のコンパクトカーということで、最小半径を小さくしたり、ボディサイズの適正化など市街地(住宅地など)での取り回しにも配慮したのは地味ながら、なかなか良い見識ですね。

様々なクオリティがかなり上がったのですが、その分購入価格が上がりそうです。
車両本体価格は他社ライバル(ハイブリッド仕様)を意識した価格設定(205~220万円)みたいですが、いろいろオプションを付け加えると諸経費込みで300万円くらいになりそうです。
もはやコンパクトカーの価格ではないですね。
輸入車(とくにフランス車)と遜色ないレベルまで、日本車の値段も上がっちゃいましたね。

24日の正式発売後、ディーラーにも試乗車が並ぶことでしょう。
これは試乗に行かなくては…。
試乗記は追って記したいと思っています。

「本丸」へ突っ込めるか?

2020-12-05 05:26:08 | 社会
読売新聞オンラインより。

安倍晋三前首相側が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、東京地検特捜部が、年内にも安倍氏本人から任意で事情を聞くため、安倍氏側に聴取の実施を打診したことが関係者の話でわかった。
安倍氏側も応じる方向で検討しているとみられる。

特捜部と安倍氏側は臨時国会閉会後にも、具体的な聴取日程を詰めるため、調整を進めていく見通し。
安倍氏は3日、東京・永田町の衆院議員会館で報道陣の取材に応じ、特捜部による聴取の打診について「聞いていない」と述べた。

特捜部は政治団体「安倍晋三後援会」の代表を務める安倍氏の公設第1秘書を政治資金規正法違反(不記載)容疑で立件する方針で、安倍氏にも一連の経緯について、認識を聞く必要があると判断したとみられる。

前夜祭は2013年から昨年まで、後援会が「桜を見る会」の前日に東京都内のホテルで開催。
安倍氏の地元支援者らが1人5000円の会費を支払い、飲食が提供されるなどした。

関係者によると、安倍氏側は会費徴収分のほかに、開催費の不足分を補填してホテル側に支払ったものの、収支を後援会の政治資金収支報告書に記載しなかった疑いがある。
不記載額は昨年までの5年間で4000万円規模に上る可能性も出ている。

安倍氏は首相当時の国会答弁で、「後援会としての収入、支出は一切なく、収支報告書への記載は必要ない。補填したという事実は全くない」と述べていた。<了>

改めて権力を失ったのを痛感しているかもしれない。
まぁ権力をそのような使い方をするのは「けしからん」のですが…。

いずれにしても、あんなに嘘を重ねて、国会を冒涜したのに、お茶を濁すことでは国民は納得しない。
彼の総理時代の政治責任(悪行の連続)は厳しく追及されてしかるべき。
韓国の歴代大統領ではないけど、この疑惑の捜査により政治生命を終わりにするところまで追い込んでほしいと思いますし、それだけの「悪」を重ねたのは明らかなのだから。

一部には、菅総理が安倍氏の首相再登板に対して、牽制しているため、自らが後ろ盾となり検察を動かしているという話もある。
それもどうかと思うのだが…。

まぁ粛々と捜査をして、真っ当な判断を下してほしいと願っています。
東京地検の皆さん、忖度せずにしっかりと頼みますよ!

山手線の開かずの踏切

2020-12-03 06:27:56 | 乗り物
少し前の共同通信より。

JR山手線に唯一残る駒込~田端間の「第二中里踏切」(東京都北区)について、北区は27日、都が近くに陸橋を建設した後に廃止すると区議会建設委員会で明らかにした。
JR東日本とも合意しており、今後文書を交わす。
踏切が全廃されれば、JR東が目指す山手線の自動運転化へ前進となる。

北区によると、都の計画では陸橋の幅は歩道と車道を合わせて10数メートルで、踏切から約200メートル北東に設置する。
2020年度中に国土交通省から認可を得られる見込みで、完成までに10年ほどかかるとみられる。

第二中里踏切はピーク時の1時間当たりの遮断時間が40分を超す「開かずの踏切」〈了〉

その「開かずの踏切」である第二中里踏切。 
ついに陸橋にして、踏切を廃止することで前進ですか。

でも踏切が廃止になるまで、やはり10年はかかるよなぁ。
JR山手線の自動運転も、将来的な視野に入れているから、なんだかんだで2030年代なんだろうね。

その頃、山手線や東京を取り巻く環境は、どうなってるんだろうか?

けしからん!

2020-12-02 05:48:30 | スポーツ
ゴルフダイジェスト・オンラインより。

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は、カメラマンがラウンド中の渋野日向子にお菓子を手渡したとして、大会を中継する日本テレビの担当者を厳重注意した。

大会2日目に14番でカメラマンが渋野にお菓子を手渡し、大会サイドから直接注意を受けた。
日本テレビの担当プロデューサーが3日目の朝に事態を把握し、カメラマンが所属する技術プロダクションを含め、「選手との適切な距離感」を保つように注意喚起したが、3日目の14番でも同様の行為があった。

このカメラマンは前週の「大王製紙エリエールレディスオープン」でも、渋野にお菓子を手渡していたという。

3日目を終えて競技委員からの報告を受けたJLPGAが日本テレビ側に厳重注意。
日本テレビは29日、渋野にお菓子を渡す模様を撮影するようカメラマンに依頼したことはなく、そういった映像も使用していないと報道陣に説明。
ラウンド後の渋野に直接謝罪したとしている。〈了〉

けしからん!
その言葉しか出ないよなぁ。

メディア的においしい画像(菓子を食べている画)を撮りたいために、そんなことをさせるとは...。
それも注意を無視して再三にわたり行ったのは言語道断。
カメラマンが悪いように報じられているが、もしかしたら制作者からの指示はなかったのか?
日本のメディアに携わる人たちの質的低下、そして甚だしい勘違いがあるのは明らかだろう。

当該放送局に対し、取材を禁止する(出入り禁止)とか明確なペナルティを与える必要があると思いますよ。
それくらいの悪質性のある問題(事件)ですからね。

月曜(30日)日テレの社長が謝罪したようですが、それで済むような話ではないぞ!
こんな馬鹿馬鹿しいニュースが報じられるのは、心底残念でならない。
日本のメディア、そこまで地に堕ちたのか。
権力には阿り、自らの都合で勝手な行動を取る。誠に情けないねぇ。

生きているのが奇跡だ

2020-12-01 07:03:20 | スポーツ
AFP通信より。

29日に行われたF1第15戦バーレーンGP決勝で、ハースチームのロマン・グロージャンが高速でクラッシュし、マシンが炎上する大事故が起こったが、本人は無事だった。
関係者やドライバーは、F1用に開発された現在の安全システムのおかげだと話している。

レースの1周目で、時速250キロ前後で走っていたグロージャンは激しくブレーキをかけながらコース脇のバリアに衝突。
マシンは衝撃で真っ二つになって炎に包まれ、前半分は鋼鉄のガードレールにめり込んでガードレールをひしゃげさせた。

それでも、グロージャンのいるコックピットはそれによってレールの下をくぐり抜け、本人は自力で脱出して手や足首に「軽いやけど」を負っただけで済んだ。
グロージャンはその後、搬送先の病院のベッドからSNSに動画を投稿し「ひとまず、皆さんに僕は大丈夫だということを伝えたい。まあ、だいたい大丈夫だ」「たくさんのメッセージを本当にありがとう」とコメントした。

1996年に総合王者に輝き、アイルトン・セナが命を落とした1994年のサンマリノGPでは、セナのチームメートだったデイモン・ヒルは「彼が生きているのは奇跡だ」とコメントしている。

この事故では、スタートからレースを追い、数秒で現場へ到着したセーフティーカーとメディカルカーのドライバーを担当するアラン・ファン・デル・マルヴァ氏、そして医療責任者のトップを務めるイアン・ロバーツ医師が炎と闘ってグロージャンの命を救った。

ファン・デル・マルヴァ氏は「私たちもすごく驚いた。これほどの炎はこの12年で初めてだった」と話している。

「あれだけの事故で、ロマンが自力で車から降り始めたのには非常にびっくりしたが、無事が確認できてほっとした。われわれが開発した安全システムの数々が、一体となって機能したことの証明だ。(頭部保護装置の)Haloにバリアー、シートベルト、そういった全てが、あるべき形で機能した」

「どれか一つでも欠けていれば、全く別の結果になった可能性もある」

グロージャン自身も、当初は物議を醸したHaloが自分の命を救ったと話し「自分はずっと賛成派じゃなかったが、今はF1に持ち込まれた中で最高のものだと思っている。あれがなかったら、今こうやってみんなに語りかけることはできなかっただろう」とコメントした。〈了〉

かなり衝撃的な事故でした。
ドライバーが軽傷だったのが不幸中の幸いでした。

改めてモータースポーツは危険と隣り合わせであり、ちょっとしたミス(今回はグロージャンの急激なレーンチェンジが主たる原因と思う)で、生身の人間が生命の危険に晒される現実を見せつけられた。

とにかく大惨事にならなくて良かった。
グロージャンの1日も早い復帰を…。

今回のアクシデントを教訓にして、改善すべき点が炙り出されたとも言えますね。
F1マシンの高速化に、サーキットの安全設備が追い付いていない(今回の場合、まずはガードレール)のは間違いないでしょう。
絶対的なスピードを落とすか、サーキットの安全基準(ランオフの広さや構造など)を再度見直すか?
死者が出る前に、対応しなきゃいかんですぞ!

画像は、引田天功の炎の大脱出ではありませんよ!