![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/56/a0d1c683078810a470523a1b936f4bae.jpg)
天板の裏は、中仕工の長台で平面を出した後、仕上げ鉋で仕上げ削りまでしてしまいます。
座卓はいくつも制作していますが、天板の大きさは材の大きさに合わせているので、各部材の大きさも少しずつ異なっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/b9/3e9689b6965ea5ead744604dcb9c522b.jpg)
天板の大きさ、厚さが決まった段階で図面を引き直します。
できあがった図面に基づき、各部材の木取り、荒削り、寸法取りをします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/92/767884f35292bf6db7862873b4a5fd78.jpg)
部材が揃いました。
すべて栃の縮み、共木です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/82/b6519ccf4d538816348c5d8a076c87cc.jpg)
天板に、虫くいの穴を発見。かなり深くまで食い込んでいます。
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穴が小さく深いので刻苧で埋めることにしました。
寒梅粉を水で練り、細かな挽き粉を加えて良く練ります。ボンドも少し加えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/d4/0366f50a93f93267062ad239d525858e.jpg)
穴の奧までしっかり詰めます。
乾くと縮むので、これを何回か繰り返します。