椅子の鉋掛けも最終盤、傘木の削り出し。
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万力に固定して、表を削り
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裏を削り。
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上部は万力で挟めないので手で持って削ります。
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最後は木口。ここは小刀で仕上げます。
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傘木、4本を削り終えました。
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これですべての部材の削り出しが完了。
動画を撮ったりブログに書いていて改めてわかったのですが、この椅子の作成では、半分~2/3は削り出しの作業でした。
部材が揃ったところで、一応仮組みをしてみました。
後脚と背はこの順番でないと組立てられません。
逆に言うと、6本の背も構造材としての働きもしており、傘木を外さない限り、後脚と背を座板からはずすことはできません。(材を割れば別ですが。)
つまり、たとえ後脚と座板の接合部の糊が切れたとしても壊れることはないのです。
極めてシンプルでありながら丈夫さを兼ね備えた構造なのです。
さらに、ダイニングチェアとして、座の角度・掘り・奥行き、背の角度・丸み、腰部の支え等、座り易さも追求して設計しています。
ちょっと能書きを垂れさせて戴きました。
これで木地が完成。椅子としての完成までには、まだ拭漆の工程が残っています。
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万力に固定して、表を削り
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裏を削り。
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上部は万力で挟めないので手で持って削ります。
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最後は木口。ここは小刀で仕上げます。
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傘木、4本を削り終えました。
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これですべての部材の削り出しが完了。
動画を撮ったりブログに書いていて改めてわかったのですが、この椅子の作成では、半分~2/3は削り出しの作業でした。
部材が揃ったところで、一応仮組みをしてみました。
後脚と背はこの順番でないと組立てられません。
逆に言うと、6本の背も構造材としての働きもしており、傘木を外さない限り、後脚と背を座板からはずすことはできません。(材を割れば別ですが。)
つまり、たとえ後脚と座板の接合部の糊が切れたとしても壊れることはないのです。
極めてシンプルでありながら丈夫さを兼ね備えた構造なのです。
さらに、ダイニングチェアとして、座の角度・掘り・奥行き、背の角度・丸み、腰部の支え等、座り易さも追求して設計しています。
ちょっと能書きを垂れさせて戴きました。
これで木地が完成。椅子としての完成までには、まだ拭漆の工程が残っています。