拭き漆で使う道具を紹介します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/68/f33eb9f7bc3c7d69f1485e33c658fbf8.jpg)
手前左から 篦(へら) その右のちょっと恐ろしげなのが塗師屋包丁 右の板は定盤(簡易)、この上で漆を混ぜたり調整したり、いわばパレットです。上に行って漆刷毛 その右のチューブが生漆 その右の箱は油箱。一番奥にあるのが手板、手持ちの定盤です。その右が茶碗、漆を入れます。そのほかにもありますがとりあえず。
まず、漆刷毛
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/f7/b03f1a808f676228777046a465261346.jpg)
漆を塗る道具です。一番奥に見える少し分厚いのは前にも紹介した胴摺刷毛(どうずりばけ)といい、馬尾毛を固めて作られた刷毛。その手前の刷毛はすべて塗刷毛で人の髪の毛でできています。使った後は菜種油で漆分を洗い出し、油をつけて保存します。
その時使うのが 油箱と鯨の髭で作った篦
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/52/2a1e7e0804abf37ec5bf0bc6f91174bb.jpg)
刷毛に右の油壺の菜種油をつけ、油箱の白い部分で鯨の篦を使って油に溶けた漆をしごきだします。しごいた漆は、板の隙間から箱の中へ。なかなかうまくできているでしょう。
次は篦(へら)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/d9/c32c1280c1aa2b7e59bf115111cd6642.jpg)
篦も使う目的によりいろんな素材で作ります。一番手前の2枚が拭き漆の仕事で一番使う桧の篦。右のような、目の細かい桧を柾目に薄く割った板を塗師屋包丁で削って作ります。その上にあるのがチシャ。麦漆やさびを練ったり、付けるのに使います。その上が真弓。主に定盤上の漆を扱う時に使っています。一番上の黒い篦は鯨のひげでできています。
これらの道具、昔から伝わるものですが使う目的にあわせ素材が選ばれており、先人の知恵に頭が下がるばかりです。
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手前左から 篦(へら) その右のちょっと恐ろしげなのが塗師屋包丁 右の板は定盤(簡易)、この上で漆を混ぜたり調整したり、いわばパレットです。上に行って漆刷毛 その右のチューブが生漆 その右の箱は油箱。一番奥にあるのが手板、手持ちの定盤です。その右が茶碗、漆を入れます。そのほかにもありますがとりあえず。
まず、漆刷毛
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漆を塗る道具です。一番奥に見える少し分厚いのは前にも紹介した胴摺刷毛(どうずりばけ)といい、馬尾毛を固めて作られた刷毛。その手前の刷毛はすべて塗刷毛で人の髪の毛でできています。使った後は菜種油で漆分を洗い出し、油をつけて保存します。
その時使うのが 油箱と鯨の髭で作った篦
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刷毛に右の油壺の菜種油をつけ、油箱の白い部分で鯨の篦を使って油に溶けた漆をしごきだします。しごいた漆は、板の隙間から箱の中へ。なかなかうまくできているでしょう。
次は篦(へら)
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篦も使う目的によりいろんな素材で作ります。一番手前の2枚が拭き漆の仕事で一番使う桧の篦。右のような、目の細かい桧を柾目に薄く割った板を塗師屋包丁で削って作ります。その上にあるのがチシャ。麦漆やさびを練ったり、付けるのに使います。その上が真弓。主に定盤上の漆を扱う時に使っています。一番上の黒い篦は鯨のひげでできています。
これらの道具、昔から伝わるものですが使う目的にあわせ素材が選ばれており、先人の知恵に頭が下がるばかりです。
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