Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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断端部尖足対策

2016-05-07 00:15:11 | 義肢装具や関連のお話



尖足対策

我が娘さんの義足について
少し細いけれど、備忘録を兼ねて。
試行錯誤の記録をつけておく。
参考になれば。

いま、娘さんはシリコンライナー、オズールX5を装着して大腿義足を使用している。
使い勝手も良いし、朝から寝る前までの連続しようにも耐えてくれている。
ケアは必要だが、断端管理もなんとか出来ている。

数点だけ問題がある。
一つ目は共通の問題。
シリコンの劣化による肌への密着度の低下。
それによる装着感の変化である。
つまりはライナーのなかで断端が動いてしまいやすいのかな。
結果的に断端が荒れたり、空気がライナーの中に入ったりする。
本人としてはすごく気になるらしい。

二つ目は断端形状とライナー先端部形状が異なること。
我が娘の場合、特に右足がこれにあたる。
左脚が膝のお皿まで残しての膝離断であるのに対して、右脚は膝のお皿が最初から欠損していた状態。右大腿部も骨端部が十分に生成されきっていない状態で生まれてきている。
だからして、通常の大腿骨骨端部と比べると橋の膨らみがない。
つまりは円錐形のように先端が尖るカタチに近くなる。これを尖足というらしい。

この形状の差により、何が起きるか。
なんとなくイメージできるだろうか。
ライナーの中で断端の先端部分が動ける余地があるということ。
それを防ぐにはどうするか。
断端先端部から空気を抜いて、ライナーを断端にフィットさせる。これが大切である。

普段はこの作業。
ライナー装着時に、本人が工夫してライナーを履く際にトライ&エラーでやっていること。
何回も履き直したりしながら。
自力でライナーの上から空気をなぞり空気を抜く。

これが実に難しくて面倒らしい。(^^;;
毎朝、イライラしているのを見るたびになんとかしてやりたいなと思う。

断端は人それぞれ。
綺麗な球体なんてない。
なのに、シリコンライナーの硬めの断端部は球体。
だから隙間が出来て当たり前。
そうなのである。

その間に何かを挟み込む事の難しさ。
いつも考えてしまう。

対策をいまも考え続けている。
いろいろ試しながら。
時間がなくなってきてしまうね。(^^;;


続きは後日(^^;;

コメント
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