Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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幼児用義足について思う。

2016-05-26 01:29:40 | 義肢装具や関連のお話
「幼児用スポーツ義足の意義」

中部地方の2歳前から両足大腿義足を使う小学6年生の娘は、合気道を学んで5年になるが、走ることには興味がない。

私は「皆が自然に走り始める4歳児頃からスポーツ用義足が当たり前に使えたら、周りの子と一緒に楽しみながら走ることを学べるたのに、あきらめてしまった。」と考えている。

そもそも幼児・小児が使える製品が日本で手に入らなかったことに加え、買えば数十万円、レンタルでも両足で14,000円の費用負担が大きく断念した。補助のハードルは果てしなく高い。

小児の義肢装具の補助運用は、地方自治体に裁量が与えられているのが現実。

しかしながら今は、自治体によってかなりのばらつきが見られる。小学校の指導要綱で定められている動きをするための道具としての義肢についても補助が難しい、今の制度。何かが間違っているような気がしてならない。
4月にできた法律の趣旨にも則していないような気がする。

義肢装具を使用する子供達が運動を楽しめるようにするためには、地方自治体が運用裁量を発揮しやすい、事例集や指針等の整備が望まれている。
いつか、こうしたこと。
やりたい

どなたか賛同いただける方、いらっしゃればやりましょう。
時間がかかっても。働きかけ続ければいつかはできるかもしれないから。

もう娘には関係なくなりつつあるけれど。
やはり捨て置けない。
なんとかしたい。この気持ちは変わらない。

私にできることはなんだろう。
何かできること、探してみなければね。



コメント
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