Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

「Chunの部屋」もよろしく。メアドもそちらにありますよ。http://aka.gmobb.jp/chuns_room/

15足目の義足の支給決定。及び総括

2016-11-08 00:01:54 | 義肢装具や関連のお話
15足目の義足の支給決定の報告をし忘れていました。
ホームページを整理する都合もあるので、整理しておきます。

義足を作るたびに、時系列を含めて経過を整理したものを、私の個人ホームページ「chunの部屋」にて紹介しています。この記事に合わせて更新しますね。

15足目にして大人用のパーツのトップシェアを誇る膝継手、オットボック3R106を使い始めることになりました。また去年に比べてもだいぶ重くなりました。
今年は加えてターンテーブルも足してあるので、さらに重く長く。
大変な変更になりました。

12歳ちょうどくらいの時(小学6年生)に型取りしたもの。

交付相談は・・・・平成28年 4月
8歳ごろからは仮義足を作成してからの変動要素が大きすぎると言うことで・・・
役場の方々と相談して申請前に義足をある程度試すことに・・・
今回は断端の成長が著しくてすこし早めに・・・・・。
作成開始は・・・・平成28年6月
仮完成時期は・・・平成28年7月
交付申請は・・・・平成28年9月
交付券発行は・・・平成28年9月
完成時期は・・・・まだまだ調整中(^^;;


今回の義足は・・・
 昨年に続き大人用パーツの支給を行いました。
 今年の最大のテーマは、膝継手の二具目を支給してもらえるかどうか。
結果からいうと、今回大人用になって初めての二具支給相談。
役場に認めてもらうことが出来ました。
本当は去年と同じ膝が希望だったのですが、役場判断で同じものは高価すぎるということになり。そのおかげで、かなら大変な思いをして完成にこぎつけた感じです。


パーツ選定には慎重を期して、何度も試しばきと相談を重ねつつ決定。
 最後の最後まで見た目の改善や膝継手カバーの改良に苦労しました。

何が変わったかというと。
 膝継手が3R106に、大人用部品のトップシェアのものに変わったこと。
 膝継手の重さが大人の標準的な重さになったこと。
 膝が曲がりすぎるため、立膝がしやすいように専用膝継手カバーを自力製作したこと。

ソケットは吸着式、ライナーはシリコン製のX5、足部はバネ付のトライアス1C30に。膝継手は3R106です。ターンテーブルをつけたぶん、足の長さが伸びています。

身長が今回で159cmを超えています。
身長と体重の比率の目安になるローレル指数は85くらい。痩せすぎです。
つまりは足がバランス的に長い。
左足の膝のお皿がある断端の下に、義足の膝がくる分膝上まで膝上が長くなり、大腿部に合わせて下腿部長さを決めるから下腿部も長くなる。
でもこうしないと、ひざ立ちや体操座りのときに違和感がたくさん。なかなか難しいのです。(^O^)


今回は様々なトラブルとの戦い。
未だに断端のあれや痛み、ソケット内でのライナーの微細な動きにより音なりなどに悩まされております。
ただ、この二年の一番の課題だった、「大人用部品の重さへの対応」は比較的スムーズに行えている感じがします。本人的にもあまり無理せず筋肉をつけられたかな。
そういうところ、義足部品選択の中長期ビジュンみたいなの。
今の福祉行政から抜け落ちていて、誰に相談したものか悩みます。

→「chunの部屋」リンク先はこちら。
今までの経緯のリンクがまとめられています。
ご参考まで。
今年追加したのは、15足目です。
http://aka.gmobb.jp/chuns_room/sub60.html











コメント
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