Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

「Chunの部屋」もよろしく。メアドもそちらにありますよ。http://aka.gmobb.jp/chuns_room/

イクメンの現実

2016-11-09 00:03:30 | ぼやき&愚痴
障害児を支えながら働くということ。
もちろん障害児でなくても、家庭を大切にして働くということ。
そんなに簡単ではない。



我が家には大切な大切な娘がいる。
普通よりもケアが必要で、頑張り屋さんで。
あまり自分ではSOSを出すのが苦手なところが私譲り。
だから、できるだけ見ていてあげたい。

些細な出来事一つ一つ。
話をしてくれる節々に、娘は知らず知らずに本音を話す。
いろいろあるんだなって思う。
小学校も大変だなって。

娘を支えようと決め、自宅から近い職場で残業をしないと決めてから12年。
周りからは、恵まれているとよく言われる。
公務員じゃないと無理だよねと。

違うのだ。公務員でも十二分に無理なのだ。
仕事や雑務はたくさんあり、誰かがやらなければ誰かがカバーしなければならない。
それが判っているから、自分なりに仕事を早く効率化し、周りにかける迷惑を最小限にするように心がけて仕事をしてきた。
自分の空き時間は全て、やることがあれば周りのサポートに回る癖もついた。
見る人は見ていてくれる。それは解る。
でも、やはりそうでない人もいる。
そうした人が同僚や上司になると、とてもきつい。

自分が周りに迷惑をかけていて、それを気にしているところに、時折してしまうミスや失敗の指摘をされる。応分の働きをしていないと言われる。でも、何かを教えてくれるわけではない。
そんなこと。
たぶん、当たり前にどこでもあること。

異動するたび年度当初から、お荷物扱い。
挽回しようと必死に頑張ったら、「真面目にやっているのだけは認めるが、それだけじゃダメだ」と、笑いながら静かに罵倒。何一つ評価はしてもらえず、ピンポイントの批判。
うーむ。さすがに心が折れそうになる。

少なくとも今から半年、めのまえで座ってるわけなんだから、そんな言い方しなくてもいいのに。困っている人を見て楽しむいじめっ子じゃあるまいし。
しかも上司ときているからなぁ。

たぶんこういう社会がいけないのだ。
定時に帰り、子供を優先するというだけで、こんな目に遭う。
私はいい。こうしてなんとか持ちこたえられる。
でも、ほんの少し弱ければ、あっという間に壊れてしまえる。

恵まれていると言われている公務員ですら、そうなのだ。
それ以外なら推して知るべし。
なんというか、やりきれない気持ちになる。


今回は課長と話をして、波風をあまり立てない範囲でのとりあえずの対応と、来年度の提案をして頂いた。少し、気持ちが落ち着いたように思う。
直属の上司とのあと五ヶ月ほどの隣り合わせの業務は続くけれど、努めて気持ちよく挨拶しながら、やっていかなくちゃね。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする