秋の日のヴィオロンの

2007年09月26日 | Weblog


 また暑くなってしまいました。朝晩は寒いくらい涼しいので過ごしやすいですが、日中はだめですね。疲れます。

 雑用がありすぎて、すこしストレスがたまり気味です。雑多な用事ですから、定まった形ではありません。複雑です。昨日なんかは、ほとんど一日中外出したり帰ってきたりの繰り返しでした。野良仕事なんか何もできませんでした。の~~んびりとやるのがモットーだったのですが、世間の雑事に追われ気味です。まあ、そういう時もあるんでしょう。嵐、というほどでもないですが、プチ嵐のような忙しさが去るのを待ちます。

 近ごろ少し感じているのですが、この家庭菜園周辺のブログの様子が微妙に変わってきていますね。そろそろ、ブログも頂点を越えましたかね。ブログ閉鎖という方も、はっきりとは確認していませんが、いるような感じです。肌で感じるという言い方をすれば、そういう感じがします。日焼けしてザラザラしている肌ですから、鈍感ですけど。

    さらさらとどこかさびしい秋の風    

    さむ空の風にゆらぐは尾花かな

    煌々と冴えてさびしい秋の月

 とまあ、一抹の寂しさが感じられます。

 珍しさが過ぎて、飽きが来たのかもしれませんね。秋ですからね。そろそろブログも秋田県。そんなことは岩手県で、出来るだけ長野県や長崎県で行きたいもの。今やめてはダメだっ千葉。なんちゃってね。


    

 「来年の今月今夜、、、再来年の、、、、、。」と言った小説の主人公のセリフは有名ですが、昨夜の月は見事でした。雲が多少ありましたが、一点の雲もないというより、多少あって見え隠れしたほうが、何となく風流です。「月にむらくも花に風」は私の人生   。月にも花にも多少の雲や風ならかえって風流。

  秋風にたなびく雲の絶え間より
       もれいづる月の影のさやけさ   藤原顕輔
                      (ふじわらのあきすけ) 




    

 お月様にお供えしたものです。私が供えたので雑です。写真に撮ってから気が付きました。お月さん(月読命:つきよみのみこと)に 「相変わらずだネー。」 と笑われたかもしれませんね。     団子は手作り。里芋は今年初めての収穫です。栗も自宅でとれたものです。(ちょっとした自慢?)


    

 耕したあとにミニトマトがぞっくりと発芽しました。これはこれからではちょっと実をならせるのは無理ですね。落ちた実が、そっくりそのままなら、春になってから芽を出すのでしょうが、かき回されたので発芽のモードになってしまったんでしょうね。

 こうなったら、雑草と同じですから、種まきをするにはもういちど、耕さないとだめですね。もっとも、石灰はまだですので、ふりまいてからもう一度耕します。

    

 レタスは害虫も付かずに、快調です。どうしてレタスには害虫がつかないのか不思議です。ヨトウムシはつきましたっけ? とろりとした甘さがないのでしょうかね。鶏にやっても食べません。鶏に聞いてみたのですが、コーコーコーと言うだけで、どうしてこうなのかは言いませんでした。

 そんな、埒(らち)の明かないことばかりやっていてもしょうがない。卵の数が増えるわけでもなし。


    

 ちかごろ、これを聞いています。オットー・クレンペラー指揮/フィルハーモニア・オーケストラのベートーベン交響曲全曲、それにダニエル・バレンボイムのピアノでピアノ協奏曲全曲の入ったボックスです。

 久しぶりにフィルハーモニア。うまいねー。音を大きくして聞いています。聞き比べというと意地悪ですが、オーケストラでもいろいろありますからね。比べると、鈍感な私にでも違いが分かってしまうこともあります。下手というのもおこがましいのですが、少し力の劣るオーケストラでも、おもしろさや味わいがまた違うので、一概に優劣はつけたくないですけどね。

 クレンペラーのこの顔。頑固一徹という感じ。おっかなそうな爺さんです。もうとっくに亡くなったんでしょうね。

 風が涼しくなってきたので、バイオリンの音色が良く聞こえる季節になりました。まさに 「 秋の日のヴィオロンの、、、」です。


     

  夏じゅう咲いていますね。きれいな花ですから、最高に良いですよ。


  それでは きょうもお元気で 風邪などひかないように、、、