河童さんが、「片道約2時間の通勤電車が読書室です」とおっしゃっていましたが、どおりですごい読書量だなと思っていました。
私も若い頃に2時間も長くはありませんでしたが、同じ経験をしたことがありました。その時が今までに一番読書ができた時でした。
でも、今はその時を上回ることが出来そうです。ただ一つの条件を解決出来たらという条件付きですけど。
この頃は、鼻づまりがひどいです。特に夜は口で息をしています。ですので、口の中が乾きます。熟睡できません。それが読書に影響してきます。だいたいが、本を読んでいると夢の世界に入っていくのです。宮部みゆきも夏目漱石も藤沢周平もシドニー・シェルダンも夢の中ではごちゃまぜになってしまうのです。
これ一冊を半日くらいで終わりにしようと思ったのに、睡魔のためになんと1日半もかかってしまいました。ゆらりゆらりと睡魔舟が白昼から沖にこぎ出してしまうのですよ。睡魔舟の読みかたはスイマセンです。
この本ですが、泥棒が主人公とはめずらしい本です。それに、「おやつはカール」くらい中味が軽いものだったです。・・・私も古いですね。もっと新しいお菓子を知らないの? なんて言われそうですが、今のは名前も知らずに食べてますから分かりませ~~ん。カールなんてのも、コマーシャルで覚えた名ですから。三橋三智也の歌が良かった。
裏山の立木の伐採は終わりました。低い木は風よけのためと、下の小さな木が道路に枝を張り出すのを防ぐつもりで残しました。これくらいなら、私が丈夫になったら必要な時には伐採出来ます。左の背の高い木2本は、その後切り倒しました。
トラックで運び出し始めましたが、何せ木材が重いので苦労しているようです。それに、かなりの量になったようです。倒してみると、立っている時よりも量感がずいぶん違います。
クレーンのついた車をレンタカーで借りてきたようです。時間のロスもあるし身体的な負担もかかりますからね。これで、つぎつぎと運び出してしまいました。それでも、たっぷりと2日はかかったようです。これを製材所に持っていくわけです。
私が伐採した場合は、この長い木材を今度は30cmくらいの長さに切るわけです。つまり、持ち上げられるくらいの長さと重さですね。それをトラックに積んでたき火のところまで持ってきて、ただ燃やすだけです。もったいなくても仕方がない。
考えてみたら、去年の冬などはこれほどの仕事をしていたんですね。ずいぶんと働いていたものだと思いますよ。
毎日ぐうたらに過ごすというのも辛いですね。むしろ、入院でもしてしまって自分の畑や山の景色が見えない方が楽かも知れません。見ていてできないというのは、一種の残酷さがあります。今は修行の時だと思うようにしています。
一日一茶
老いが身の直(ね)ぶみをさるゝけさの春
川 流
じれったいでもやっぱり我が家はいい
念力があれば雑草なんのその
すずめの子そこにいていいよ私がよける
できるのは犬猫鶏のえさ焚き火くらい